え?また海外?~レバレッジ思考で100万マイル~
はじめに
可能であれば、圧倒的な景色を見に、おいしい食べ物を食べに、興味深い異文化に触れに、財布の中身を気にすることなく旅行に出かけたい…
多かれ少なかれ、誰もが抱く欲求でしょう。
この願望をいとも簡単に叶えてくれるのが、マイルの魅力です。
大多数の人にとっては、マイルは飛行機に乗った時になぜかもらえる「おまけ」のようなもので、一度も使うことなく有効期限を迎えて失効してしまうものだったりします。
しかし、マイルの世界というのは奥深く、マイルに関する知識をきちんと身に付けてさえいれば、平均年収程度のしがないサラリーマンであっても、マイルを使って毎年のように往復200万円以上もするファーストクラスに搭乗することだって可能になります。
このように、マイルの仕組みを知っているか、知らないか、それだけで全く違う人生になってしまうほど、マイルというのは強烈な仕組みなんです。
このnoteは、マイルの巨匠がマイルの貯め方に関する基礎的なノウハウについて解説したものです。
正直なところ、このnoteで解説しているマイルの貯め方のほとんどは、私が独自に編み出した方法ではありません。
陸マイラーと呼ばれる多くの人たちがあれこれと試行錯誤して、洗練させてきた数々の効率的な方法の中から厳選し、自分でも実際に実践した実体験をもとに一冊にまとめたものです。
ネット上をくまなく探せば、同じようなノウハウを断片的に見つけることができるかもしれませんが、ネット情報は玉石混交のため、なかなか体系的に学ぶことはできません。
そして大切なのは、細かいノウハウでなどではなく、マイルを貯める考え方に共通する「レバレッジ思考」です。
このnoteを一通り読み終え、このレバレッジ思考を身につければ、100万マイルを貯めることすら難しくありません。
毎月のように何処かへ出かけられるようになり、「え?また海外行くの?」なんて友人から驚かれるようになります。
そして、考え方さえ身につければ、たとえ細かい手法について忘れてしまったとしても、どう進んめば良いのか、自分で考えて解決できるようになっているはずです。
このnoteでも紹介している誰でも副業のような片手間でできる初歩的な方法でも、年に一度は余裕でファーストクラスに乗れるくらいのマイルが貯まります。
まずはこのファーストクラス搭乗というのを目標に、マイルを貯め始め、次第に自分のライフスタイルに合った方法を選択していくのもいいでしょう。
新しい世界への第一歩を踏み出すための羅針盤としてこのnoteを活用して、あなたにとっての理想の未来をぜひ実現してください。
※注意事項※
このnoteの内容は、Amazonで販売している電子書籍「え?また海外?:レバレッジ思考で100万マイル」と同内容となっています。
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第一章 マイルを貯めるメリット
具体的なマイルの貯め方の解説に入る前に、まずはマイルを貯めるメリットについての確認をしておきたいと思います。
マイルの価値
マイルを貯めるメリット、それは『ポイントの価値を最大化できる』という点に尽きます。
普通の感覚では、「1ポイントの価値は1円」というのが常識になっていると思います。
すでにポイ活(ポイント活動)をしているのであれば、毎月20日にウェルシアでTポイントを使う、いわゆるウェル活といった方法で、1ポイント=1円の壁を越えているかも知れません。
このウェル活の場合は、1ポイント=1.5円ということになりますね。
一方でマイルの場合、通常は1マイル=2円として扱われることが多いのですが、実は使い方によっては1マイル=15円以上にもなったりします。
ここがポイントです。
つまり、マイルというのは使い方次第で、普通のポイントとは比べられないくらいに、その価値を跳ね上げることができるということです。
この1マイル=15円以上となるようなお得な使い方は、具体的には、
• ファーストクラスへの搭乗
• 世界一周特典航空券との交換
などといった使い方になります。
これらの特典航空券制度が「てこ」となって、マイルの価値を大幅に引き上げてくれる、マイルの価値にレバレッジ(てこの原理)をかけてくれるということです。
例えば、「羽田からニューヨークをファーストクラスで往復したい」といった場合、普通に運賃をお金で払うとすると200万円以上かかってしまいますが、これをマイルで払うと約15万マイルほどで、全く同じファーストクラスに乗ることができてしまう、といった形です。
このように、この制度をうまく利用することで、決してお金持ちではない庶民であっても、羽振りの良いセレブのように豪華な旅行を楽しむことも可能になります。
だからこそ、これに気付いた陸マイラーと呼ばれる人たちが、こぞってマイルを貯めているということなんです。
価値にレバレッジをかける
後ほど解説しますが、『マイルの賢い貯め方』というのは、
「直接マイルを貯めていくのではなく、マイルではない別の貯まりやすいポイントをまず貯めて、それをマイルに交換していく」
という方法だったりします。
巷にあふれる何十種類というポイントのほとんどが、相互に交換可能であり、直接マイルに交換することが可能なポイントもたくさん存在します。
このようにマイルもポイントの仲間と考えると、「あらゆるポイントの中で、最も価値にレバレッジをかけられるのがマイルである」と言うことができ、これこそがあらゆるポイントを交換しながらマイルを貯めていくことの最大のメリットです。
ただし、マイルは特典航空券と交換することでその価値を高めることができる一方、それ以外の用途ではそれほど価値が高くなりません。
マイルはお得に飛行機に乗ることはできますが、飛行機に乗る以外、例えば宿泊や食事にマイルを使うのは、あまり合理的ではないということです。
とは言っても、せっかく飛行機代が無料になったのに、その他の旅行費用はお金で払わなければならないというのは、あまり面白くありません。
数あるポイントの中には、ヒルトンポイントやマリオットポイントのように、ホテルに無料宿泊するためのポイントというものもあります。
特にマリオットポイントは、変動の激しいホテルの宿泊料金に対して、無料宿泊にかかるポイントが3段階しかなく、時期によってはポイントの価値に大きくレバレッジをかけることができます。
何でもかんでもマイルに交換せずに、そういったホテルに無料で泊まれるポイントなども併用していくことで、
• 飛行機による移動
• ホテルなどの宿泊
• レストランなどの食事
など、旅行にかかるすべての費用を全て無料にすることも不可能ではないということです。
第二章 マイルを貯める準備
早くマイルを貯めたくてうずうずしているところかもしれませんが、マイルを貯め始める前にまずやっておくべき準備というものがあります。
貯めるマイルを決める
マイルと一言に言っても、すべての航空会社で共通のマイルを採用しているわけではなく、航空会社ごとに各社独自のマイレージサービスが運営されています。
なのでまず始めに、どこの航空会社のマイルを貯めるのか、というのを決めておく必要があります。
アライアンスから貯めるマイルを決める
世界にはたくさんの航空会社がありますが、多くの航空会社は「アライアンス」というグループに所属しています。
復数の航空会社が提携して「アライアンス」というものを形成することで、
• マイレージサービス
• ラウンジサービス
• チェックインカウンター
• 運航便
などのサービスを共有し、航空会社間で相互利用しています。
マイレージサービスも共有されているので、同じアライアンス内であれば、どの航空会社のマイルでも他社の飛行機に乗ることができるという形です。
言い換えれば、「同じアライアンス内であれば、どの航空会社のマイルを貯めても良い」ということになります。
この航空会社のアライアンスですが、世界には『3大アライアンス』と呼ばれる、3つの大きなアライアンスがあります。
それが、
• スターアライアンス
• ワンワールド
• スカイチーム
です。
それぞれ、簡単に説明しておきましょう。
