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Aretha Now/Aretha Franklin(1968)(2018/8/19)


【レビュー】

Aretha Franklin が亡くなってしまいました
前々から体調不良の報道はあったので、覚悟は出来ていたものの、また一つ巨星が逝った、とがっくりきてしまいます。

追悼、ということで、今回は1968年発表の本作。
以前レビューした「Lady Soul」とあわせて、代表作と言われることが多い作品です。

Arethaは、アトランティック・レコードに移ってから、ゴスペルを基礎としながらポップセンスを身につけて爆発するのですが、本作も、まあソウルフルなくせに異常に聴きやすい。
個人的に初アレサだった2が入っているだけで嬉しいのですが、それ以外も、超有名な1だけではなく、ブルースの4、ポップな9からラストの10まで、全体的にAretha のヴォーカルが躍動的で、瞬く間にラストまで、という感じです。

時間も30分未満と短いのですが。 真っ黒ソウル、というわけではないので、物足りなさを感じる向きもあろうかとは思いますが、ポップとゴスペル、ソウルの架け橋、という点で素晴らしいアルバムだと思います。

しかし、まだ76歳だったとは。
60年代前半から活躍していたイメージが強く、加えて最近メディア露出が少なかったため、80歳を超えていると思い込んでおりましたが、まだ若かったですね。

合掌。


【結論】

★5。
あと、ジャケ写のアレサがちょっとかわいいです。
どう見ても26歳には見えない凄みもあるのですが・・・まあ、洋服がシックスティーズなので、うん。

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