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2023 カシオペアステークス L 回顧

レース条件

京都 芝1800m 外
3歳以上オープン
別定

コースレコード

グランデッツァ 1分43秒9 2014年


馬場状態

天気: 芝:

2023/10/29(日) 京都
 3R 未勝利 芝1600m
  1:34.5(34.0-36.8) 標準-1.1
 9R 2勝クラス 芝1800m
  1:47.9(36.5-33.4) 標準+0.5
2023/10/28(土) 京都
 7R 1勝クラス 芝1800m
  1:45.9(34.3-35.6) 標準-2.1
 9R 2勝クラス 芝1400m
  1:20.4(34.1-34.8) 標準-0.8

 芝は高速化
 1200m換算で-0.8秒くらい?。
 当日の芝レースでは判断できない。前日の芝は速かった。

 当日9Rはラスト3Fが11.6-10.9-10.9で余力十分のレースラップ。もっと速いタイムになるべきレース。

 芝は外差し傾向。
 直線は少なくとも内<中央より外


レース全体 回顧

出典:netkeiba

ペース

 前半5F:57秒6ハイペース
 ショウナンマグマが離して逃げる展開。高速馬場を考慮してもオーバーペース。


ラスト4F ラップ

 瞬発戦で決着(11.7-12.4-11.3-11.7)
 ショウナンマグマが垂れて歪なレースラップ。
 実質的には11.7-11.8-11.4-11.7くらいの持続戦だったかもしれない。


同距離レース 比較

      前半5F 後半4F/3F タイム 馬場
23カシオペアS 57.6 47.1/35.4 1:44.7 -8
23大原S③   59.0 48.0/35.6 1:47.0 +4
23都大路S   60.2 45.7/33.7 1:45.9 -10
23センテニS③ 58.8 46.6/34.6 1:45.4 -12
20カシオペアS 59.4 46.7/34.8 1:46.1 +8
20都大路S   60.2 48.0/35.6 1:48.2 +12
19カシオペアS 59.6 47.9/35.7 1:47.5 +10
19都大路S   58.3 46.3/35.0 1:44.6 -6
18カシオペアS 60.3 47.2/35.4 1:47.5 +6
18都大路S   58.7 45.9/34.4 1:44.6 -6
16カシオペアS 59.7 46.4/34.8 1:46.1 ±0
16都大路S   60.7 45.3/33.7 1:46.0 -8
15カシオペアS 59.4 46.3/34.4 1:45.7 -4
15都大路S   58.8 46.9/35.0 1:45.7 ±0
③:3勝クラス、②:2勝クラス


レースレベル

 レースレベルは重賞級?
 この馬場での標準タイムは1分45秒1くらい。3~5着くらいがOPとして標準レベルのラインだと思っている。
 ペース的には差し有利。先行して粘った馬は◎。

 レース全体のラスト3Fは35秒4だが実質的には34秒台中盤?。ラスト1Fを11秒7でまとめたのは好印象。

 高速馬場&ハイペースのレース展開。この条件で(好位から)好走できた馬はマイル適性を感じさせる。


出走各馬 回顧

◎ グラティアス ⇒7着
○ エアファンディタ ⇒5着
△ フライライクバード ⇒8着
△ ヤマニンサンパ ⇒3着

◎ グラティアス ⇒7着

 期待通り高速馬場の持続戦になってはくれたが、この馬はオーバーペースで止まってしまった。

○ エアファンディタ ⇒5着

 外差し馬場は絶好だったと思うが、ペースが速すぎて脚が溜まらなかった。この馬らしい を使えなかった。
 ただ裏を返せば、60kgかつ不向きな展開でOPとして標準レベルにまとめたのは◎。個人的な評価としては1~2着馬と互角。

△ フライライクバード ⇒8着

 前半ハイペースの中をマテンロウスカイアルナシーム(明らかにマイラー寄りの2頭)らと並んで追走。さすがにオーバーペースだった。
 それに加えて直線では内を走る以外に選択肢が無かった。
 今回は色々と嚙み合わなかった。大阪城Sと関越SはどちらもOPレベル。まだ期待できる。

△ ヤマニンサンパ ⇒3着

 ハイペースにより非前残りは良かったが、追走に苦労して最後方からの競馬。
 どちらかと言えば展開は向いたと思っている。前が残れない展開だったので。結論としてOPとして及第点レベル

ビーアストニッシド ⇒10着

 このペースならば崩れても仕方がない。安土城S(2着)はOPとして標準レベル。次走での挽回に期待。

マテンロウスカイ ⇒4着

 総合的に見て展開は悪くないと思うので、近い位置にいたアルナシームに離されたのは驚き。
 個人的にメイS(2着)は重賞級だと思うので、勝ち馬が強すぎた可能性もあるか。

アルナシーム ⇒1着

 人気とは釣り合わないと思っていたが強い内容で勝たれてしまった。内容は重賞級
 今回の内容を見る限り1400~1600mくらいがベストなのでは?と感じた。

シュヴァリエローズ ⇒6着

 ヤマニンサンパとほぼ同じ印象。
 やはり瞬発戦が適条件。展開が噛み合えばOPで勝ち負けできる圏内。

ピンハイ ⇒2着

 レース後コメントで「気分良く走れたら力を見せてくれる馬です。」
 勝った3勝クラスの内容が優秀なので好走に納得はいく。今回のレース展開でベストではないと思うので次走への期待も大きい。

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