2023 洛陽ステークス L 回顧
レース条件
阪神 芝1600m
馬場状態 当日
天気:晴 芝:良
5R 未勝利 芝1600m
1.34.2(標準-0.9)
9R 2勝クラス 芝1800m
1.45.9(標準-1.1)
芝は高速化。開幕週
レース全体 回顧
前半5F:58.8 後半4F:11.8-11.0-11.4-11.9
(35.1-34.3)
勝ち時計:1.33.1
・前半5F(58.8)は時計的に平均ペースだが、馬場を加味すればやや遅い流れだったか。逃げ先行有利な展開。
・瞬発戦で決着。
・レースレベルは低め。
勝ちタイム:1.33.1は立派だが馬場が速い。
この展開ならば、レース全体の上り3Fが33秒台になって欲しかった。少なくとも前年(エアファンディタが勝った)よりは劣る。
この馬場で前半5F:58.8は遅いと思うが、シャイニーロックを追いかけたピースオブエイト、ヴィジュネル、サウンドビバーチェあたりは揃って直線の伸びが一息。
2着と4着が差し馬のため、「差しがきく展開だったか?」と当初は思ったが、「先行馬の多くがだらしなかった」が個人的な結論
出走各馬 回顧
◎ オニャンコポン ⇒6着
○ ヴィジュネル ⇒10着
▲ ピースオブエイト ⇒5着
△ サウンドビバーチェ ⇒11着
△ ジャスティンスカイ ⇒1着
◎ オニャンコポン ⇒6着
・'23京都金杯(6着)は直線で詰まり&相手も強かった・・・と思ったが不発だった。
・単純に考えれば、洛陽Sと京都金杯はレースラップが大きく異なるのでそこが敗因なのか・・・。マイルならば持続戦で差しがベスト条件か
○ ヴィジュネル ⇒10着
・先行できそうなこと+瞬発戦の実績+斤量を評価していた。先行したまでは良かったが、思ったより粘れなかった。
・'22キャピタルS(4着)を考えれば、もっとやれるはずだが
▲ ピースオブエイト ⇒5着
・スロー前残り展開なら連対は堅そうと思ったが、その予想は外れた。
・レースレベルは怪しいが、57.5kgで久々だったことを思えば、まだ見切らない方が良いか
△ サウンドビバーチェ ⇒11着
・陣営的にクラシック路線を終えて、切望していたマイル戦だったと思うが不発。
・敗因は不明確だが負けすぎなのでノーカンか。次走で人気を落とすなら面白いかもしれない
△ ジャスティンスカイ ⇒1着
・無難に末脚をいかす競馬に徹すると予想したが、先行だった。まずそれが大きかった。
・2勝クラスと3勝クラスは高速馬場のため勝ち時計がド派手。個人的にはそれを理由に過剰に嫌ってしまったことを反省している。
・この展開で上り3F:33.9は少し微妙に感じるが、抜け出すタイミングを調整していた分もあるのだろうか。個人的には重賞で通用するか疑っている。
フラーズダルム ⇒4着
・上り3F:33.5は他馬より0.3秒速かった。地力は高い。3勝クラスの内容が優秀だったため納得がいく。
・上り最速で4着。これは次走で人気が集中するパターン
シャイニーロック ⇒3着
・'22リゲルS(1着)は前半5F:59.7のスローペースだったため、普通に考えれば評価できなかった。
・馬場が速いといえど、ピースオブエイトがいるため楽な展開はないと思っていた。ただ今回も同じ競馬で結果を出した。
・ハナを奪い切ったことが大きかったか。
ゴールデンシロップ ⇒8着
・長期休養明けのためノーカン
ココロノトウダイ ⇒2着
・馬場的に差しがとどくとは思えなかったが、想像以上に他馬がだらしなかったという見解になる。
・実力は既に証明済み。溜めれば終いの脚は確実。前走'23ニューイヤーS(6着)は先行した分だけ伸びなかったという結論