The Rolling Stones/The Rolling Stones(1964)(2018/3/4)
【レビュー】
ふと思い立って、Stones のベスト・プレイリストの作成に着手。
地道にファーストから検索してみよう、ということで、本作から聴き直してみたいと思います。
Stones はここから始まったのですが、曲目を見れば歴然、ブルースのコピー・バンドであります。
なんぼ、まだ64年と言えども、Beatles はオリジナル色を大爆発させていた中、オリジナルは9だけとは。
Keith も似たようなことを言っていたはずですが、Stones 自身、バンドは長時間やり続けるものではない、と思っていたのではないかなと思います。
もちろん、ここからさほど時間を置かないうちに大躍進となるわけですが、この段階では、個性的なヴォーカルのMick と、天才プレイヤーBrian を中心とした白人ブルース・バンド、それ以上でもそれ以下でもないという。
そんな感じで、魅力爆発、とまではいかないのですが、ブルース・カバー作品としてはもちろん極めて秀逸。
Mick の声が若い、ギターが跳ねている。 最新作なんぞ聴く必要はないですが、Stones のブルースが聴きたければ本作を聴け、であります。
【結論】
★3。
プレイリスト当選候補は8。ベタですが、やはりメロは秀逸。
ところで、Stonesのレビューは細々と続けていこうと思いますが、基本的にイギリス盤を用いていきます。
が、イギリス盤のフィジカルは相変わらず謎の品薄。 これは本当に何とかして欲しいのですね。