2023 カノープスステークス OP 回顧
レース条件
京都 ダ1900m
3歳以上オープン
ハンデ
コースレコード
ワンダーアキュート 1分53秒7 2011年
馬場状態
天気:晴 ダ:良
2023/11/26(日) 京都
7R 2勝クラス ダ1800m
1:51.3(35.1-38.0) 標準-0.5
8R 2勝クラス ダ1400m
1:24.3(34.9-37.4) 標準+0.2
ダートは標準の域。
どちらかと言えば遅い程度。
7Rは2着馬とコンマ9秒差。勝ったアウトレンジが強かった可能性大。
8Rを見る限り極端に低速化していると思えない。
レース全体 回顧
ペース
前半5.5F:67秒3はややハイペース。
この馬場での平均ペースは67秒5~68秒0くらいだと思うので少しハイペース。重賞級のペースと言える?。
ラスト4F ラップ
持続戦で決着(12.0-12.1-12.8-13.3)
最後は持久力勝負。
同距離レース 比較
前半5.5F 後半4F/3F タイム 馬場
23カノープスS 67.3 50.2/38.2 1:57.5 +2
23観月橋S③ 68.2 51.7/38.9 1:59.9 +6
23桃山S③ 66.9 51.1/38.5 1:58.0 ±0
23平安S 68.2 51.6/39.4 1:59.8 +12
20平安S 67.7 48.3/36.1 1:56.0 -6
20アルデバラS 68.7 48.6/36.3 1:57.3 +4
19平安S 68.5 49.6/37.4 1:58.1 +4
19アルデバラS 67.5 50.1/37.5 1:57.6 +4
18平安S 68.6 48.7/37.0 1:57.3 ±0
18アルデバラS 68.1 49.8/37.5 1:57.9 +4
17平安S 65.3 50.4/38.0 1:55.7 ±0
17アルデバラS 68.4 49.3/36.8 1:57.7 -4
16平安S 67.3 48.9/37.2 1:56.2 -4
16アルデバラS 68.2 49.5/36.9 1:57.7 ±0
15平安S 66.7 48.4/36.7 1:55.1 ±0
15アルデバラS 67.0 49.8/37.3 1:56.8 +6
③:3勝クラス、②:2勝クラス
レースレベル
レースレベルは標準より少し低め。
この馬場での標準タイムは1分57秒5くらい。ちょうどそのタイムでの決着。
前半がややハイペースで標準レベルの時計ならば、レースレベルは平凡以下の判定。
最後は持久力勝負。
この日の平場ダート戦は8Rが最後。そこから11Rまでに砂が乾いた可能性もなくはないが・・・。
出走各馬 回顧
前日時点
◎ ペプチドナイル
○ オーロイプラータ
△ メイショウユズルハ
△ ビヨンドザファザー
当日13時45分変更後
◎ ペプチドナイル ⇒7着
○ オーロイプラータ ⇒3着
▲ テーオーリカード ⇒2着
△ メイショウユズルハ ⇒8着
◎ ペプチドナイル ⇒7着
マリーンS(1着)を過大評価してしまったかもしれないが、58kgで持久力勝負は厳しい条件だった。
ラスト2Fが12秒台前半×2になるようなレースならば必ず巻き返しがある。タフな展開は×。
○ オーロイプラータ ⇒3着
このペースならば道中後方になるのは仕方がない。差し馬も来れる展開なので評価は及第点まで。
少なくとも能力の片鱗は見せてくれた。勝った3勝クラスが優秀で、距離延長&直線が長いコースならばOPを勝てる圏内のはず。
△ メイショウユズルハ ⇒8着
55kgの先行馬ならばと思って期待していたが不発。そもそも先行できずに中団くらいからの競馬。
平城京S(3着)は好内容。次走で叩き二戦目での上昇に期待。
△→無 ビヨンドザファザー ⇒12着
阿蘇S(8着)に続いて不発。
三宮S(3着)はOP勝利に値する内容だったはずだが。
無→▲ テーオーリカード ⇒2着
時計的にはOPとして標準レベル。ややハイペースを前で粘り込んだのは立派だが54kgの恩恵もあったか。
総合的に見て内容は及第点くらい?。前が楽な展開ではなかったので悪くはない。
勝った3勝クラスは2着以下が低調だと思っているので、個人的にはまだ少し疑っている。
キタノリューオー ⇒9着
この展開で55kgならば伸びて来ても良かったと思うが不発。太秦S(3着)はさすがに前が止まり過ぎだったか。
レッドファーロ ⇒4着
差し馬も来れる展開なので評価は及第点まで。
直線が長いコースの方が良い可能性大だが、スレイプニルS(3着)と勝った3勝クラスは強調できる内容ではない。
ウェルカムニュース ⇒1着
持久力勝負でこその馬だと思うので展開的に良かったはず。内容は高く見積もって標準レベル(OPとして)。
近走で大敗していた原因は夏負け?。これまでの三走で減り続けていた馬体重が戻っていたのが復調のサインだった。
バーデンヴァイラー ⇒5着
58.5kgを考慮すれば上位馬より強い競馬をしている可能性大。この斤量かつ重賞級ペースで大きく崩れなかったのは◎。
次走が楽しみな存在。