スターアライアンス
まず、ANAも加盟しているスターアライアンス(https://www.staralliance.com/ja/)は、26社が加盟する世界最大のアライアンスです。
加盟しているのは、エーゲ航空、エアカナダ、エアチャイナ、エアインディア、ニュージーランド航空、ANA、アシアナ航空、オーストリア航空、アビアンカ航空、ブリュッセル航空、コパ航空、クロアチア航空、エジプト航空、エチオピア航空、エバー航空、ポーランド航空、ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空、深セン航空、シンガポール航空、南アフリカ航空、スイス国際航空、ポルトガル航空、タイ航空、トルコ航空、ユナイテッド航空です。
この他にコネクティングパートナーと呼ばれる、スターアライアンスに正式には加盟していないものの限定的にサービスを共有している航空会社もあります。
先ほどお伝えしたように、例えばスターアライアンスに加盟しているANAのマイルを使って、これら全ての航空会社の飛行機に乗ることができるということです。
ワンワールド
次に、JALの加盟するワンワールド(https://ja.oneworld.com/)ですが、13社の航空会社が加盟しています。
加盟しているのは、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック航空、フィンエア、イベリア航空、JAL、マレーシア航空、カンタス航空、カタール航空、ロイヤルエアモロッコ、ロイヤルヨルダン航空、S7航空、スリランカ航空です。
2020年末には新たにアラスカ航空が加盟予定です。
この他、正式加盟でないワンワールドコネクトとしてフィジーエアウェイズが参加しています。
加盟している航空会社は13社と、スターアライアンスの半分ですが、
• カタールのアル・サファ
• キャセイパシフィックのザ・ピア、ザ・ウイング
といった超豪華ラウンジに代表されるように、ラウンジの充実度には定評があります。
スカイチーム
最後のスカイチーム(https://www.skyteam.com/ja)は、日本の航空会社が所属していないため少し馴染みが薄いかもしれませんが、加盟している航空会社は19社もあります。
アエロフロート、アルゼンチン航空、アエロメヒコ航空、エア・ヨーロッパ、エールフランス、アリタリア航空、チャイナエアライン、中国東方航空、チェコ航空、デルタ航空、ガルーダ・インドネシア航空、ケニア航空、KLMオランダ航空、ミドル・イースト航空、サウジアラビア航空、タロム航空、ベトナム航空、厦門航空が加盟しています。
貯まりやすいANAマイル
アライアンス内ではマイレージサービスがほぼ共有されているので、まずはこの3つのアライアンスのうちからどれか一つを選んでいくという形になります。
と言われても、知らない航空会社ばかりで選べないと思うかもしれませんが、日本であれば、無難にANAかJALのどちらかを選ぶということになるでしょう。
では、ANAとJALのどちらが良いのかと言いますと、特にこだわりがないのであれば、ANAマイルを貯めることをお勧めしています。
というのも、ANAマイルはなんと言っても貯まりやすいからです。
日本には数多くのポイント制度が乱立していますが、ほとんどのポイントは高い交換率でANAマイルに交換していくことが可能です。
また、この後ご紹介していきますが、貯まりやすいアメックスのポイントは、ANAマイルへの交換が他社のマイルへの交換よりもお得になっていたりします。
しかもANAマイルは、国際線のファーストクラスやビジネスクラスの特典航空券の必要マイル数が、他社のマイルに比べて少ないというのもメリットです。
加盟しているアライアンスも世界最大のアライアンスであるスターアライアンスなので、ANAマイルは世界中どこに行くにも使い勝手の良いマイル、と言うことができます。
なので、よくわからないけどお得そうだからマイルを貯め始めてみたいという場合には、ANAマイルから貯め始めてみるようにしましょう。
用途や居住地でも選択肢が限られる
「マイルで何をするか?」によっても、貯めるべきマイルが変わってきます。
例えば、ANAの国内線にマイルで乗る場合、ANAマイルを使用すると、2親等以内の身内にしか特典航空券を発券することができません。
これが、同じスターアライアンスに加盟しているユナイテッド航空のマイルだと、この2親等縛りがないため、親戚のおじさんおばさんや友達に対しても、自分のマイルを使って特典航空券を発券してあげることができます。
しかもANA国内線には、ANAマイルよりもユナイテッド航空のマイルの方が必要マイル数が少ない路線もあったりします。
ANAの国内線を利用するのに、なぜかANAマイルよりもユナイテッド航空のマイルの方が使い勝手が良い、という摩訶不思議な現象が起こることもあるということです。
また、空港によっては、例えば「富山きときと空港」のように、JAL便が乗り入れておらず、ANA便しか選択肢がないような空港もあります。
このように、自分がよく使うであろう路線、あるいは使わざるを得ない路線によって、自分の貯めるべきマイルの選択肢が限られてしまうということもあり得ます。
これはJALの国内線についても同様です。
JALマイルはANAマイルと同じように2親等以内にしか使用することができませんが、ブリティッシュエアウェイズのマイル(アビオス)であれば、友達にも発券することが可能になっています。
また、和歌山の「南紀白浜空港」などはANA便が乗り入れていないので、JAL便しか選択肢がないという状態です。
国際線では航空会社により就航路線が異なるので、自分の使いたい路線に強いアライアンスを選ぶのがセオリーになってきます。
例えば、ドバイへよく行くなら、直行便のあるエミレーツ航空が使いやすいので、エミレーツ航空が所属するワンワールドに加盟しているJALのマイルを貯めていく、というのがベターです。
あるいは、シンガポールによく行くなら、シンガポール航空の所属するスターアライアンスに加盟しているANAのマイルを貯めていく、といった感じです。
マイレージサービスに登録する
貯めるマイルが決まったら、そのマイレージサービスに登録する必要があります。
ほとんどの航空会社では、以下のように公式サイトから無料で登録することが可能になっています。
• ANA(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/join/)
• JAL(https://www.jal.co.jp/jp/ja/jmb/)
• ユナイテッド航空(https://www.united.com/ja/jp/fly/mileageplus.html)
• ブリティッシュ・エアウェイズ(https://www.britishairways.com/ja-jp/executive-club/about-the-club)
マイルの貯まるクレジットカード
ANAカードやJALカードなどのような航空会社と提携したクレジットカードを発行することでも、各航空会社のマイレージサービスに登録できます。
ANAカードやJALカードは、カードを利用するとマイルが貯まっていくという素敵なカードですが、ANAカードやJALカード以外でも、ANAマイルやJALマイルを貯めることができます。
各種クレジットカードの利用で貯まるポイントも、マイルに交換することが可能だからです。
例えば、ほとんどのマイラーが発行したことがあると言われている、SPGアメックスというクレジットカードがあります。
このカードを利用して貯まるマリオットポイントは、本来はマリオット系列のホテルに無料宿泊するためのポイントですが、このマリオットポイントは40社の航空会社のマイルに交換することが可能になっています(https://www.marriott.co.jp/loyalty/redeem/travel/points-to-miles.mi)。
そしてANAもJALも、ユナイテッド航空もブリティッシュエアウェイズも、この40社の中に入っています。
