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Rise & Fall of Ziggy Stardust/David Bowie(1972)(2016/3/28)
【曲目】 1. Five Years 4:44 2. Soul Love 3:34 3. Moonage Daydream 4:41 4. Starman 4:14 5. It Ain't Easy 2:58 6. Lady Stardust 3:21 7. Star 2:48 8. Hang On To Yourself 2:40 9. Ziggy Stardust 3:14 10. Suffragette City 3:26 11. Rock 'N' Roll Suicide 2:58 【レビュー】 【結論】
【レビュー】
Bowie の過去作も一つくらいは取り上げてみたいと思います。
「1枚あげるとしたら」といっても、人それぞれバラバラなのがこの人らしいですが、ここでは1972年の本作をあげてみたいと思います。
冷静に見ると、相当に異形な作品であります。
オープニングで、いきなり、人類には「あと5年しか」ない、と。 で、空では「スターマン」が待っていて、「レディ・スターダスト」と「ジギー・スターダスト」とかいう宇宙人っぽい奴らがいて、最後は「ロックンロールな自殺」。
ネイティブではない私には理解しきれないわけですが、何ともぶっ飛んでるし、幼稚な、というか妄想てんこ盛りな、どちらかと言うと「ムー」的な設定でもあります。
が、しかし、これが、一大コンセプト作品としてグッときてしまう不思議。
ボウイのキャラ設定がお見事なのもあるのでしょうが、やっぱり、声が異常に魅力的なのでしょうね。
1で昇天してしまいますし、あっというまにラストまで走らせてくれます。
トリック・スターといっては申し訳ないのかもしれませんが、こんな設定を堂々とカッコよく進める人は、もう現れないかもしれません。
あらためて合掌、であります。
【結論】
★5。
最後に、ボウイの中でも、私が一番好きな写真を。
この人にしてもLou Reed にしても、性癖がどうとかはどうでもよくて、とにかく最高にカッコいいです。