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2024 ジャパンダートクラシック JpnI 回顧

予想記事無し

レース条件

大井 ダ2000m
3歳


馬場状態

2024/10/2(水) 大井
 8R C1 ダ1600m
  1:42.9(3F:39.8) 標準+0.2
 9R B1B2 ダ2000m
  2:08.8(3F:38.5) 標準-0.7
 10R C1 ダ1200m
  1:14.1(3F:39.1) 標準+0.2
 12R B3 ダ1400m
  1:27.0(3F:38.5) 標準-0.6

 ダートは標準の域
 1200m換算で-0.2秒くらい。

 大井競馬場が砂を入れ替える前のタイムを基準としているため、速くない時計として判定される。
 8Rと10Rはほぼ標準レベルの時計だが、9Rと12Rは少し速めの時計で決着。どちらかと言えば少し速めの馬場だったと思われる。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

同距離レース 比較

      前半5F/6F 後半4F/3F タイム 馬場
24JDC   61.6/73.6 50.5/38.2 2:04.1 -2
24東京ダービ 64.0/76.1 50.0/37.7 2:06.1 +6
23JDD   60.2/72.5 52.1/39.4 2:04.6 -4
22JDD   61.1/73.5 51.1/38.4 2:04.6 -8
21JDD   62.6/75.5 50.4/38.1 2:05.9 -6
20JDD   61.3/73.6 52.3/39.8 2:05.9 ±0
19JDD   62.1/74.6 51.5/38.6 2:06.1 +4
18JDD   62.6/75.7 50.1/37.5 2:05.8 ±0
17JDD   62.0/74.5 51.3/38.6 2:05.8 ±0
16JDD   61.8/74.5 51.2/38.9 2:05.7 ±0
15JDD   63.0/75.2 50.4/38.2 2:05.6 -4
24帝王賞   63.8/76.1 50.8/38.0 2:06.9 +10
23帝王賞   60.4/72.6 49.3/36.8 2:01.9 -12
22帝王賞   62.5/73.9 49.4/37.4 2:03.3 -12
21帝王賞   60.8/73.1 49.6/37.3 2:02.7 -8
20帝王賞   63.9/76.9 48.4/36.4 2:05.3 -6
19帝王賞   61.2/73.6 50.8/38.0 2:04.4 +4
18帝王賞   59.9/72.1 52.1/38.9 2:04.2 ±0
23東京大賞典 63.8/76.5 50.8/37.9 2:07.3 +12
22東京大賞典 63.5/75.4 49.6/37.9 2:05.0 +4
21東京大賞典 61.5/73.7 50.4/37.3 2:04.1 +4
20東京大賞典 64.9/77.6 49.3/36.7 2:06.9 +2
19東京大賞典 61.6/73.7 51.2/38.7 2:04.9 +6
18東京大賞典 61.2/73.4 52.5/39.6 2:05.9 +10
23JBCクラ 61.5/74.0 51.1/38.3 2:05.1 +10
20JBCクラ 61.4/73.1 49.4/37.3 2:02.5 ±0

前半6F ▲:2024年JDC
後半4F ▲:2024年JDC
勝ちタイム ▲:2024年JDC

レースレベル

 レースレベルは高め(≒ほぼ古馬GI級)
 この馬場での標準タイムは2分5秒0~5くらい。時計的には帝王賞&東京大賞典の平均レベルにぎりぎり至っているかどうかくらい。JDDの平均レベルが2分5秒0~5くらい。

 前半6Fの73秒6は3歳戦としてはややハイペース。

 後半4Fの50秒5(12.3-13.3-12.2-12.7)は前半ペースがやや速かった中で遅くないタイムでまとめた印象。
 3~4角で緩むラップはいつも通りだが、3角入口でのラップ(12.3)は速かった。
 
 1~2着の時計は古馬GIの平均よりコンマ5秒遅い程度で、3~5着の2分5秒0~5くらいが従来のJDDの平均レベル。
 3歳戦で開催時期が違う(JDD:7月⇒JDC:10月)とはいえ、こんなに明らかにレベルが上がるのか・・・という印象。


出走各馬 回顧

フォーエバーヤング ⇒1着

 これまでは後方待機から差しの印象が強かったが、内で揉まれないのを優先にして位置取りは2番手。仮に外枠ならば後方待機だったのでは?と思える。
 従来のJDDの平均レベルを明らかに上回るので、この結果を鵜吞みにして良いか戸惑うくらいに内容は優秀。ただそれだけ。
 デルマソトガケと同様にもう日本では走らないかもしれないが・・・。
 

ミッキーファイト ⇒2着

 レパードS(1着)で古馬重賞に通用の目途は立てていたが、今回で古馬GIで通用の目途が立った。
 前半7Fのペースは逃げ先行馬にとって楽な流れではなかったとはいえ、4角で外を回してこの結果なのは◎。
 元々この馬は好位でスムーズに運べるタイプ(のはず)なので、その点で上昇の余地を残しているかもしれないのは良い。
 

サンライズジパング ⇒3着

 2分5秒3は時計的にJDDの1着レベルだが、上り3Fは39秒2の遅さなので評価は少し下がる。3~4角で鞭が入り、止まっていないがじりじり伸びる感じに。
 上り3Fが36秒1の速さだった不来方賞(1着)とはレースの何もかもが違った。右回りで下げている可能性もある。
 着差的には力負けだが「この馬のタイムも悪くない」ことは確かであり内容は悪くない。次走で(今回の着差を理由に)舐められるならば・・・。
 

ラムジェット ⇒4着

 決着レベルは高く、その中で促しながら外を回して押し切るのはさすがに厳しかったというところ。
 特に向こう正面(1000~1400m区間)にて12.0-12.3のラップを刻んでおり、そこで捲り気味に上がったのは負荷として大きかった。
 今回は上位二頭のレベルが高すぎたので、東京ダービー(1着)と同じ水準で走ったとしても及ばなかった可能性大だが・・・。
 

カシマエスパーダ ⇒6着

 鳳雛S(1着)は古馬OP級と思える好内容だったが、今回は最後に止まってJDDの3~4着レベルといったところ。それに加えて相手も強かった。
 単純に1800mかつ直線が短いコースへ替われば、上位馬との逆転はあって良い。鳳雛S内容を最大値と考えて今後も期待していきたい。
 

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