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My Cherie Amour/Stevie Wonder(1969)(2023/10/15)
【レビュー】
Nina Simone が隠というわけではないですが、こちらはどうしても陽のイメージが強いStevie Wonder。
今まであまりレビューしていなかったのはたまたまで、もちろん好きですし、素晴らしいアーチストであることは疑いがない。
ただ、何にせよまあ多作なお人で。
同じく超多作のPrince は、中高時代と80年代がビンゴにかぶったため、何とか付いていけましたが、Stevie は、音楽に目覚めたころには丁度アイジャスコー、という、何とも言えないタイミング。
それゆえ、手をだすタイミングを失い、トータルなキャリアを追いきれていないのが正直なところですが、とりあえず、1969年の名作の誉れ高い本作。
ところで、私も勝手に思い込んでいたのですが、Stevie は、全部全部自分で曲を作っていたわけではなく、本作も、半分は他の人の曲です。
英語版Wikipediaによれば、2は1951年作品、3は1941年作品、5は1965年作品、いずれもカバー。
確かにオリジナルを知らないから、なんですけど、どう聴いてもStevieの曲だよ。 何なんでしょう、この唯一無二感は。
シングルになった9も、もちろん1も、素晴らしい。
ただ、、、、 コアなファンはどう判断しているのか分からないのですが、3は、やっぱ選曲ミスでは。 Doorsとソウルの食い合わせは最悪で、さすがのStevieでも換骨奪胎仕切れなかったかなあ。
でも、トータルではもちろんの名作です。
【結論】
★4.5。
しかし、当時19歳ですぜ。
「雨の慕情」発表時、八代亜紀29歳、と同じくらいの衝撃でした。