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2024 しらかばステークス OP 回顧

予想記事無し

レース条件

札幌 芝1200m
3歳以上オープン
ハンデ


馬場状態

2024/7/21(日) 札幌
 8R 1勝クラス 芝2000m
  2:00.1(3F:35.1) 標準-1.9
 9R 2勝クラス 芝1200m
  1:08.8(3F:34.7) 標準-0.6
 12R 1勝クラス 芝1500m
  1:27.3(3F:35.7) 標準-2.0

 芝は高速化
 1200m換算で-1.0秒くらい

 9Rは高速馬場ながら34.1-34.7のラップ。もっと速いタイムもありえた。
 8Rと12Rのタイムを見るに開幕週らしい高速馬場だったといえる。

 内外の優劣については内有利傾向。開幕週で内が生きている。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

同距離レース 比較

      前半3F 後半3F タイム 馬場
24しらかばS  34.1 34.2 1:08.3 -10
23しらかばS  33.7 33.7 1:07.4 -10
22UHB賞   33.8 35.4 1:09.2 +8
21TVh賞   33.5 34.3 1:07.8 -8
19UHB賞   33.4 34.5 1:07.9 -8
18UHB賞   33.5 34.8 1:08.3 -6
17UHB賞   33.5 34.2 1:07.7 -10
16UHB賞   33.4 34.6 1:08.0 -8
23キンランドC 34.3 35.6 1:09.9 +18
22キンランドC 34.5 34.6 1:09.1 -2
21キンランドC 34.0 35.1 1:09.1 -4
20キンランドC 34.8 35.8 1:10.6 +18
19キンランドC 33.2 36.0 1:09.2 +10
18キンランドC 33.7 35.7 1:09.4 +10
17キンランドC 33.5 35.5 1:09.0 ±0
16キンランドC 34.1 34.4 1:08.5 +6
21函館SS   32.8 34.8 1:07.6 -10

前半3F ▲:2024年しらかばS
後半3F ▲:2024年しらかばS
勝ちタイム ▲:2024年しらかばS

レースレベル

 レースレベルは低め
 この馬場での標準タイムは1分7秒5前後くらい。前半がスローペースでレベルは上がらず。

 前半3Fの34秒1はスローペース。少なくともコンマ5秒は遅い。

 後半3Fの34秒2は速いが前半が遅すぎて無価値。ラスト2Fの11.4-11.5は出て当然。

 スローペースではあるが、「前が止まらない」というより速い上りを要求される展開へ傾いた印象。それがマイナスに働いた馬も何頭かはいる。
 総合的に見て、「勝ち馬が強すぎた」というより勝ち馬以外が低調だった可能性が高いか。


出走各馬 回顧

ゾンニッヒ ⇒1着

 他馬よりコンマ5秒以上速い上り3Fでの完勝。
 この日の馬場で1分8秒3なので時計的な価値はほとんど無いが、しっかり余力十分で勝ち切ったのは見事。
 

シナモンスティック ⇒2着

 この日の高速馬場でスローペースの単騎逃げが決まったのは恵まれすぎという点に尽きる。
 調教からは復調の兆しは感じられなかった。最後まで辞めずに走れた要因としては、単純に道中を楽に運べたからだと思っている。
 

コムストックロード ⇒6着

 この展開ならばもっと速い上りを出してほしかったが不発。敗因を考えるならば、「1200mだと忙しい」のかなと思っておく。
 スローペースだった青函S(3着)はまだしも、京都牝馬S(3着)は能力が無いとできない走りだと思うので、どこかで巻き返しがあると思っている。
 

マスクオールウィン ⇒12着

 52kgで1分8秒8となると1勝クラス級の内容になってしまうが、直線で前が壁になっていた。
 ただそうは言っても、馬が進路を探すような仕草が無く、進路が少し開いてからもいまいち伸びなかった。
 フェアリーS(2着)を見るに素質はあると思うが、今回に関してはやや疑問が残る内容で終わった。結局のところ度外視するしかない。
 

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