マリオットポイントは通常決済で3%のポイントが還元されますが、このポイントは、3ポイント=1マイルというレートで各社のマイルに交換することができます。
すなわち、マイル還元率にすると1%ということです。
しかも、60,000マリオットポイントというまとまった単位でマイルに交換すると、60,000ポイントの交換ごとに、5,000マイルのボーナスマイルがもらえます。
つまり、本来は60,000ポイントを交換して20,000マイルとなるところ、
• 60,000ポイント=20,000マイル+5,000ボーナスマイル
となり、この場合のマイル還元率を計算すると、なんとマイル還元率1.25%ということになります。
ちょっと脱線しましたが、自分の貯めるマイルを決めて、そのマイレージサービスへの登録が完了したら、ご紹介したようなマイルやポイントが貯まりやすいカードで日々のお買い物などの支払いをしていくことでも、マイルやポイントを少しずつ貯めていくことができます。
マイルを貯める目的を意識する
このようにマイルを貯める準備ができたら、マイルをどんどん貯めていくことになりますが、特に初期の段階では、マイルは基本的にコツコツ貯めていくことになります。
初期の段階の初心者向けのマイルを貯める方法では、継続しさえすればマイルが着実に貯まっていきますが、手を止めてしまえばそれ以上マイルが貯まらなくなってしまいます。
なので、「マイルを貯めていくモチベーションを保つ」ということが大切です。
いわゆる『マイル疲れ』や『マイル挫折』を避けるということですね。
マイルを貯めるモチベーションを保つには、「マイルを貯めて何をしたいのか?」ということをなるべく具体的にイメージしてあげることが有効です。
すでにマイルを使ってやりたいことの未来像を抱いてこの本を手にした方が多いと思いますが、もう一度、はっきりと、具体的に「マイルを貯めて何をするのか?」をイメージしておきましょう。
例えば、
• 夫婦水入らずでビジネスクラスに乗ってルーブル美術館に行く
• 家族4人を連れてハワイにウミガメを見に行く
• ただただファーストクラスに乗ってみたい
• ファーストクラスで世界一周する
などなど、そんな目標を決めたら、目標を達成するまで挫折しないように、ことあるごとにそのイメージを思い出してみましょう。
四六時中マイルのことばかり考えているとも、気が滅入ってしまうようなこともあるかもしれません。
そこは無理せず肩肘張らずに、ゆる~く、長~く続けていくような感じで取り組むというのが、マイルを貯める心構えとしては最強なんじゃないかと思います。
必要マイル数とルールを把握する
マイルを貯める目的や目標を具体的にイメージしても、その目標を達成するのにどれくらいマイルを貯めたらいいかわからないのでは、見えない敵と戦っているようなものです。
自分の決めた目標に対して、どれくらいのマイルが必要なのか、そしてマイルを使う場合のルールについても事前に確認しておくようにしましょう。
同じ路線でも航空会社によって必要マイル数が異なりますが、ここでは貯まりやすいANAのマイルについて見ていくことにします。
ANA国内線の必要マイル数とルール
まず、ANA国内線特典航空券は、片道発券することが可能です。
そして、必要なマイル数は、
のように、
• ローシーズン(閑散期)
• レギュラーシーズン(通常期)
• ハイシーズン(繁忙期)
のシーズンと出発地から到着地の区間距離によって必要なマイル数が決まっています。
例えば、「レギュラーシーズンに羽田から那覇に行く」というのであれば、羽田-那覇間の区間距離は801マイル~1,000マイルなので、片道9000マイル、往復で18,000マイルが必要になってくるということです。
詳しくはANA公式サイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/dom/terms.html)を御覧ください。
ANA国際線の必要マイル数とルール
ANA国際線特典航空券のルールは、
• ANAグループ便のみ対象
• 片道では発券できず必ず往復で発券
• トランジット(24時間以内の乗り換え)は往路、復路で各2回、計4回まで
• ストップオーバー(24時間以上滞在可能な乗り換え)が1回だけ可能
• ストップオーバーの回数はトランジットの回数に含まれる
となっています。
このストップオーバーを活用すると、例えば、
「スペインでサグラダファミリアを見て、帰りにパリでエッフェル塔を観光して日本に帰ってくる」
のように、1ヶ所の往復旅行と同じマイル数で2ヶ所滞在することが可能になるので、時間さえ許すのであれば利用しない手はありません。
そして、ANA国際線の必要マイル数については、ゾーン制が採用されています。
ゾーン制というのは世界をいくつかのゾーンに分けて、そのゾーン間の移動であれば必要マイル数が同一になるという制度です。
ANA国際線特典航空券で設定されているのは、以下の8つのゾーンです。
• Zone1:日本
• Zone2:韓国・ロシア1
• Zone3:アジア1(中国・香港等)
• Zone4:アジア2(東南アジア等)
• Zone5:ハワイ
• Zone6:北米
• Zone7:欧州・ロシア2
• Zone10:オセアニア
ANA国際線でも国内線同様、ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンの3つのシーズンで必要マイル数が変わってきます。
例えば、レギュラーシーズンのビジネスクラス、ファーストクラスの必要マイル数は、
のようになっています。
その他、詳しい数字等についてはANA公式サイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/int/terms.html)を御覧ください。
ANA提携航空会社国際線の必要マイル数とルール
ANAマイルを使ってANAグループ便以外の航空便を利用する場合は、提携航空会社特典航空券のルールと必要マイル数が適用されます。
提携航空会社特典航空券も、ANA国際線特典航空券とほぼ同じルールとなっていますが、乗り換え地点の制限があるなど、微妙に異なる部分もあります。
必要マイル数について異なっている条件は、
• シーズンによらず年間を通して同一マイル数
• 日本からの単純往復および国内でのみ乗継をする場合とそれ以外で必要マイル数が異なる
などです。
また、ANA国際線特典航空券の8ゾーンに、
• Zone8:アフリカ・中東
• Zone9:中南米
を加えた10のゾーンでのゾーン制となっています。
詳しくは、ANA公式サイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/tk/zone.html)をご覧ください。
世界一周の必要マイルとルール
最後に世界一周ですが、世界一周にもルールがあります。
自由気ままに気の向くままに世界を飛び回れるわけではなく、決められたルールに則って飛行ルートを決め、世界をぐるっと一周するということです。
まあ、かなり自由ですけどね。
まず、必要マイル数は総移動距離によって決まり、
• 太平洋、大西洋をそれぞれ1回ずつ横断すること
• 東回り、西回りのどちらか一方通行で、逆戻りは認められない
• 最大12フライト区間を飛ぶことができる
• 最大8回のストップオーバー(24時間以上滞在可能な途中降機)が可能
• ストップオーバーは、欧州では3回まで、日本では4回まで
• 出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降
といったルールが設けられています。
詳しくはANA公式サイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/tukau/award/tk/star_round.html)に記載されていますが、赤道を横断するようなルートでは移動距離が長くなり、必要マイル数も増えてしまうということに注意しておきましょう。
ANAマイレージクラブ・サービスセンターは24時間対応
