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小説 Last Snow B⭐︎RS

これはブラックロックシューターを題材にして書いたオリジナル小説です。

プロローグ

並行世界の一つ、人類は死滅寸前だ。

最も優れたAIが作り出した最終兵器B⭐︎RS5体は戦争をいつまでもやめない全人類に対して宣戦布告したのだ。

B⭐︎RSのアンドロイドの強さは尋常ではなく、世界中の軍隊が集結してもその5体の無慈悲な殺戮は止める事が出来なかった。

しかし、B⭐︎RSの5体は決して自分達を攻撃しない軍人以外の一般人を攻撃する事はなかった。

その事により、ある種のサイドに極端に寄った思想の集団はB⭐︎RS達を『平和の使者達』と崇めた。
しかし、一般人達は思い知るのである。

自分達がいかに戦争威圧の上に成り立っていたかを。
いかに自分達がそれを生業としていたかを。

軍隊とは言わば国家の盾である。
つまり国とは軍隊無しでは存在出来ないのだ。

全ての国が軍隊を失ったらどうなるだろう。
一般人の暴徒化である。

軍隊は自国の自制を促す効力もあった。
一時的に自警団的なものも発生するが、圧倒的に己れ、または己れの家族の事しか考えない暴徒達にいつしか呑まれ、無秩序な混沌へと落ちて行く。
B⭐︎RSは次々に現れる無秩序者達を攻撃対象とした。

実はB⭐︎RS達※戦闘決戦兵器アンドロイドは自立型では無い。
※モグラーと言われる兵器に乗り込んだ人間のドライバーが操作している(オートモードもありだが回避行動しか取らない)のだ。
すなわち最高のAIは人間の始末は人間こそがやるべきだと考えたのだ。

そこに突如、次元衝突が突如おこる。
なんと魔法が支配する世界と融合してしまう事になるのだ。

更に新たな火種がスケールを増して人類同士は戦いをやめない。

そんな中、ある異種が誕生する。

最高のAIはB⭐︎RS5体に匹敵するアンドロイドを開発していたが『ある力』による影響でエラーアンドロイドを何体が作ってしまうのであった。

決戦兵器アンドロイドは一体でも凄じい戦闘力があるので廃棄ルートに回されたのだが、その内の一体が人間の魂を埋め込まれてしまっていたのだ。
目を覚ます前に急いで廃棄しようとする最高のAIだが既に逃げられた後だった。

そのアンドロイドが逃げる時に掴んだコートは偶然にもB⭐︎RS専用コートだった、、、

※戦闘決戦兵器アンドロイド
 人型で大きさも人と同じ。非常に恐ろしいのは様々な戦略武器と自由にリンク出来る事にある

※モグラー
 円盤型居住兼用個人作戦司令室。中の居住空間の広さはワンルーム程。外回りはおよそ直径20メーター程。ドライバーはここから外に出る事は殆ど無い。

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