2024 東風ステークス L 回顧
レース条件
中山 芝1600m
4歳以上オープン
別定
コースレコード
トロワゼトワル 1分30秒3 2019年
馬場状態
天気:晴 芝:良
2024/3/10(日) 中山
5R 未勝利 芝2000m
2:02.0(3F:36.6) 標準-0.6
7R 1勝クラス 芝1200m
1:08.8(3F:34.9) 標準-0.3
11R 3歳L 芝1600m
1:34.6(3F:36.0) 標準±0
芝は標準の域
1200m換算で-0.2秒くらい?
5Rは1~2着でコンマ8秒差。
内外の優劣については、微妙なところだが7Rで勝ち馬が最内を選んで走っており内有利の傾向が強いか。
レース全体 回顧
ペース
前半4F:45秒9は平均ペース
どちらかと言えば速いがほぼ平均ペース。
ラスト4F ラップ
持続戦で決着(11.7-11.7-12.0-12.1)
逃げたセッタレダストが垂れ気味だったのもあり、ラスト2Fは12秒台の連続。実質的なラスト3Fは11.7-11.3-12.1くらいかもしれない。
同距離レース 比較
前半4F 後半4F/3F タイム 馬場
24東風S 45.9 47.5/35.8 1:33.4 -2
24ニューイヤS 46.1 46.2/34.6 1:32.3 -10
23東風S 46.1 46.9/35.4 1:33.0 -4
23ニューイヤS 47.4 45.8/34.3 1:33.2 -8
22東風S 47.5 46.6/34.6 1:34.1 -6
22ニューイヤS 46.6 46.8/35.4 1:33.4 ±0
21東風S 46.1 48.3/36.6 1:34.4 +12
21ニューイヤS 46.7 46.5/34.8 1:33.2 -4
23ターコイズS 46.8 45.9/34.3 1:32.7 -8
23京成杯AH 45.8 45.8/34.6 1:31.6 -8
23ダービ卿CT 47.2 46.0/34.1 1:33.2 -4
22ターコイズS 47.0 46.5/34.9 1:33.5 ±0
22京成杯AH 47.5 46.1/34.4 1:33.6 -8
22ダービ卿CT 45.5 46.8/35.2 1:32.3 -6
21ターコイズS 45.4 47.4/36.0 1:32.8 +4
21京成杯AH 45.6 46.4/35.2 1:32.0 -8
21ダービ卿CT 45.6 47.0/35.5 1:32.6 ±0
20ターコイズS 46.5 48.1/36.3 1:34.6 +8
20京成杯AH 46.7 47.2/35.6 1:33.9 +8
20ダービ卿CT 45.4 47.4/35.7 1:32.8 ±0
19ターコイズS 45.4 46.8/34.9 1:32.2 -6
19京成杯AH 44.2 46.1/34.9 1:30.3 -14
19ダービ卿CT 45.1 46.6/35.2 1:31.7 -4
18ターコイズS 45.5 47.2/35.7 1:32.7 ±0
18京成杯AH 46.9 45.5/34.3 1:32.4 -12
18ダービ卿CT 46.2 46.0/34.8 1:32.2 -4
レースレベル
レースレベルは標準
この馬場での標準タイムは1分33秒3~5くらい。標準ペースから標準レベルのタイムで決着。
逃げて垂れたセッタレダストを除外して考えれば、ややスローの先行有利戦だったように思える。
出走各馬 回顧
(前日時点)
◎ グレイイングリーン
○ メイショウシンタケ
△ セッタレダスト
(当日変更後)
◎ セッタレダスト ⇒10着
△ グレイイングリーン ⇒5着
△ メイショウシンタケ ⇒7着
◎⇒△ グレイイングリーン ⇒5着
結果的に速い上りが出にくく内前を粘れる馬が有利な馬場傾向になったのが厳しかった。
今回はなだれ込んだだけであり、末脚を発揮できず(≒力を発揮できず)の不発。
○⇒△ メイショウシンタケ ⇒7着
グレイイングリーンとほぼ同じ印象。高速馬場だった京成杯AH(4着)は好内容。末脚不発の馬場は×。
△⇒◎ セッタレダスト ⇒10着
この馬場&ペースならば粘れても良かったと思うが崩れた。距離短縮もしくは高速馬場マイルでの上昇を期待。
ディオ ⇒1着
内容的には前走3勝クラス(1着)の方が少し上だと思うが、1馬身差以上をつけての完勝なので価値は高いかもしれない。
終始スムーズな競馬だったことも含め、このレース単体では重賞級とは言えない。ただし勝った3勝クラスは優秀なのでポテンシャルはありそう。
結論として、現状ではOPまでの評価。
ノースザワールド ⇒2着
2着以下はOPとしての標準レベルに少し至らずの評価。
この馬に関しては、道中後方からじわじわ位置を押し上げつつだったり、内有利馬場で外差しになったりなど、色々と嚙み合わない中だったのを考慮すれば及第点の評価はある。
個人的には中距離の小回りコースで先行力をいかす方が向くと思っている。マイルでは差しになる。
ホウオウビスケッツ ⇒3着
この展開で差されて負けるのは△だが掛かって力を発揮できず。とはいえ東京新聞杯(3着)も好内容とはいえないので、そもそもの実力が疑問。
シルトホルン ⇒4着
オクトーバーS(2着)での内容を考えれば不満が残る。その時とは馬場とコースが全く異なるのでそこが原因?。
このレース単体では及第点レベルにすら至らず。
ラインベック ⇒11着
休み明けで58kgなので不発は納得。
基本的には関屋記念(3着)のようなスローの高速上りマイル戦でこそ。今回はそこも嚙み合わなかった。
次走得意条件での一変に期待。