お得に旅をしようとして、国際線のトランジットやストップオーバーを多用した複雑な旅程を組もうとする場合には、希望する旅程を組むことが可能かどうかを、ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話して聞いてしまうのが得策です。
電話で国際線特典航空券を予約すると手数料がかかってしまいますが、電話でオペレーターに相談して予約可能な旅程を組み、それを自分でネット予約するのであれば手数料はかかりません。
世界一周特典航空券に関しては、ANAマイレージクラブ・サービスセンターに電話して予約する必要があります。
ANAマイレージクラブ・サービスセンターは24時間365日対応で非常に便利なので、うまく活用しましょう。※
※コロナウイルス感染拡大の影響で受付時間が変更になっている場合がありますので、ANA公式サイト(https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/contact/01.html)でご確認ください。
第三章 マイルの貯め方の基礎
では、いよいよ具体的なマイルの貯め方について解説していきます。
マイルの貯め方にはいろいろありますが、大きく分類すると基本的に次の3つ、
• 飛行機に乗って貯める
• マイルを購入する
• ポイントをマイルに交換する
に分けられます。
飛行機に乗って貯める
飛行機に乗ってマイルを貯める、というのは、いわゆる搭乗マイルと呼ばれているもので、マイルを貯めると聞いて多くの人がイメージするマイルの貯め方です。
基本的に、搭乗区間の距離(航空会社によっては料金)によってもらえるマイルが増減しますが、その他、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスなどの座席クラスや、航空会社の会員ステータスなどによっても増減します。
同じ路線で通常料金でエコノミーを利用するとして、だいたい10回搭乗してようやく1回無料搭乗できるくらいのマイルがもらえるといった感覚です。
飛行機に乗るだけでマイルが貯まるので簡単と言えば簡単ですが、1回無料で乗るためには10回も搭乗しなければならないので、飛行機に乗るだけでマイルを貯めていくというのは時間もお金もかかる方法と言えます。
マイルを購入する
次の『マイルを買う』というのはバイマイル(Buy Miles)と呼ばれているもので、日本では馴染みがありませんが、海外では割と一般的な方法です。
ANAやJALはマイルの販売を行っていませんが、海外の航空会社は公式サイトでもマイルを販売しています。
例えば、何度か登場しているブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、公式サイトでマイル(アビオス)を購入することができます。
ただし、このBAアビオス、公式サイトで表示されている価格は、1マイル3円~5円以上です。
ただ、これには裏技があり、
• スペインのイベリア航空のイベリアプラスというポイントサイトのようなものを経由して、
• スペインのグルーポンでイベリア航空のアビオスを購入し、
• これをブリティッシュ・エアウェイズのアビオスに移行する
ことでかなり安くBAアビオスを購入することができます。
スペインのグルーポンのセール時に購入すれば、1マイル=1.1円~1.3円程度で購入することができてしまいます。
他にも、Buy Airline Miles(https://buyairlinemiles.com)のような、いろいろな航空会社のマイルを購入できるサイトなんかもあります。
多くの航空会社のマイルが、1マイル=2ユーロ程度で販売されています。
ちょっと怪しげですけどね…
自分はこちらで購入したことがないので、購入する場合は自己責任でお願いします^^;
日本ではヤフオクなどでANAマイルやJALマイルが売られていたりします。
だいたい、1マイル=約2.5円くらいで購入でき、落札後すぐにマイル口座に反映されます。
変則的なバイマイルの方法として、ホテル宿泊予約でマイルが貰えるというものもあります。
有名なのは、ANAトラベラーズ(https://www.ana.co.jp/ja/jp/domtour/hotel/)というホテル予約サイトから「プラスマイルあり」という条件で検索すると出てくる『マイル付きプラン』です。
300マイル付き、500マイル付きなどが主流ですが、中には1,000マイル付きとか2,000マイル付きのプランもあったりします。
部屋の条件が同じでもらえるマイル数だけ違うプランの値段を比較して、その差額からマイル単価を計算してみると、だいたい1マイル=2.5円前後ということがわかります。
実質的にバイマイルしている形ですね。
このように、マイルを購入してしまうこともできますが、だいたい1マイル=2.5円~3円前後するので、
「今すぐマイルを使いたいけどちょっと足りないな」
といった場合に足りない分だけ購入する、という使い方がいいかもしれません。
長距離路線でどうしてもビジネスクラスやファーストクラスに乗りたいという場合であれば、購入してしまうのもアリでしょう。
マイルを使った特典航空券で乗る場合、
• ビジネスクラスなら、1マイル=6円~15円以上
• ファーストクラスなら、1マイル=8円~15円以上
で利用できるからです。
ポイントをマイルに交換する
最後の『ポイントをマイルに交換する』という方法ですが、これが陸マイラーがメインで実践しているマイルの貯め方です。
日本人がポイント大好きだからなのか、世の中にはたくさんの種類のポイントが溢れています。
大きく分けると、クレジットカードのポイント、各種サービスのポイント、ポイントサイトのポイントの3つに分けることができます。
これらのほとんどのポイントは、直接マイルに交換できなかったとしても、ポイント交換を繰り返していくことで最終的にマイルに移行することができます。
ポイント交換の際に多少ポイントが目減りしてしまうこともありますが、1ポイント=ほぼ1円でしか利用できないポイントを、1マイル=15円以上で使うことも可能なマイルに交換することができるということです。
最近は『ポイ活』ブームで、ポイントを1ポイント=1円以上でお得に使う方法も知られるようになってきましたが、マイルもポイントと考えると、マイルほどその価値を飛躍的に上げることのできるポイントは他にありません。
マイルを貯める=ポイントを貯める
この『ポイントをマイルに交換する』という方法は、あらゆるポイントをマイルに移行することができるので、これを利用することでものすごくマイルが貯めやすくなります。
つまり、マイルは直接貯めるものではなく、自分にとって貯めやすい各種ポイントを貯めて、それをマイルに交換していくというのが、非常に重要な考え方となってきます。
大事なことなのでもう一度言いますが、今日からは『マイルを貯める=ポイントを貯める』と考えを切り替えましょう。
このポイント交換ですが、ポイントの種類によって、
• マイルへの交換方法である交換ルート
• マイルへの交換還元率である交換レート
というのが異なってきます。
ANAマイルへの交換ルート
ANAマイルへの交換ルートとしてよく知られているのが、
• TOKYUルート
• nimoacルート
• JQセゾンルート
の3つのルートです。
それぞれ簡単に説明しておきましょう。
TOKYUルート
TOKYUルートというのは、ANAマイルへのメイン交換ルートで、その交換レートは75%となっています。
つまり、100ポイント=75マイルの割合で交換できるということです。
具体的な交換経路は、
1. まず手持ちのポイントをドットマネーというポイントサイトのポイントに交換
2. これをTOKYUポイントに交換
3. このTOKYUポイントをANAマイルへ交換
という形です。
この際、
• ドットマネーからTOKYUポイントへは等価交換
• TOKYUポイントからANAマイルへは75%で交換
ということになります。
