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Morrison Hotel/The Doors(1970)(2017/3/19)


【レビュー】

前回に続き、Doorsを。

前回取り上げたライブ盤でも分かるとおり、Doors は、元々ブルース・ロックの血が濃かったのですが、突如(と見える)として原点回帰した5枚目のアルバム。

正直、昔はあまりピンと来なかったアルバムです。
Doors といえば、Ray のキーボードがヒャラヒャラしてサイケ、というイメージだったわけです。

しかし、オッサンになってから聴いてみると、これはこれで非常に味があります。
ブルース・ロックとヒャラヒャラの融合が素晴らしく、かなりの傑作。
1のいきなりのゴリゴリのギターは、名イントロですし、3~5あたりの流れも素晴らしい。

そして、10はDoors 屈指の名曲。 かなり忘れられがちな作品ですが、名盤と言っていいでしょう。


【結論】

★4.5。
そして、本作のジャケはまだ大丈夫ですが、晩年、Jim の容貌がどんどんアメリカ南部のメンドくさそうなオッサンに変化していくのが、また味わい深い。
こちらが、1970年9月の、多分逮捕か裁判時の写真。
うん、パブで会ったら、すーっと違うテーブルに逃げますね。

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