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2024 天保山ステークス OP 回顧

予想記事無し

レース条件

京都 ダ1200m
4歳以上オープン
別定


馬場状態

2024/6/2(日) 京都
 7R 1勝クラス ダ1800m
  1:51.6(3F:37.8) 標準-1.1
 8R 1勝クラス ダ1400m
  1:23.4(3F:36.5) 標準-1.3
 9R 2勝クラス ダ1900m
  1:57.8(3F:36.3) 標準-0.9

 ダートは高速化
 1200m換算で-1.2秒くらい

 この日の京都は雨で高速ダート。特に8Rと9Rは上りが速く、後方からの差しはほとんど無力。


レース全体 回顧

出典:netkeiba

同距離レース 比較

       前半3F 後半4F/3F タイム 馬場
24天保山S   34.7 48.6/36.6 1:23.3 -12
23オタムリフS 34.6 49.1/37.0 1:23.7 +6
24栗東S    35.3 48.3/36.1 1:23.6 +6
23栗東S    34.2 49.2/37.3 1:23.4 +8
20栗東S    33.8 48.1/36.7 1:21.9 -10
19栗東S    34.3 48.6/36.6 1:22.9 ±0
18栗東S    34.9 47.8/35.9 1:22.7 -6
17栗東S    35.1 47.5/35.6 1:22.6 -10
16栗東S    35.3 48.1/36.0 1:23.4 -4
24すばるS   34.7 49.8/37.4 1:24.5 +8
20すばるS   35.2 49.4/36.8 1:24.6 +6
19すばるS   34.5 48.3/36.4 1:22.8 -4
18すばるS   35.0 48.8/36.7 1:23.8 +6
17すばるS   34.5 48.7/37.2 1:23.2 -4
16すばるS   34.4 47.7/35.8 1:22.1 -6
24高瀬川S③  34.4 49.4/37.2 1:23.8 +6
24門松S③   34.6 48.9/37.2 1:23.5 +2
23桂川S③   35.3 48.0/36.0 1:23.3 ±0
23高瀬川S③  34.6 50.1/37.8 1:24.7 +8
20貴船S③   34.4 48.9/37.1 1:23.3 -6
20河原町S③  34.3 48.5/36.7 1:22.8 -12
20羅生門S③  34.5 49.1/37.2 1:23.6 +6
19羅生門S③  34.9 48.9/36.8 1:23.8 ±0
18貴船S③   34.9 48.6/36.6 1:23.5 ±0

▲:2024年天保山S
▲:2024年天保山S
▲:2024年天保山S

レースレベル

 レースレベルは低い
 この馬場での標準タイムは1分22秒0~5くらい。高速ダートのはずだが、その割に前半3F&後半4Fは低調。

 前半3Fの34秒7はややスローペース。

 後半4Fの48秒6は馬場と前半ペースを考えれば物足りない。

 同日同距離の1勝クラスが1分23秒4(上り3F:36秒5)であり、まともに評価できるのは差し遅れた組だけ。


出走各馬 回顧

サトノルフィアン ⇒1着

 時計的には2勝クラス級だが、そういう前が楽な展開でその恩恵を受けられる強みがある。
 勝った3勝クラスの上り3Fが35秒7であり、高速ダートの瞬発力勝負が得意条件なのかなという印象。
 当然ながらハイペースの持久力勝負では疑う価値が大いにある。
 

エーティーマクフィ ⇒2着

 速い上りを要求される展開は得意だと思うが。それ以上に前が止まらなかった。タイムは度外視するとして最後に迫ったのは悪くない。しかも休み明け。
 懸念を挙げるならばペースが速くない中で追走が忙しそうだった点。もはや1400mでは少し短いか。逆に言えば1600m以上で多少の上昇を期待できる。
  

メイショウテンスイ ⇒3着

 前が有利な展開だったに尽きる。
 

アルファマム ⇒4着

 この馬らしい末脚だったが今回は展開的にも厳しかった。良くも悪くも評価は変わらず。
 

コパノニコルソン ⇒5着

 時計的に過大評価は禁物だが、この展開で最後に迫ったのは悪くない。展開さえ向けばOPでもチャンスはありそう。
 逆に言えばこの馬がここまで迫れたことが、今回のレースレベルを表しているか・・・。
 

ハチメンロッピ ⇒9着

 まず展開が厳しかったし、この馬自身は1勝クラス以下の水準で終わっているので、京都コースも向かなかったかもしれない。
 東京コースへ戻っての巻き返しに期待。
 

ロードアウォード ⇒13着

 前走栗東S(8着)は力負けと思ったが今回は負けすぎの印象。
 

スマートフォルス ⇒15着

 一線級の騎手を使っていない事実を見るに、果たして状態がどの程度だったのか?という疑問は残る。
 3歳時の昇竜S(6着)を思い出す負け方で、この馬は本質的には内枠より外枠が良い印象。
 外枠から外差しが嵌る展開で挽回を期待したい。
 

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