このルートを使うには『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』というクレジットカードが必要で、このカードを持っていない場合、TOKYUポイントからANAマイルへの交換レートは50%にしかなりません。
ドットマネーからTOKYUポイントへの交換に上限が設定されているため、このルートの交換上限は、月間で10万ポイント、つまり75,000マイルということになります。
詳しくは、ブログ記事でも解説していますのでそちらをご覧ください(https://www.mairu-kyosho.com/tokyu-route/)。
nimocaルート
次のnimocaルートは、交換レートは70%とTOKYUルートに比べて少し劣るので、TOKYUルートが使いづらい場合の代替ルートという位置づけになっています。
具体的な交換経路は、
1. 手持ちのポイントをPexまたはGポイントというポイントサイトのポイントに交換
2. これをnimocaポイントに交換
3. このnimocaポイントをANAマイルに交換
という形です。
この際、
• Pex、Gポイントからnimocaポイントへは、Gポイントの場合条件付きですが等価交換
• nimocaポイントからANAマイルに70%で交換
ということになります。
交換上限はありませんが、このルートを使うには、『ANA VISA nimocaカード』というクレジットカードが必要で、函館か九州にしか設置されていないポイント交換機でしか交換することができません。
非常に不便に見えますが、飛行機に乗る口実ができる優秀なルートと言うこともできます。
JQセゾンルート
最後のJQセゾンルートは、交換レートは70%で、nimocaルート同様にTOKYUルートの代替ルートです。
手持ちのポイントを、
• Gポイント→ JRキューポ→ 永久不滅ポイント→ ANAマイル
と交換していきます。
• Gポイントから永久不滅ポイントまでは等価交換
• 永久不滅ポイントからANAマイルに70%で交換
ということになります。
このルートを使うには、まずGポイントからJRキューポへの交換に『JQ CARDセゾン』というカードが必要となり、永久不滅ポイントからANAマイルへの交換に『みずほマイレージクラブカード/ANA』というカードが必要となります。
JALマイルはポイント交換では不利
ANAマイルの場合、この3つのルートでほとんどのポイントを70%以上の交換レートで交換できますが、JALマイルの場合は、特殊な場合を除いて交換レートが50%で頭打ちとなっています。
つまりポイント交換を駆使したマイルの貯め方では、JALマイルよりもANAマイルのほうが貯まりやすいということになります。
交換ルートの調べ方
ポイントにはものすごくたくさんの種類があるので、ポイント交換ルートも無数に存在することになります。
どのポイントがどのルートを使ったら効率がいいのか、すべてのルートを記憶しておくことなど到底不可能です。
では、「自分の持っているポイントをマイルに交換したいけど、どうやったらいいのかわからない…」という場合はどうしたらいいのでしょうか?
そこは心配御無用、ポイントの交換ルートや交換レートが調べられる『ポイ探』(https://www.poitan.net/)というサイトがすでに存在しています。
もちろん無料で利用することができます。
この『ポイ探』で実際に交換ルートを調べてみると、交換可能なすべてのルートについて、
• 交換後にどのくらいのポイント・マイルになるか
• 交換回数
• 交換にかかる日数
が一瞬で表示されます。
そして、ポイント数順、交換回数順、交換日数順で並べ替えることもできます。
初心者の頃は、なるべく手元に残るポイント数が減らないように交換ルートを探しがちです。
ただ、ポイント数を追い求めた交換ルートの中には、交換日数や交換回数が異常にかかってしまうものもあり、
「交換途中でどのポイントに交換したのか忘れて、そのまま失効してしまった」
というのは陸マイラーあるあるです。
几帳面な人であれば複雑なルートでも管理しきれるかもしれませんが、そこは自分の性格などに合わせて、
• ポイント数を優先するのか
• 交換回数を優先するのか
• 交換日数を優先するのか
『ポイ探』の並べ替え機能を活用しながら決めていきましょう。
第四章 ポイントの貯め方
ここまで、『マイルを貯める=ポイントを貯める』ということをお伝えしてきました。
では、マイルの原資となるポイントをどうやって貯めていけばいいのでしょうか?
• クレジットカードのポイント
• 各種サービスのポイント
• ポイントサイトのポイント
のそれぞれの貯め方について、具体的に見ていきましょう。
クレジットカードのポイントを貯めるには?
クレジットカードのポイントの貯め方には、
• 入会キャンペーンで貯める【初級】
• 決済で貯める【初級】
• 紹介制度で貯める【中上級】
という3つの貯め方があります。
入会キャンペーンで貯める【初級】
入会キャンペーンというのは、クレジットカードに入会すると参加できるキャンペーンのことで、例えば、
• 50万円以上のカード利用
• 3回以上のカード利用
といった指定された条件をクリアすることで、ボーナスポイントを獲得することができるというものです。
例として、ANAアメックスゴールドカードの入会キャンペーンを見てみると(2020年9月時点)、
• 入会ボーナス特典で2,000マイル
• 3ヶ月以内に1万円利用で1,000ポイント
• 3ヶ月以内に10万円の利用で4,000ポイント
• 3ヶ月以内に30万円の利用で10,000ポイント
のようにボーナスポイントが設定されています。
クリア条件である30万円のカード利用でもらえる通常還元分の3,000ポイントを合わせると、この入会キャンペーンでは合計最大20,000マイル相当のポイントが獲得できることになります。
このカードの通常ポイント還元率は1%なので、20,000ポイントというのは、200万円をカード決済して還元されるポイント数です。
実際には30万円決済しただけで、これだけのポイントがもらえてしまうというわけです。
このようにクレジットカードの入会キャンペーンの中には、かなりお得にポイントを獲得することができるものもあります。
多くの入会キャンペーンが「◯◯万円以上の決済」という条件なので、
• 新しくクレジットカードを発行したらそのカードの入会キャンペーンに決済を集中する
• それをクリアしたらまた別のカードを発行してそちらのキャンペーンに決済を集中する
というのを繰り返していけば、かなりのポイントを獲得することができます。
決済で貯める【初級】
次に『クレジットカードの決済でポイントを貯める』という方法ですが、決済に使用するクレジットカードは、基本的に、
• 自分のライフスタイルでお得になるカード
• ポイントが貯まりやすいカード
を使っていく形になります。
入会キャンペーンをホッピングする場合には当てはまりませんが、例えば、
• マルイでよく買い物をするならエポスカード
• 楽天でよく買い物するなら楽天カード
といった感じですね。
ただ、クレジットカード決済だけで貯まるポイントは1%から高くても数%なので、生活費の支払いにカードを利用するだけでは、驚くほどポイントが貯まるわけではありません。
年間100万円カード利用するとして、還元率1%だと10,000ポイントです。
ただし、これが副業で転売をやっているなどといった場合には話が別で、転売商品の仕入れをカードで支払えば、かなりのポイントを貯めることができます。
転売の仕入れという「てこ」を使って、カード利用金額にレバレッジをかけるということですね。
最悪、転売で利益が出なくても、仕入れ費用の支払いでポイントだけはたくさん貯まるので、あえて利益を度外視してポイント狙いで転売している人もいるくらいです。
ここで少しだけ注意が必要なのが、ショッピング枠の現金化を疑われてしまう場合もあるということです。
ギフトカードや高級ブランド品など、換金性が高いとされる商品を一度に大量に購入するのは控えるようにしましょう。
決済でマイルが貯まりやすいのはANA?JAL?
