Kissing To Be Clever/Culture Club(1982)(2018/12/2)
【レビュー】
というわけで、もう一丁Culture Club、1982年デビュー作。
次作、Colour By Numbers がバカ売れしたのですが、こちらの方が名作というファンも多いようです。
日本版だと「Mystery Boy」が入ってたり、アメリカ版だと「Time」が入ってたりなのですが、オリジナルは上記の9曲、ということのようです。
前回も書いたのですが、この人たちは、ジャンルとしてはソウル寄りなのですね。
Boy George の異形ゆえ、当時は全く気づかなかったんですが、基本は至って地味。
そんな中、時折、とんでもなくポップな楽曲が紛れ込むため、余計に核の部分が見えにくくなるという。
本作、この9曲もいたって地味。
9がシングルでかなり売れてはいるんですが、80年代を反映してかなりデコレートされているとはいえ、ようこんな地味な曲が売れたな、と。
逆にいうと、30年以上経過した今でも、まだこれからも残りうる作品だと思うのですね。
Colour By Numbers にどうしても埋もれがちですが、これもまた名盤であります。
【結論】
★4。
まさに忘れられようとしている名盤。 次世代に残していきましょう。