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A Whole New Thing/Sly & The Family Stone(1967)(2020/4/19)
【レビュー】
Sly、もう一丁。
今度はデビュー・アルバム。
あまり顧みられることのない作品ではあります。 英語版のWikipedia でもこの薄さ。
まず、何はともあれジャケでしょうかね。
ずっと、どこかのオバハンだと思ってましたが、中央はSlyですね・・・。
60年代特有の何でも有り感があるわけでもなく、単にカッコ悪い。
中身は、さほど悪くはないのですが、あんまりファンク色は強くないでしょうか。
確かにブラスとかは入っていますが、それもペラッペラで、ポップ寄りというか、もっと言うと、モータウンみたいな軽さがあります。
Slyの声もまだ若く、凄みはない。
ここから、徐々に独自性を獲得していくのであり、未完のデビューアルバム、ということで緩く評価したいといったところです。
【結論】
★2.5。
↑
なお、この本では、さすがデビューアルバムだけあってメンバーが高揚していた様子が書かれたりしています。
結構貴重な本なので、オススメです。