ちなみに、ポイントの交換ではJALよりもANAマイルが貯まりやすいということをお伝えしましたが、カード決済だけに限ると、JALマイルのほうが貯まりやすかったりします。
還元率の高いプラチナカードで比較すると、JALカードプラチナは年会費が税込み34,000円で、最大4%還元されます。
この4%の内訳としては、
• 通常決済で1%ポイント還元
• JAL特約店での決済でポイント2倍
• 航空券の購入などでは、さらにアドオンマイルというのが2%上乗せされる
というものです。
JAL特約店には、イオンやエネオス、ファミマ、ウェルシア、マツキヨなど普段の生活で利用するようなお店も多く入っているので、かなりマイルが貯まりやすいと言えます。
一方のANAカードプレミアムは、年会費が比較的安い『ANA VISAプラチナプレミアム』でも年会費は税込み88,000円と高額で、通常還元率は1.5%と高めですが、還元率は最大でも3.5%の還元率となっています。
紹介制度で貯める【中上級】
最後の『紹介制度で貯める』についてですが、クレジットカードの中には友人や知り合いにカードを紹介して入会してもらうと、紹介報酬としてポイントがもらえるものがあります。
代表的なものとしては、
• ANAカードのマイ友プログラム
• JALカードの会員ご紹介プログラム
• アメックスの紹介プログラム
などです。
これらのカードの紹介制度を活用すれば、桁違いに爆発的にマイルを貯めることも可能になってきます。
まずANAカードのマイ友プログラムですが、ANAカードを知り合いなどに紹介して入会してもらうと、紹介相手が入会したカードによって、
• 一般カード紹介で500マイル
• ゴールドカード紹介で2,000マイル
• プレミアムカード紹介で5,500マイル
というポイント数が、紹介した側、紹介された側の双方にプレゼントされるというものです。
JALカードの紹介制度もほぼ同様のものとなっています。
強力なアメックスの紹介プログラム制度
そして、さらに強力な紹介制度が用意されているのが、アメリカンエキスプレスカード、いわゆるアメックスです。
アメックスの紹介プログラムは、紹介した場合にもらえるポイントが最大3万ポイントと超高額となっています。
これは、カード決済の還元率1%とすると、300万円決済してもらえるポイントに等しい数字です。
ただし、このアメックスの紹介プログラムには、『アメックスが発行するアメックスのカード』を持っていないと参加することができません。
そして、『アメックスが発行するアメックスのカード』を紹介した場合には、ポイントの形で紹介報酬がもらえるわけですが、紹介する側(自分)が所持しているカードの種類によって、もらえる紹介報酬の額が異なってきます。
『アメックスが発行するアメックスカード』というのは以下の14種類です。
注意点として、
• セゾンアメックス
• JALカードアメックス
など、たとえアメックスのマークが付いていたとしても、上の表に記載したカード以外は対象外となります。
例えば、ANAアメックス(ブルー)を持っていてANAアメックスを10人に紹介した場合は、
• 3,000ポイント×10人=30,000ポイント
しかもらえませんが、ANAアメックスゴールドを持っていてANAアメックスを10人に紹介すると、
• 10,000ポイント×10人=100,000ポイント
もらえるということです。
さらに、プラチナカードを紹介した場合は、この数字に1件あたり15,000ポイントが上乗せされます。
つまりプラチナカードを持っていて、プラチナカードを紹介した場合の紹介報酬は、
• 15,000ポイント+15,000ポイント=30,000ポイント
ということになります。
また基本的に、どのカードを所有していてもこれらすべてのカードを紹介することができますが、SPGアメックスだけはSPGアメックスの紹介しかできません。
たくさんポイントがもらえるカードは年会費も高くなってしまう傾向がありますが、年間で数枚紹介できるなら、紹介報酬の高いカードを所有した方が良いということになります。
この紹介プログラムの良いところは、紹介されるにとっても普通に公式サイトなどから入会するより、紹介経由の方ががもらえるポイントが多くなるという点です。
ここはとても重要で、ブログやサイト上でカード紹介をする場合、普通のアフィリエイトプログラムでアメックスカードを紹介しているサイトよりも、アメックスの紹介プログラム経由で紹介しているサイトの方が、サイト訪問者に好条件で提案することができるので、弱小に見える個人ブログでも紹介数を伸ばすことが比較的簡単になります。
アメックスの紹介プログラムの注意点
こんな素晴らしい紹介プログラムですが、いくつか注意点もあります。
紹介できるのは知り合いだけ
それは、「知り合い」への紹介しか認められていない、つまり不特定多数の人に無闇やたらに紹介してはいけないということです。
「おまえ、ブログで紹介してるじゃないか!」という話ですが、この「知り合い」の定義として、「お互いに連絡先を知っている人は知り合い」というのが暗黙の了解となっています。
アメックスをブログ等で紹介する場合は、紹介リンクを経由して申し込んでもらう形が一般的なのですが、ブログに「問い合わせフォーム」などを設置してメールアドレスを入力してもらい、メールでやり取りすることで、「お互いメールアドレスを知っている=連絡先を知っている知り合い」という形にすることができます。
このメールでのやり取りというワンクッションを入れずに、ブログに直接紹介リンクを載せてしまうと、アメックスから警告を受けてしまうこともあるようです。
カードによって貯まるポイントが違う
先ほどの表の通り、アメックスのカードにもいろいろありますが、実はカードの系統によって貯まるポイントが異なっています。
例えば、ANAアメックス系のポイントではANAマイルへの交換上限はありませんが、プロパー系のカードのポイントは、年間4万マイルまでしかANAマイルに交換することができません。
交換レートに関しては、どちらもANAマイルへは1ポイント=1マイルで交換することができます。
またプロパー系のカードのポイントは、ANA以外の14社の航空会社のマイルには上限なく交換することができますが(JALマイルには交換できません)、交換レートは1ポイント=0.8マイルです。
マリオットのポイントが貯められるSPGアメックスだけは特殊で、ANAマイルにもJALマイルにも交換が可能で、交換上限も1日あたり240,000ポイントまでとなっています。
アメックス紹介おすすめカード
では、どのアメックスカードを発行するのがいいかというと、
• SPGアメックス
• ANAアメックスゴールド
• アメックス・ゴールド(プラチナ)
の3枚がオススメです。
最終的にはこれを3枚持ちするのが理想ですが、まずは1枚、自分のライフスタイルに合わせて持っておくのがいいでしょう。
どのカードも入会キャンペーンの特典が大きいので、年会費をポイントに交換するような感覚でポイントが貯まります。
それぞれのカードの違いを簡単に見ておきましょう。
SPGアメックスの特徴
まずSPGアメックスですが、このカードはマリオットホテルと提携しているカードで、貯まったポイントでホテルに無料宿泊ができたりします。
すでに説明しましたが、貯まったポイントはANA、JALを含んだ40社のマイルに交換することができて、ポイント還元率は3%、マイル還元率になおすと最大1.25%になるという超絶お得なカードです。
さらに、紹介経由で入会すると10万円のカード利用で39,000ポイントが獲得でき、更新時には50,000ポイント分の無料宿泊券(無料宿泊特典サーティフィケート)がもらえます。
50,000ポイントあれば、日によっては、1泊5万円以上するかなり高級なホテルに泊まれるので、年に1回位は高級ホテルに泊まりたいという人にとってはうってつけのお得なカードになっています。
2020年はこの無料宿泊特典を利用してカテゴリー7のリッツ・カールトン日光に宿泊してきましたが、このホテルは普通に支払うと一泊あたり10万円を越える金額です。
