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来月もしたくなる! コーポレート部で「ふりかえり」を楽しく続けるための3つのポイント

■ はじめに

こんにちは!
KDDIアジャイル開発センター(以下KAG)コーポレート部のまいたです。

みなさん、チームや部のふりかえりは定期的に行っていますか?
実はKAGコーポレート部では、毎月全員参加で行っています。

「分かりやすい成果」や「成長」を感じづらいことが多いコーポレート部門にとって、一度立ち止まって、自分達がこの1カ月にできたこと・できなかったことを見つめ直し、来月はこんなことを頑張るぞと掲げるきっかけになるとても大切な時間だなと感じています。

今日はコーポレート部のふりかえりの内容や、楽しく続ける秘訣をご紹介したいと思います!

■ 自己紹介

新卒で塾の教室長を経験後、営業アシスタントなどいくつかの事務経験を経て2022年にKAG入社。最近寒くなったので、猫が添い寝してくれるようになって幸せです。


■ ふりかえりの概要

ステージに合わせて頻度・時間・手法などは見直しているのですが、現在はこのようなふりかえりをしています。
・頻度:月1回・90分
・形式:現地&オンラインのハイブリッド
・内容:
  ① タスク管理ツールでこの1カ月の完了タスクをざっくり振り返ってコメント
  ② 部のOKRとその進捗を確認
  ③ KPTなどのフレームワークを使って、付箋を書いて貼る
  ④ 自分が書いた付箋についてコメント
  ⑤ 次の1カ月がんばることを1つだけ決めて付箋を貼る
  ⑥ 幸福度チェック(5段階)

■ ふりかえりを楽しく続ける3つのポイント

自画自賛になりますが、KAGコーポレート部のふりかえりってめっちゃ雰囲気が良いんです!!
明確なお客様からの要求がないコーポレート部だからできることなのかもしれませんが、個人的に大切だと思うポイントを3つご紹介します。

① 承認の場にする
達成感を感じづらいコーポレート部ですが、改めて1カ月の完了タスクを見るとこんなにたくさんの業務を完遂させたのか!と視覚的に分かって嬉しくなります。またお互い「確かにそれがんばってたよね…!」「本当におつかれさま!」と称えあい、労いあうことを大事にしていて心が温まります。
(実は意識して言っているというより社員の気質的に自然とそうなるのですが、すごく大事だと思っています!)

② 書きたいことを書く
付箋の内容はかなり自由で、枚数や内容も人によって違います。ポジティブなことばかりになったり、ネガティブなことばかりになったり、事実だけでなく感情的なこと・不安や迷い、決意などもフレームワークに捉われず自由に付箋に書いています。またプライベートの出来事も聞いてほしいことがあったら書いたりします。(部長は毎回ソフトボールの話題を書いています(笑))

③ 楽しくやる
「そのままやん!」と言われそうですが、KAGのカルチャーでもある「楽しくやる」を大事にしています。やっぱり楽しくするには、楽しもうという気持ちって大事なんですよ。(哲学的)
雰囲気づくりももちろんですが、物理的にはお菓子を用意したり、メンバーが話しているときにスタンプで賑やかしをしたり、誰かが「これやってみたい」と言った新しいことを取り入れたりしています。
下記の画像を見るだけでも、「なんか楽しそう」な雰囲気が伝わるのではないかなと思います。

コメントを聞きながら、かわいいスタンプでにぎやかし!

■ 参考:ふりかえりツールについて

最近の新しい取り組みとして、オンラインホワイトボード(FigJam)を利用し始めました。開発チームのふりかえりを見学した際に便利だなと思ったことがきっかけで、下記のようなメリットがあるので気に入っています。

① 現地とオンラインのハイブリッド開催がしやすい
② 自由度が高く、楽しい雰囲気を作りやすい
③ 参考情報や過去履歴など情報の一元化がしやすい(=メンバーが途中から増えても共有しやすい)

ただし自由度が高い反面、進行役の雰囲気づくりや事前に枠を用意しておくなどの準備が大切だなと感じています。
チーム向けのオンラインコラボレーションホワイトボード (figma.com)

上部に進行手順を貼っておくことで、誰でも進行役ができる。
過去履歴や参考情報も一覧化しやすい。

■ 最後に:ふりかえりの目的とは

「KPT」を利用するとProblemに焦点が当たって暗くなったり、Tryの内容でプレッシャーがかかったりすると聞くことがあります。もちろん課題を洗い出し、最適なネクストアクションを決めることは大切です。

ただ当部のふりかえりの目的は、どちらかというと「チームの結束力強化」・「承認の場」・「パワーチャージ」という面が強いです。ここで気持ちも課題もスッキリして、また明日からがんばろう!という気持ちになれるのです。

そんな目的に振り切れる秘訣は、先日COO兼コーポレート部長である小林さんの記事でもご紹介した通り、コーポレート部はScrumの仕組みでチームを運営していて、進捗共有・課題やアクションの相談など普段から密にホウレンソウができているからだと思います。

コーポレート部でコーポScrumやってみた!|こばやし (note.com)

そして部長やメンバーがお互いを信頼していること、「うちの素晴らしいエンジニアやデザイナー/会社運営を強力にサポートできる存在でありたい」という気持ちが一致していることも大きいかもしれません。

今後もふりかえりを続けながら、楽しく進化していくコーポレート部でありたいなと思っています。

KDDIアジャイル開発センター株式会社 (kddi-agile.com)

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