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Be True/中村あゆみ(1985)(2020/5/3)


【レビュー】

コロナ禍中の連休ですが、ものともせず、というか何も考えずに。

前回が、歴史の闇に埋もれたbis でしたので、今回は、日本国内で、あまり名前を見なくなってしまって久しい中村あゆみです。

今でこそ、時折、本作2の「翼の折れたエンジェル」でテレビに出てくるのが露出のほとんどですが、決してそれだけの人ではなかった。

昔から、脈々と、不良なりヤンキーを主たるターゲットにしたミュージシャンはいたのですが、そこに、「まっすぐ」「実は純粋」「女子っぽさは忘れない」といった要素をまぶして、明確化したのが中村あゆみだったと思うのです。
このコンセプトに加え、ほどよい可愛さ(ほどよいブスさ)、男側では尾崎豊が台頭しまくっていたこともあわせて、人気が爆発したのではないかな、と思っています。

私もご多分に漏れず、一時期は、結構よく聴いておりまして。 本作の中では、2は別格として、1、5、10あたりが、中村あゆみのはすっぱなヴォーカルの魅力が良く出た、佳曲。
全体として、歌謡曲8・ロック2、みたいなブレンド、偏差値40前後、といった雰囲気の良作です。

後追いでわざわざ聴く作品ではないかもしれませんが、40歳以上の人は、もう一度聴き直すべきであります。


【結論】

★4。
とか言ってたら、結構活動されているようでした・・・。
大変に失礼いたしました。
明中で一緒だったはずの奥居香とかと、コラボできないもんでしょうか。おっさんおばはん、歓喜。

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