このように、SPGアメックスは非常にお得なカードではありますが、アメックス紹介プログラム上ではSPGアメックス以外の紹介ができないので、他のカードに比べて紹介でポイントを貯めるのが比較的難しいと言えます。
とは言え、貯まるポイントで、
• ホテル無料(ポイント宿泊)
• 飛行機無料(40社のマイル搭乗)
の両方が実現する旅行系最強カードとなっています。
ANAアメックスゴールドの特徴
ANAアメックスゴールドはANAマイルを貯めることに特化したカードです。
マイル還元率は1%(ANA航空券の購入では3%)で、このカードで貯まるポイントはANAマイルにしか交換できませんが、
• ポイントの有効期限がない
• ANAマイルへの交換上限がない
という強力な特徴があります。
なので、このカードのポイントをANAマイルに交換せずに貯めておけば、ANAマイルの3年という有効期限も気にする必要がなくなります。
年会費の安いANAアメックスブルーだと、紹介でもらえる報酬ポイントが1枚あたり3,000ポイントですが、ANAアメックス・ゴールドでは1枚あたり10,000ポイントもらえるので、年に数枚以上紹介する場合にはゴールドがお得です。
SPGアメックスと比べると見劣りしてしまうかもしれませんが、SPGアメックス以外のカードも紹介することができるので、アメックス紹介でANAマイルを貯めるのであれば、こちらのカードの方が貯めやすいと言えます。
アメックスゴールド(プラチナ)の特徴
SPGアメックス、ANAアメックスゴールドのポイントは強力ですが、ホテルでの食事や、特典航空券の燃油サーチャージ、空港使用料などを無料にすることはできません。
ここはあきらめてお金で払ってもいいところではありますが、私のように「それも払うのが嫌だ」という場合には、プロパーカードのポイントで支払うことになります。
アメックスのプロパーカードで貯まるポイントは、ポイント還元率1%(Amazonなど提携店では3%)で、
• 通常の支払いに充当すると1ポイント=0.5円
• ホテルでの支払いで1ポイント=0.8円
• 航空券での支払いで1ポイント=1円
と利用方法によってポイントの価値が変化し、ホテル関連や飛行機関連の支払いに利用するのがお得になっています。
還元率やポイントの価値だけで考えると、それほど魅力的に見えないかもしれませんが、
• ホテルのレストランでの支払い
• 航空券の燃油サーチャージ、諸費用の支払い
などに、紹介で獲得したポイントを利用すれば、まったくお金を支払わず旅行ができるということです。
プロパーカードも、紹介報酬ポイントが大きいゴールドカードもしくはプラチナカードがおすすめとなります。
アメックスゴールドは、
• ラウンジを無料で利用できるプライオリティパスが年間2回まで無料で利用可能
• ゴールド・ダイニングという制度で提携しているレストランを2名以上で予約すると1名分無料
などの特典があるので、こういった特典をうまく利用できれば、それだけで年会費のもとをとることもできます。
アメックスビジネスゴールドは、法人向け、個人事業主向けのカードで、年会費を経費で落とすことが可能です。
最近はほぼ通年、初年度年会費無料で入会できて、しかも入会キャンペーンで非常に多くのポイントを獲得できます。
この2枚は、いずれも紹介報酬が10,000ポイントとなっています。
プラチナカードは、年会費が高額なので敬遠されがちですが、
• 家族カードが4枚まで無料
• 本会員だけでなく家族カード保有者全員に、ラウンジ使い放題で同伴者まで無料になるプライオリティパスの発行が可能
• マリオット、ヒルトンなど4つのホテルグループのゴールド会員資格
など特典がどっさり充実しています。
さらに、ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)というサービスが利用可能で、このFHRでラグジュアリーホテルを予約すると、
• 部屋のアップグレード
• 12時からのアーリーチェックイン
• 2人分の朝食無料
• 16時までのレイトチェックアウト確約
• 100ドル相当の特典
というのが全部ついてきて、かなりお得に宿泊することができます。
また、紹介プログラムでの紹介報酬が15,000ポイントと高く、年に10枚程度カード紹介できるようになってくれば、実質年会費無料と考えることも可能です。
各種サービスのポイントを貯めるには?
次に、各種サービスのポイントの貯め方ですが、基本的には各サービスを利用して貯めることになります。
各サービスを利用する際に、各ポイントが貯まるクレジットカードを利用することで、ポイントの二重取り、三重取りを狙っていく形になります。
ポイントにも種類がたくさんあり、お店やサービスによってお得なポイントが違ってくるので、
「お店(サービス)の名前 支払い方法 お得」
などのキーワードで検索して、お得な支払い方法を探しておきましょう。
といっても、無理してお得な支払い方法を追求するのではなく、自分のライフスタイルや価値観にあわせた、最適なポイントの貯め方を実践していくようにしましょう。
これはごくごく一部ですが、乱立する各種ポイントには以下のようなものがあります。
こういった各種ポイントを貯めて、マイルへと交換していきます。
『マイルを貯める=ポイントを貯める』でしたね。
ポイントをそのまま使わずにマイルに交換することで、ポイントにレバレッジをかけることができ、1ポイント=1円でしか使えなかったポイントが、1ポイント=10円以上に化けるんです。
各種ポイントのお得な貯め方の例
各種ポイントのお得な貯め方についても、いくつかご紹介しておきましょう。
例えば、ビックカメラでは『ビックカメラJQ SUGOCAカード』を使うと、ポイントが10.5%(ビックポイント10%、JRキューポ0.5%)還元され、これをANAマイルに移行するとマイル還元率5%にもなります。
ビックカメラの場合はJALマイルもお得に貯められて、『ビックカメラJMB WAONカード』を使うと、
• カード提示で3%
• WAONチャージで1%
• JMB WAON払いで0.5%
が還元され、合計するとマイル還元率4.5%となります。
マリオットポイントはもう何度も出てきましたが、マリオット系ホテル(マリオットBonvoy参加ホテル)の宿泊時にSPGアメックスで決済すると約18%ポイント還元され、これをマイルに交換すると、マイル還元率が約7%にもなります。
しかも、マリオット宿泊予約には4%還元されるポイントサイト案件もあるので、これも合わせて利用すれば、ポイントザクザクですね。
SPGアメックスの通常決済では、ポイント還元率3%(マイル還元率では最大1.25%)なので、マリオット系ホテルの宿泊時に利用することで大幅に還元率が上がるということです。
ドコモの携帯利用料金は、『dカードゴールド』を発行して電話番号を紐付けることで、dカードゴールドを使って支払いをしなくても、dポイントが10%還元され、これをJALマイルにするとマイル還元率5%になります。
これ以外にもたくさんお得なポイントの貯め方がありますが、このように、それぞれのサービスの支払い方法に気をつけるだけで、ポイントの貯まり方が大きく変わってきます。
ポイントとマイルの相性に注意
ここで注意しなければならないのが、最終的に貯めたいマイルによって貯めるべきポイントが変わってくるということです。
というのも、ポイントの中には特定のマイルに交換しにくいポイントもあったりするからです。
例えば、
• メトロポイント
• nimocaポイント
• TOKYUポイント
などは、ANAマイルには70%以上の高い交換レートで交換できますが、JALマイルに交換するには交換回数が多くかかってしまったり、交換レートが50%にしかならなかったりします。
逆に、
• Pontaポイント
• dポイント
はJALとの相性が良いポイントですが、ANAマイルに交換すると交換レートが著しく低くなってしまいます。
ポイントサイトでポイントを貯めるには?
