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2024 ケフェウスステークス OP 回顧
予想記事無し
レース条件
中京 芝2000m
3歳以上オープン
ハンデ
馬場状態
2024/9/14(土) 中京
6R 1勝クラス 芝1600m
1:32.4(3F:35.2) 標準-2.3
9R 2歳OP 芝1400m
1:20.7(3F:35.1) 標準-1.0
芝は高速化
1200m換算で-1.6秒くらい
6Rは45.8-46.6の前傾ラップ。1勝クラスとしては史上最速級の高速時計で決まった。
9Rは2歳戦かつ少頭数であてにならない。
内外の優劣については内有利傾向。6Rと9Rはともにペースが流れて差しが決まる展開だったが、6Rで最内の先行馬が粘ったのを重く捉えたい。
レース全体 回顧
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同距離レース 比較
前半5F/6F 後半4F/3F タイム 馬場
24ケフェウS 60.8/72.0 45.6/34.2 1:58.2 -16
22ケフェウS 60.3/71.9 45.7/34.6 1:57.6 -14
21ケフェウS 62.6/74.8 46.4/34.3 2:01.2 -6
20ケフェウS 59.6/70.6 48.1/36.3 1:58.7 -8
24小倉記念 57.6/69.4 47.1/35.5 1:56.5 -16
23中日新聞杯 60.2/72.2 46.6/34.8 1:58.8 -12
22中日新聞杯 61.9/73.2 46.2/35.1 1:59.4 -14
21中日新聞杯 61.1/73.0 46.8/35.0 1:59.8 -6
20中日新聞杯 61.5/73.8 46.3/34.4 2:00.1 -8
19中日新聞杯 60.8/72.9 46.3/34.5 1:59.2 -6
18中日新聞杯 58.7/70.5 48.8/36.5 1:59.3 ±0
22鳴尾記念 60.1/72.0 45.7/34.3 1:57.7 -16
21鳴尾記念 62.9/75.1 45.6/34.1 2:00.7 -6
23愛知杯 63.9/76.5 46.6/34.3 2:03.1 +10
22愛知杯 62.3/74.4 46.6/34.8 2:01.0 -6
21愛知杯 57.9/69.7 49.0/36.4 1:58.7 -6
19愛知杯 62.2/74.0 46.0/34.3 2:00.0 -10
18愛知杯 60.3/72.9 47.2/35.1 2:00.1 +4
24金鯱賞 58.4/70.9 46.7/34.7 1:57.6 -6
23金鯱賞 60.9/73.1 46.7/34.6 1:59.8 ±0
22金鯱賞 59.3/71.0 46.2/34.6 1:57.2 -14
21金鯱賞 61.4/73.1 48.7/36.8 2:01.8 +8
20金鯱賞 63.6/76.0 45.6/33.8 2:01.6 ±0
19金鯱賞 61.0/73.3 46.8/34.6 2:00.1 +4
18金鯱賞 63.0/75.4 46.2/34.2 2:01.6 +10
24関ケ原S③ 59.4/71.1 47.6/35.5 1:58.6 -12
23寿S③ 61.6/73.9 46.3/34.4 2:00.2 -10
22関ケ原S③ 60.3/71.9 47.1/35.7 1:59.0 -8
22高山S③ 60.7/72.5 47.2/35.3 1:59.7 -6
22寿S③ 60.9/72.8 46.7/35.2 1:59.5 -4
21関ケ原S③ 61.4/73.4 46.5/34.8 1:59.9 -10
21シドニT③ 62.7/74.3 46.8/35.0 2:01.1 ±0
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レースレベル
レースレベルはGIII級
この馬場での標準タイムは1分58秒0くらい。全体時計は少し遅めも、速い後半4Fであるのが◎。
前半6Fの72秒0はややスローペース。この日の芝は超高速馬場だが、標準馬場と変わらないペース。
後半4Fの45秒6(11.4-11.3-11.2-11.7)は十分な速さ(馬場が速いとはいえ)。中京コースらしく3~4角の下り坂からペースアップする展開。
後半4Fを45秒6でまとめられたら差し馬は厳しい。
勝ち馬ですらタイムはやや遅め。2着以下の評価は難しい。
出走各馬 回顧
フライライクバード ⇒1着
この馬は勝った3勝クラス(中京芝2200m)が優秀だったが、期待の割に伸び悩んだ経緯がある。
今回の好内容(展開利を差し引いても)を見るに「中京巧者なのでは?」と思える。2022年日経新春杯(14着)は負けすぎで度外視になるが・・・。
「超高速馬場でパフォーマンスが引き上げられて・・・」など疑いの余地はいくらでもあるが、今回の内容は中日新聞杯の平均レベルくらいは十分ある。今後もし中京の重賞に向かうならば期待は大きい。
マキシ ⇒2着
レース後コメントで「今までに出したことがなかった、左へのモタれを強く出しての競馬になりました。また改めてですね。」
4角での勝ち馬との位置取り差がそのまま着差になった印象なので、評価としては勝ち馬とほぼ同じ。仮にモタレがなくても差せたかどうかは疑問だが・・・。
またこの馬の近三走は少頭数&緩い流ればかり。タフな展開は未知のまま好走を続けている。
マイネルケレリウス ⇒4着
結論として前が残る展開なので不発は納得だが、4角で近い位置にいたマキシ相手にコンマ3秒差つけられたのはやや不満。
前走エプソムC(13着)は距離不足で忙しかった。距離延長の今回は展開が向かなかった。逆に勝った3勝クラスが嚙み合い過ぎていたか・・・。
マイネルメモリー ⇒5着
印象としてはマイネルケレリウスと似ていて、展開が向かずで能力以上に負けた印象。
この馬は勝った2勝クラスが目を引く好内容なので、いつか重賞で穴をあけると思っている。
ダンディズム ⇒6着
まずこの馬にとっては馬場が速すぎたし、展開も向かなかった。
レース展開的には最悪に近かったので、直線で伸びてきているだけで十分と思える。低速馬場のタフな展開でまた改めて。