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突然の痛みと初の救急車。

2016年9月中旬の昼頃、その痛みは突然起こりました。

下腹部の痛みで目が覚め、とりあえず鎮痛剤を飲もうとベッドから降りようとしたところ、ベッドから落ちて動けなくなりました。

子宮に差し込む強烈な痛みで、助けを呼ぶにも呻き声すら出ない。
そこら辺に落ちていた物を手当たり次第壁にぶつけ、家に居た母親を呼ぶことに成功。

お腹を抱えて倒れている私を見て、母親が背中をさするも、そのさする手が痛くて悲鳴が上がる。

水を持ってきてもらい鎮痛剤を飲み、母親が「救急車呼ぼうか?」と言ったのを、「とりあえず30分待つ。薬が効くかも知れないし」と制止。

しかし30分経っても痛みは治まらず、救急車を呼ぶことに。

15分後に救急車がやってきて、血圧を測り、担架に乗せ、近くの総合病院へ。

まず妊娠の有無を聞かれ、下腹部の触診。
押された所が痛くて悲鳴。
恐らく子宮の痛みという話になり、次はエコーで子宮内を診ることに。

「あー出血してますね」と医師。

その日は排卵日だったのですが、排卵の時に卵巣の傷から出血する「卵巣出血」でした。
元々排卵日にも出血することが多かったのですが、卵巣内で大量に出血してしまったようです。

痛みが取れないので、痛み止めの点滴をしてもらい、帰宅することに。
しかし歩けない…。
母親の手を借りて、ガニ股で歩きながらタクシーに乗り込み帰宅しました。

ちなみにこの後も2週間ぐらい痛み、ガニ股生活が続きました。

総合病院で「落ち着いたら婦人科で診てもらってください」と言われたのですが、この時期私は月に3日ほどしか休みがなく、結局病院には行かなかったのです。

本当に危機感がありませんでした。

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Kana
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