「魔性の女」と「小悪魔」は似て非なるもの
「魔性の女」も「小悪魔」も、正直言って、ちょっと前の時代の女性像でしょう?
なのに「なぜか、気になる女」であるのは、いつまでも変わらないと思うんですね。
最近、友人著者さんであり、女性としても尊敬している大野梨咲さんと「魔性の女」と「小悪魔」についての、それぞれの分析や見解を、メールでやりとりしていました。
私自身は、「小悪魔」はアラサー時代に出会って、研究しまくりましたから。
「魔性の女」については、バブル時代に実在した、川添明子さんという、林真理子さんの小説「アッコちゃんの時代」に出てくる「リアル魔性の女」と呼ばれた女性を、梨咲さんから教えていただいたんです。
この方も、非常に興味深い女性!!
川添さんを通じて「魔性の女」についても、私なりに観察&分析していますが「小悪魔」とは、似て非なるものですね。
ともあれ、この二つの女性像に共通していのは、「気になる女であること」なのは、間違いない。
で、私はと言えば、今もいちファンである作家の蝶々さんの、「小悪魔な女になる方法」という本に出会う前に、つきあってきた彼氏に対する態度は、本当にヒドイものでした。
さすがに公のSNSには書けないので、詳しくは、サロンとメルマガにだけにとどめておきましたが…。
つまりのところ、アラサー当時は外見だけはキラキラに磨いたワガママな小娘で、「男は、女の脳とは違うし、心理も違う」ことや、男女間のコミュニケーション法を知らなかったんです。
だから、
「小悪魔」という女が、存在するんだーー!
と知った時、素直に「私も小悪魔になりたい♡」と、思いました。が、しばらくして、こう考え直しました。
「小悪魔」は、エキスだけを取り入れる方が幸せになれるかも…。
そして、この判断は、正解でした。
今になって、改めて「小悪魔」エキスがもたらしてくれた効果を思い返してみましたが、モテ&恋愛だけでなく、結婚生活でのパートナーシップ、美しさやアンチエイジング、ひいては仕事上においても、良い効果がありました。
「小悪魔」エキスをインストールしてきた事で<美・愛・好きな仕事>を叶える、色気のある女性「おいしそうな女」への道が開かれたのは、確かなのです。
つづく
(文・イラスト)柴崎マイ