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At The Hop/The Sherrys(1962)(2016/9/4)


【レビュー】

地味目なオールディーズ、前回に引き続いて、もう一丁。
ボートラ付で、国内盤フィジカルが芽瑠璃堂で再発されておりました。

しかし、この Sherry's、正直、情報がなく。
英語のWikipedia でも、このザマです。

本盤の解説も合わせると、どうやら、60年代初頭のダンス・ブームにあやかって適当に作られたグループで、メンバーは姉妹を中心とした4人だったのですが、1人が脱退してジャケットでは3人になっている、という感じだったみたいです。
確かに、タイトルには「linbo」、「dance」、「twist」といった文字が舞っております。

ともあれ、今となっては、そのやらされている感というかルーズさが最高。
何も考えたくないとき、50年代・60年代前半の豊かなアメリカの映像を見たとき、等にはもってこいです。

なお、この手の音楽、実は、子どもには結構ウケが良かったりします。
単純なコード進行で、声が明るくて、曲が短くて。
なるほど、理屈はさておき、潜在的な音楽の楽しみを備えているのかもしれません。


【結論】

★3。
芽瑠璃堂の再発では、以下のボートラがあり、これらもなかなかでした。
13 Saturday Night
14 Your Hand In Mine
15 That Boy Of Mine
16 That Guy Of Mine
なお、左の子がえらく可愛いのに対して、細木数子的なメンバーが中心にいるというジャケットの不条理さも、味わい深いものがあります。
どなたか、メンバーの詳細を教えていただきたいものです。

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