パートナー以外とセックスしてもいいという考え方
なぜ、結婚したら、一生その人以外の人とセックスをしてはいけない決まりが存在しているのか。
結婚して、30年経つとして、30年間パートナーとしかセックスをできないルールは、無理があるのではないか、と思っている。
もし、どちらかが性欲がなかったらセックスはできない。乱暴なセックスをする人だったら苦痛だ。他に好きな人ができても、2人でご飯にも行けない。
本人の性欲が置いてけぼりだ。
どんなに大好きな蕎麦でも、毎日蕎麦だったら飽きる。他のパスタもラーメンも試してみたい。まだ蕎麦だったらいいけど、それがインスタントラーメンばかりだったらどうする?
何が本当に大切なこと?ルール?
それとも自分の気持ち?
不倫した、浮気したと騒いでいるのも、「自分はこんなに我慢しているのに、我慢しなかったあなたは悪い」と言っているように聞こえる。「子どもが1番の被害者だ」と言う。他の人とセックスをすることがそんなに悪いことなのか。
もし、「あなたが他の人とセックスを許すけど、私も許してね」としたらどうだろう。そこにルールを決めればいい。
性欲も、食欲と睡眠欲くらい大切だから甘くみてはいけない。
今の時代3組に1組が離婚するのも、ここのセックスの考え方が違っているから。何より、実はみんな不倫や浮気をしているという話もある。
無理のあるルールをやめると、自分も楽になる。他の人とセックスをしてはいけないという考え方も植え付けられたもの。
私は、もしパートナーが他の人とセックスをしたことを知ったとしても、人生の終わりみたいに悲しまないと思う。
私だって、大切な人がいてもタイプの男性アイドルがいたらカッコいいってトキメクし、優しい男性がいたらついついホロロって気持ちが向かう。
もしパートナーが他の人とセックスしたら、「体の関係を持っても、私のことを大切にしてくれていることに変わりはないし、それは彼の自由意志。私は彼を縛れない」と思う。
浮気したとか、裏切りと思わない。ただやりたかったんだと思う。
でも、その分私自身も大切で愛する存在で、私も自由に生きていいんだと心に刻む。
私は私の意志がある、そこに神経を集中する。