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【時代の曲】⑨Billie Jean/Michael Jackson(1983)(2025/1/5)
あけましておめでとうございます。
新年一発目、今回は大ネタ中の大ネタ、Billie Jean です。
シングル発売が1983年1月なので、私は当時小学5年生。
ベストヒットUSAも見たことがなく、FMもほとんど聴いたことがない、その程度のリテラシーで、クラスメートもほとんど変わらないはずでした。
しかし、ませていたのか、兄姉から教わったのか、確かに、廊下でギクシャクのムーンウォークをやってる奴はいました。
私自身といえば、翌1984年、中学生になってからようやくアルバム「Thriller」を知ったという程度の音楽偏差値。
しかし、まだアルバムチャートには残っていたし、Michael も怪物には成り切っておらず、流行最先端という立ち位置だったので、「Billie Jean」にしても「Beat It」にしても、まだまだ色々な場所で流れまくっておりました。
今、あらためて聴き直すと、結構奇怪な曲だな、と思います。
ちょっと遅めのbpm、盛り上がりに欠けるイントロ、だけではなく最後までローテンション。
よくこんなのが売れたな、しかも日本でも、と思いますが、ともあれ、そこらで変な後ろ歩きが爆発的に流行っていたのは事実で。
まとめますと、ようやく、大して音楽好きでもない若者が海外の音楽にカジュアルに接する「洋楽文化」が根付いたタイミングであり、それがローティーンにまで届き始めた時代の象徴的な曲なのだと思います。