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2024 白富士ステークス L 回顧

予想記事無し

レース条件

東京 芝2000m
4歳以上オープン
別定

コースレコード

イクイノックス 1分55秒2 2023年


馬場状態

天気: 芝:

2024/1/27(土) 東京
 6R 未勝利 芝1800m
  1:47.3(35.5-34.2) 標準-1.1
 10R 3歳L 芝1400m
  1:20.9(35.2-33.8) 標準-0.7
 12R 1勝クラス 芝1800m
  1:47.5(36.4-33.9) 標準-0.1

 芝は高速化
 1200m換算で-1.0秒くらい?

 10R&12Rはラスト3Fが33秒台。もっと速いタイムもありえた。翌日の2勝クラス芝2000mが1分58秒4での決着。

 開幕週らしい高速馬場でが伸びる。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

ペース

 前半5F:59秒4平均ペース
 前半6F:71秒3平均ペース

 過去レースと比較した場合、「平均ペース=ややスローの瞬発力勝負」の側面がある。
 馬場が速いので前半が59秒4でも前が残れるはず。


ラスト4F ラップ

 瞬発戦で決着(11.8-11.3-11.4-11.4)

 ラスト4F→3Fでコンマ5秒の加速が入る。ラスト2Fは11秒台前半の連続なので前が止まらない展開。


同距離レース 比較

      前半5F/6F 後半4F/3F タイム 馬場
24白富士S  59.4/71.3 45.9/34.1 1:57.2 -10
23オクトバS 60.2/71.9 46.1/34.6 1:58.0 -6
23白富士S  59.9/72.5 46.0/34.0 1:58.5 -8
22オクトバS 59.1/71.0 47.1/35.2 1:58.1 -8
22白富士S  59.4/71.2 46.2/34.7 1:57.4 -10
21オクトバS 59.3/71.5 48.5/35.9 2:00.0 +4
21白富士S  60.7/72.7 46.3/34.7 1:59.0 -8
20オクトバS 59.1/71.7 47.8/35.7 1:59.5 +6
20白富士S  59.7/72.2 46.9/34.7 1:59.1 -8
19オクトバS 61.6/73.5 45.7/33.8 1:59.2 -8
19白富士S  60.9/73.2 46.1/34.1 1:59.3 ±0

23天皇賞秋  57.7/69.1 46.1/34.7 1:55.2 -12
22天皇賞秋  57.4/69.0 48.5/36.7 1:57.5 -8
21天皇賞秋  60.5/72.5 45.4/33.6 1:57.9 -6
20天皇賞秋  60.5/72.5 45.3/33.6 1:57.8 -6
19天皇賞秋  59.0/70.6 45.6/34.3 1:56.2 -12
18天皇賞秋  59.4/71.0 45.8/34.5 1:56.8 -12
17天皇賞秋  64.2/77.2 51.1/38.7 2:08.3 +30
16天皇賞秋  60.8/73.1 46.2/34.2 1:59.3 ±0
15天皇賞秋  60.6/72.8 45.6/34.0 1:58.4 -10
14天皇賞秋  60.7/72.8 46.9/34.6 1:59.7 -4
13天皇賞秋  58.4/70.3 47.2/35.3 1:57.5 -4

▲:2024年白富士S

レースレベル

 レースレベルは高い
 この馬場の標準タイムは1分58秒0くらい。
 前提としてスローになりやすいコースゆえに時計の比較は難しいが、高速馬場を考慮しても時計的に高レベル。そのため減速無しのラスト2Fの価値も高い。

 2着馬ですらOPの平均レベルを超えている可能性大。3着でOPの平均レベルくらいの認識。

 書くまでもなく1着馬は好内容。天皇賞秋の平均レベルくらいはあると捉えるべきか・・・。


出走各馬 回顧

ロードデルレイ ⇒1着

 減速無しのラスト2F下で抜群の上り3Fを記録するのだから完勝と言ってよい。速い上りを要求される展開が向く。
 

バトルボーン ⇒2着

 勝ち馬が派手だったので地味だが、この馬も「重賞が射程圏」と思わせる好内容。内容的には2年前のジャックドールに負けていない。
 この馬にとっては馬場が速すぎた可能性もあると思うので、次走への期待は大きい。
 

フライライクバード ⇒3着

 この馬もOPの平均レベルくらいでは走れている認識。やはり末脚勝負の方が向く。
 

スパイダーゴールド ⇒4着

 時計的にOPの平均レベルくらいはあるはず。最後をキレ負けと捉えるならばまだ上昇の余地あり。
 直線で進路が狭くなった'22関越Sを除けば、ワンターンかつ高速馬場の1800~2000mは結果が出ている。
 

グリューネグリーン ⇒5着

 前が止まらない展開を差しで迫っているので内容は悪くなく、この馬自身が「キレで勝負の馬」ではないはず。
 色々と嚙み合わなかった中でこの結果ならば、次走に期待する価値はあってよいはず。まだ4歳なのも◎。
 

ブラックマジック ⇒6着

 悪くない内容。高速馬場はマイナスだったと思うので嚙み合ったおかげでの好走ではない。どこかで一発あってよい。
 

シルトホルン ⇒8着

 展開的に理想的だったと思うが崩れた。
 オクトーバーSと比べて明らかにパフォーマンスが落ちているので+12kgが敗因と捉えたい。
 

シュヴァリエローズ ⇒9着

 道中後方からの競馬になり、追走に苦労したからか直線で伸びず。
 59秒4の前半が速すぎるとは思えないので、状態が一息だったかもしれない。
 

レインフロムヘヴン ⇒11着

 調教の時点で状態が一息なのは明らかだった。勝った3勝クラスの内容は優秀なので建て直せさえすればの馬。

 

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