2023 リゲルステークス L 回顧
予想記事無し
レース条件
阪神 芝1600m
3歳以上オープン
別定
コースレコード
ソダシ 1分31秒1 2021年
馬場状態
天気:曇 芝:良
2023/12/9(土) 阪神
9R 1勝クラス 芝2000m
2:00.3(36.4-35.5) 標準-1.3
12R 2勝クラス 芝1200m
1:08.7(34.6-34.1) 標準-0.4
芝は高速化。
1200m換算で-0.8秒くらい。
12Rは後傾戦。もっと速いタイムもありえた。
内外の優劣については「内有利」の傾向。最内を避ける騎手が皆無であり、12Rは内を突いた差し馬が好走。
レース全体 回顧
ペース
前半4F:47秒7は超スローペース
同日同距離の2歳未勝利とほぼ同じペース。このレース条件ではそこまで珍しくもないのだが。
ラスト4F ラップ
瞬発戦で決着(11.9-11.3-10.7-11.4)。
レース全体の上り3Fが33秒4の高速上り勝負。ここまで速いと4角で後方の馬は苦しくなる。
同距離レース 比較
前半4F 後半4F/3F タイム 馬場
23リゲルS 47.7 45.3/33.4 1:33.0 -8
23ポートアイS 48.1 45.4/33.6 1:33.5 -4
23米子S 44.9 46.8/35.4 1:31.7 -10
23阪神牝馬S 48.0 45.9/34.2 1:33.9 -2
23洛陽S 47.0 46.1/34.3 1:33.1 -8
22リゲルS 48.0 45.6/33.9 1:33.6 -6
22米子S 46.3 46.6/35.0 1:32.9 -10
22マイラーズC 46.1 47.2/35.8 1:33.3 ±0
22阪神牝馬S 46.8 46.0/34.7 1:32.8 -8
22六甲S 46.9 46.8/34.7 1:33.7 ±0
22洛陽S 46.5 45.4/34.1 1:31.9 -8
21リゲルS 47.9 46.1/34.4 1:34.0 ±0
21米子S 47.1 47.9/36.2 1:35.0 +6
21マイラーズC 44.5 46.9/35.6 1:31.4 -8
21阪神牝馬S 47.1 44.9/33.2 1:32.0 -16
21六甲S 47.0 46.8/35.4 1:33.8 +4
21洛陽S 50.3 44.9/33.0 1:35.2 -4
レースレベル
レースレベルは標準
この馬場での標準タイムは1分32秒8くらい。前半スローペースだったが速い後半4Fで標準タイムくらいまで詰めてきた形。
高速上り勝負ではあるが、前有利/後ろ不利の影響度が大きかった。
出走各馬 回顧
マテンロウスカイ ⇒1着
まず思うのはマイル戦としてはスローペースになったのが嚙み合った。
これで古馬重賞のマイル(前半4Fが46秒前後)に向かうならば嫌う価値あり。
メイS(2着)が重賞級だと思っているので良い意味で評価は変わらず。ベストはワンターンの1800m。
ドゥアイズ ⇒2着
そう単純な話ではないかもしれないが、内容的に阪神牝馬Sの標準レベルくらいはある。
33秒1の上り3Fで差せないならば仕方がない。番手集団から力強く抜け出しているのを評価したい。
書くまでもないが秋華賞の敗因は折り合いで確定的。
エスコーラ ⇒3着
前提として超休み明けで何とも言えないが、33秒2の上り3Fで差せないならば仕方がない。試金石は次走。
エンペザー ⇒4着
前提として前有利の恩恵を受けているが瞬発戦でキレ負け。総合的に見て悪くなく、4歳で力をつけていると捉えるべきか。
小回りコースの持続力勝負ならばOPで一発があっても。
ビーアストニッシド ⇒5着
スローペースで掛かって不発。それに加えて瞬発力勝負もマイナスだった。距離短縮で改めて。
カレンシュトラウス ⇒6着
二走続けて前が止まらない展開。持続戦の差しが嵌るレースになれば上昇があってよいはず。
グラティアス ⇒7着
スタートから行き脚が(何故か)つかず。マイラーズCと同じ大敗パターン。
力負けではなく次走で立て直してくると思うが、この馬にはこの負け方がある。
アナゴサン ⇒8着
+22kgの休み明けで最後は止まった。米子S(5着)は強い内容なので次走に注目したい。