40代で素敵に見える人と痛く見える人の違い
先月で47歳になった柴崎マイです。
同世代の皆さまなら、チラリと思ったことは、 ありませんか?
「痛いとは思われたくないなぁ」
と。
同世代の芸能人・有名人の女性の中でも、
なぜか、いつまでも素敵と思われる方もい
れば、本人は美容やファッションに気を
配っていても、痛いと言われてしまう人がいますよね・・・。
その違いは「引き算」と「抜け感」 にコツがあるのです。
例えば、大人の女性有名人では、
・井川遥さん
・吉瀬美智子さん
など人気ですよね。
以前開催した「おいしそうな女」になるお茶会でも話題でした。
「大人の素敵な女性有名人は?」
という質問の中では、 石田ゆり子さんをあげる人も多かったです。
彼女たちを見た人たちからは、決して「あの人痛いわ」という言葉は出てきません。
その理由は「おしゃれやメイクに引き算があるかどうか」 「全体の雰囲気から抜け感があるかどうか」 なのです。
なので今回は、「おいしそうな女」になるために必要な大人の「引き算」「抜け感」とはどういう風にすれば出るのか? を、分析してお届けしたいと思います!
まず、ファッションやメイクに「抜け感」「引き算」があるとは、どういうことなのでしょう?
最初に、ファッションについてですが、「引き算」を作るためには、
簡単に言えば「盛りすぎないこと」です。
ファッションを形成している、「色と形と素材」で説明すると、
色・・・派手色や強い色を多く使いすぎない
形・・・曲線を多く使いすぎない(直線を使うときは古くならないよう)
素材・・華やかになりすぎる「艶タイプ」を使いすぎない
ということになります。
「盛りすぎる」というのは、「使いすぎる」という意味にも置き換えられますね。
●色について
色は「補色」と呼ばれる反対色を使うと目立ちますし、彩度の強い色みを全身に使えば、単純に派手になるので、盛ることになります。
そして、パーソナルカラーで言えば、別のテイストの色みを組み合わせれば「足し算」になりますし、同じテイストの色みから選べば、違う色でも
「引き算」が成立します。
●形について
形は、普段私が言っているように、大人の女性そして「引き算」をしたいときは、曲線を使いすぎないようにすることが、「盛りすぎない」ことに繋がります。
極端な例ですが、アラサーのキャバ嬢さん達は、髪もふわふわ、服もフリル付きのドレス・・・という曲線が多いから「盛る」という言葉が成立する
スタイルなんですね。
でも当然ながら、私たちが曲線を多用したキュートすぎるファッションを身にまとったら、痛くなります(苦笑)
なので、私たち大人は「直線」を入れ込むこと。「引き算」が自然とスタイリングできるからです。
とはいえ、直線でできた「ボディコンシャス」すぎる服装も「古さ」という面から「痛さ」に繋がってしまう場合もあるので、一概に「直線」だけを意識するのとは別です。トレンド感も意識していものですね。
●素材について
次に素材ですが、ここでは、素材は「艶」タイプと「マット」タイプにに分かると考えてください。他、素材には厚さ薄さ、軽さ重さなども
あるのですが、まずは「足し算」=艶、「引き算」=「マット」と覚えてみてください。
例として、サテン素材のブラウスにビジュー付のエナメルバッグを持つなど「艶素材」を多用すれば華やかな「足し算」になります。そこへ、「マット」タイプの大人しめな素材もはさみこむと「引き算」になるのです。
今回は、色・形・素材から考えてみましたが、着こなしの面から「引き算」するという方向もありますし、「引き算」のファッションにはトータルで可能となります。
そして「引き算」ファッションをすることで、全体の雰囲気にがんばりすぎていない「抜け感」が出るのです。
次回は、私が研究を重ねた、大人の「引き算」メイクについてお伝えしたいと思います♪
文と絵 「おいしそうな女」になるサロン主宰 柴崎マイ