こなれファッションでは、ソソられない!?
近年のトレンドは、カジュアルファッションが主流だ。その影響で大人の女性の間も、こなれファッションという「エフォートレスファッション」が流行した。
エフォートレス(effortless)とは、直訳すると「effort(努力)」が「less(より少ない)」。「楽な」ファッションのことで、「エフォートレスファッション」とは、楽だけどきちんとして見える、がんばりすぎないほうがおしゃれな服のことだそうだ。
あるファッション雑誌が提唱したことで、一般にも広がったワードらしい。
特徴としては、その名の通り、楽なビッグサイズのタートルニットにウエストゴムのロングスカートを合わせたり、締め付けない大きめシャツにデニムなど、ビックシルエットが多い。
確かにおしゃれ、こなれ感もステキ。
「でも、なんだかつまらない・・・」と感じている人はいるのでは?
身近では、おしゃれなママファッションとしても認知されていると思うのが、「エフォートレスファッション」
まぁ正直に言って、私自身はあまり着ない系統ではある。
なぜなら「おいしそうな女」には見えないから。
でも、おそらくこちらの方が少数派。コロナの影響で、より「楽な」ファッションに需要が大きく傾いたとも思う。
しかし、「少数派だからこそ輝く」という現象を私は信じている。
実際、インスタグラムを中心としたSNSを見ても、こなれた「エフォートレスファッション」で「ファストファッション」のおしゃれママと言われている人達を見ていると、どうにも「個」が薄いように思えてしまう。。
でも、私も一児の母だからわかるけどママ達は複数人数が集まると、「自分が目立って、子どもが学校で浮かないように」という理由があったりするので、ファッション批評をするには不憫なところもある。
だけどもしあなたが「なんだか皆同じでつまらない」と感じているならば、エフォートレスなママファッションという「枠」からはみ出して、突き抜けてしまうのもひとつの手だ。
少数派だからこそ、その他大勢から飛び出ることでより一層あなたは輝く。
では「おいしそうな女」に見えるファッションはというと?
ひとことで言ったら、”ソソられる感”あるファッションだろう。
ソソられるファッションといっても、安易に夜の雰囲気がする、ねっとりとした雰囲気の装いというのではない。
もっとまろやかな、品のある色気がある装いだ。以前書いた「芸能人別おいしそうな女ファッション」記事もあるので、ぜひご覧いただければと思う。
女らしい生っぽさをナチュラルに出す4つのコツhttps://note.com/maishibasaki0914/n/n56d4996ebf22
女性芸能人から分かる「おいしそうな女」になれるアイテムhttps://note.com/maishibasaki0914/n/nde83de6fcc63
「おいしそうな女」になる3つのアイテムhttps://note.com/maishibasaki0914/n/nf6c04b9235fc
40代がお手本にしたい!おいしそうなスタイルhttps://note.com/maishibasaki0914/n/nf8f1f46e5500
とはいえ「おいしそうな女」の装いは、トレンドを入れない古臭いファッションではない。「おいしそうな女」を目指すときには、時代遅れな装いをしているようには気をつけたい。
例えば、トップスがパツパツなボディフィットしたトップスに、かつ丈も短いスカートという、ボディコンシャスなイメージしていただいても困る。
自身のブランドでもスカート丈が長めに移行していた一年くらいは、私もトップスはフィット感あるものでもスカート丈はちゃんと長め、など、トレンド感にはこだわって作っていた。(ちなみに今は丈感は短めに戻ってきているようだ)
あなたも「おいしそうな女」が持つ「個」を大事にしよう!
柴崎マイ