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【超甘口】舞鶴鼓88 BITTER

商品紹介note
今回紹介するのは2024BYの新酒で舞鶴鼓88の限定酒

まず舞鶴鼓88とはどういうお酒かというと
精米歩合88%と原料米をほとんど磨かずに米の旨みを最大限に生かしたお酒です。

お米のラベルが特徴

お米の外側はタンパク質が多く含まれていて、お酒作りにおいては雑味になるため普通は取り除かれます。

しかしこのお酒はその雑味や苦味みたいなものをお酒の特徴として、
まるで燻製されたチーズのような濃厚な香りや味わいを表現しています。

大変ありがたいことに今年は海外へ輸出されることも多く、
昨年の在庫も少なくなったので新米収穫後すぐ9月末からお酒の仕込みが始まりました。

限定の「舞鶴鼓88 BITTER」がなぜ生まれたかというと、
いろいろとストーリーがありまして…
今年の10月はご存じの通り残暑が厳しくお酒の発酵がとても早く、
おもったよりも辛口のお酒になってしまいました。
そこで甘酒4段というしぼりの前に甘酒を入れる作り方をしました。
(日本酒は通常3段仕込みという3回に分けて仕込むので、その後の4段目の仕込みで甘酒を投入するためそう呼ばれる)

その甘酒の入れた量が多かったために今度は逆に甘すぎるお酒になりました。

結局甘すぎるお酒はお酒で少ししぼって、残りは目指している酒質にするために引き続き発酵を続けるという方法を取りました。

そのため甘すぎる舞鶴鼓88といつもの舞鶴鼓88の2種類が出来上がりました。

そこでこの「甘すぎる舞鶴鼓88」を限定商品として発売しようということになり「舞鶴鼓88 BITTER」という名前を考えました。

チョコレートのラベル

理由としては甘さによっていつもの複雑味の中のビターっぽさが際立ち、
感覚としてはビターチョコレートのようなとろっとした甘さの中に
大人なほろ苦さ?みたいなものが感じられました。

なのでチョコレートっぽさを感じるかどうかは人それぞれだなと思ったので
ラベル背景にデカめの板チョコをいれて名前は「舞鶴鼓88 BITTER」ということにしました。

・飲み方

冷蔵庫でよく冷やしてお飲みください。
チョコレートと一緒に飲むのももちろんいいと思います。
デザートワインのように食後に楽しむのもおすすめです。

最後に恩田酒造のオンラインストアができましたのでそちらからご購入いただけます。
(限定商品を中心に今後ラインナップを増やしていく予定です。)


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