
2024 ムーンライトハンデキャップ 3勝クラス 回顧
予想記事無し
レース条件
中京 芝2200m
3歳以上3勝クラス
ハンデ
馬場状態
2024/9/7(土) 中京
8R 1勝クラス 芝1200m
1:08.3(3F:34.5) 標準-1.1
9R 2勝クラス 芝2000m
2:00.9(3F:34.7) 標準-0.4
芝は高速化
1200m換算で-1.0秒くらい
8Rは33.8-34.5の標準的な展開。
9Rは前半5Fが63秒のスローペースで後半4Fは46秒1の速さ。前半ペースが遅すぎたゆえにタイムが伸びなかった印象。
結論として、8Rのタイムを見る限り馬場は速い。クッション値が9.8の高さなのも納得。
内外の優劣についてはやや内有利傾向。直線の最内くらいは芝が傷んでいる印象だが、馬場が速いなりに内前が残る。
レース全体 回顧


同距離レース 比較
前半5F/7F 後半4F/3F タイム 馬場
24ムンLH③ 59.2/84.2 46.9/35.0 2:11.1 -10
23美濃S③ 63.0/86.5 46.4/35.0 2:12.9 -8
22ムンLH③ 58.4/84.0 47.9/35.3 2:11.9 -12
22三方原S③ 57.2/81.0 48.0/35.9 2:09.0 -16
22美濃S③ 63.6/88.3 46.3/34.3 2:14.6 ±0
21ムンLH③ 61.3/85.5 46.6/34.9 2:12.1 -4
21三方原S③ 62.9/86.8 45.9/34.6 2:12.7 -8
21美濃S③ 59.6/84.1 48.7/35.9 2:12.8 ±0
20ムンLH③ 63.3/88.9 46.8/34.6 2:15.7 -4
23日経新春杯 62.1/86.9 47.3/35.4 2:14.2 +10
22日経新春杯 60.2/84.8 46.9/35.1 2:11.7 -2
21日経新春杯 60.7/84.3 47.5/35.7 2:11.8 -6
22神戸新聞杯 60.0/84.8 46.3/34.7 2:11.1 -14
21神戸新聞杯 63.8/89.1 48.9/36.5 2:18.0 +20
20神戸新聞杯 59.9/84.3 48.2/36.2 2:12.5 +6
22京都新聞杯 58.2/82.1 47.4/35.6 2:09.5 -12
21京都新聞杯 59.9/83.6 47.6/36.1 2:11.2 -8



レースレベル
レースレベルはやや高め
この馬場での標準タイムは2分11秒5~9くらい。全体時計は3勝クラスの平均レベルを超える。
前半7Fの84秒2はミドルペースというより「スローペースにならず」というところ。1角まで長いコースだけあって前半3Fは34秒2の速さ。
後半4Fの46秒9(11.9-11.7-11.6-11.7)はやや遅めで、ラップ間の加速が小さいのも△だが、全体時計が良いので及第点。
好タイム(3勝クラスとしては)ゆえに差し馬も来れる展開。
同条件でフライライクバード(2021年ムーンライトH)とヒートオンビート(2021年美濃S)が勝った時と時計は互角レベル。
ただ後半4Fラップのメリハリの無さは少し不満。
出走各馬 回顧
ケイアイサンデラ ⇒1着
今後にどれくらい人気していくかは?だが、いつかどこかの重賞で激走すると期待できるくらいの能力は示した。先行馬なのも良い。
目黒記念(9着)は典型的なキレ負けで能力差以上の大敗。今回も高速馬場だったが、ペースが流れて瞬発力不要の展開になったのはプラスだった。
シェイクユアハート ⇒2着
結論として好内容。
スタートから1角まで長いコースだったが、16頭立ての15番枠ゆえに馬なりで道中後方からの競馬。
この日の馬場で外差し(かつ他馬よりコンマ3秒速い上り3F)から迫ったのは◎だが、レースレベルが上がったゆえに先行馬が脱落した側面もある。
この馬は仮に内枠ならば好位で運べる馬のはずなので、上昇の余地があるのも良い。
ルシフェル ⇒3着
直線でごちゃついたロスが無ければ・・・と思うが、52kgの恩恵があったので強い競馬とも言い切れない。
何とも言えない結果で終わってしまった。
ミステリーウェイ ⇒4着
2分11秒4は悪くないどころか好タイムの部類。ペースが流れて瞬発力不要の展開になったのはプラスだった。ただやはり決め手は無い。
次走が2000~2200mくらいで力のいる馬場ならば引き続き期待したい。
ワイドエンペラー ⇒6着
この日の芝は速い時計は出るが最内近辺は傷んでいた。直線で内を突く形になったのは厳しい競馬だったはずで不発は納得。
結論として、色々と嚙み合わなかった。