最後にポイントサイトでのポイントの貯め方ですが、ポイントサイトというのは、いわゆる「自己アフィリエイト案件」を扱っている仲介サイトです。
自己アフィリエイトというのは、成果報酬型広告の案件を自分で取り組み、その案件の広告報酬を受け取ることができるというものです。
つまり、ポイントサイトの案件というのは広告そのものだったりするわけです。
ポイントサイトでは報酬を現金ではなくポイントで受け取る形になります。
案件というのは、もう少し具体的に説明すると、例えば、
• クレジットカードを発行したら5,000ポイント還元
• FXの口座を開設して取引を行ったら3,000ポイント還元
• 特定の通販サイトでお買い物をすると1%ポイント還元
などといったものです。
ポイントサイトで報酬額が大きく狙い目となる案件としては、
• クレジットカード発行案件
• FX口座開設案件
などで案件によっては、1案件で10,000ポイント以上もらえるものもあったりします。
ただし、これらの案件は報酬は高額でも一度きりしか利用できないものがほとんどです。
繰り返し利用ができてオススメの案件としては、
• 外食モニター案件
• ショッピング案件
といったものになります。
ポイントサイト案件の探し方
案件に取り組んで還元されるポイント数は、案件によって異なるだけでなく、同じ案件でもポイントサイトごとに還元ポイント数が違っていたりします。
これをいちいち調べて条件の良いポイントサイトを探すのはかなり大変ですが、これを一発で調べられるサービスである「ポイントサイト横断比較サイト」を利用すれば一瞬で探すことができます。
そのサービスというのは、
• どこ得(https://dokotoku.jp/)
• ポイ得サーチ(https://poitoku.jp/)
というサイトです。
どちらも無料で利用することができます。
『どこ得』は非常にシンプルな作りのサイトですが、検索窓に調べたい案件の名前を入力して検索すると、獲得できる還元ポイント数、ポイント還元率が大きい順に並べてくれます。
しかも、ポイントサイトによって、10ポイント=1円だとか、2ポイント=1円のようにポイントの価値がバラバラだったりする部分を円に換算して並べ替えてくれるので、自分で面倒くさい計算をする必要もありません。
一方、『ポイ得サーチ』は、どこ得のようにシンプルなインターフェイスではなく、おすすめ案件のようなものを提案してくれるなど、ポータルサイトのようなデザインです。
これらのサービスを活用することで、好条件の案件や、好条件のポイントサイトを短時間で見つけることができます。
ポイントサイトの案件では、ポイントサイトからのポイント還元とは別に、広告主側が主催するキャンペーンでポイントやキャッシュバックが受けられるものもあるので、積極的に活用しましょう。
ポイントの二重取りのような感じですね。
例えばクレジットカード発行案件ならば、
• ポイントサイトでもらえるポイント
• 入会キャンペーンでのポイント
の両方がもらえたり、FX口座開設案件であれば、
• ポイントサイトでもらえるポイント
• 取引所でのキャッシュバックキャンペーンでのキャッシュバック
の両方がもらえたりします。
ポイントサイトの友達紹介制度
こういったお得な案件に取り組んでいけば、どんどんポイントが貯まるようになりますが、ポイントサイトでポイントを獲得する方法は案件だけではありません。
実は、多くのポイントサイトで友達紹介制度が設定されています。
ポイントサイトの友達紹介制度には、
• 紹介経由でポイントサイトに登録してもらったら、紹介ボーナスポイントがもらえる
だけでなく、2ティア報酬、あるいはダウン報酬という、
• 自分の紹介した人が案件に取り組んでポイントを獲得したら、その数%から数十%がもらえる
などの特徴があります。
しかも、この紹介者が案件に取り組めばおこぼれにあずかれる関係は、ポイントサイトが終了するまでずっと続いていきます。
なので、たくさん紹介すればするほど、ポイントを大量に獲得できる可能性も上がっていくということです。
ポイントサイトにもいろいろありますが、友達紹介でポイントが貯まりやすいポイントサイトとしては、
• ハピタス
• モッピー
• ちょびリッチ
• ファンくる
などが挙げられます。
ポイント交換の中継サイトとして登録必須のポイントサイトは、
• ドットマネー
• PeX
• Gポイント
があります。
これらのポイントサイトには、登録しておいて損はないので、早めに登録しておきましょう。
桁違いにマイルを貯めるには…
このnoteでお伝えしたかったことは、マイルをたくさん貯めるための考え方です。
そのため、マイルの貯め方をお伝えするとしながら、『マイルを貯める=ポイントを貯める』という考え方のもとに、ポイントの効率的な貯め方について解説してきました。
そして、大量に爆発的にマイルを貯めるには、
• ANAカードやJALカードの紹介制度
• アメックスの紹介プログラム
• ポイントサイトの友達紹介制度
などの紹介制度を活用するのが近道、ということもお伝えしました。
これらの紹介制度は、紹介する側だけでなく紹介される側にもメリットがあるWINーWINな制度なので紹介しやすい、という特徴を持っています。
そしてまた、これらの紹介制度はネットとの相性が抜群に良いといえます。
というのも、ネットを利用してブログなどで情報発信を行い、その中で紹介制度を活用することで、自分がどこにいても、24時間、日本中、世界中の人に情報を届けることができてしまうからです。
つまりブログは、自分の代わりに24時間365日休みなく働いてくれる営業マンと言い換えることもできます。
しかも素晴らしいことに、ブログは始めるにも、維持するにも、ほとんどお金がかかりません。
• ポイントをマイルに交換することで、マイルの価値にレバレッジをかける
• 転売の仕入れにカードを利用することで、カード利用金額にレバレッジをかける
• ネットを使った情報発信をすることで、自分の時間にレバレッジをかける
など、レバレッジを上手く見つけて活用することで、
• ファーストクラスへの搭乗
• 100万マイルの獲得
といった夢物語も、意外と簡単に実現することができてしまいます。
ただ、行動せずに頭で考えているだけでは、マイルも貯まりませんし、何も始まりません。
今回ご紹介したマイルの貯め方、ポイントの貯め方の中から、自分にあった方法を採用してポイントを貯めつつ、それと並行して、ブログやSNS、YouTubeなどのネットを利用した情報発信でカード紹介などを行ってみて下さい。
あなたも使い切れないほどの桁違いのマイルを爆発的に貯めるチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?
作者について
マイルの巨匠
中国人の「りっちゃん」との国際結婚を機に、帰省費用を捻出する方法を模索し、2015年からマイルを貯め始める。
2016年9月には、SFC修行を終了してANAプラチナ達成。
2018年にはマリオットプラチナチャレンジに参戦し、SPGとの統合のどさくさでマリオットチタンメンバーに昇格。
2018年9月に開設したブログ『マイルの巨匠』では、開設から1年半程度で、累計数百万マイル相当のポイントを獲得。
2020年2月には、月間100万マイル相当の獲得を達成。
カニが好き
カルビよりハラミ
旅行以外ではお家にいるのが大好きな、旅するひきこもり
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