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向き合うことの大切さ。#12

2021.07.24日
減災教育の部署を立ち上げ学び続けて来たトヨタユナイテッド静岡株式会社さんが第2ステップに入るという事で同行取材させて頂きました。

 報告の前に上の写真を観て下さい。
何か感じませんか?
先ず人数です。減災教育に対してこれだけの人数が担当している事に驚いてます。当日は都合がつかず参加出来なかった方もいるそうです。
 年齢幅の広さと女性も参加しています。年齢に応じた話し合いも出来る様にとの配慮もあるのでしょう。
 女性の参加はとても大切ですね。女性の立場での考え方は都合が必ずあるはずです。願わくばもう少し増やしてあげて欲しい。

 これだけ見ても社としての本気度が伺えますね。


今回の取材は担当者さんにとっても私自身にもとても考えさせられる勉強会となったと思っています。

第2ステップとは
今まで減災教育普及協会の江夏さんから与えられた課題やヒントを基に課題を見つけたりそれを改善する為の行動を起こして行く事で担当者自身の頭や身体に学びを浸み込ませる時間であったと感じています。

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今回からはその学び、知識、経験を発信する立場に変わろうとするステップになったようです。
 もちろん、これまでも発信をして来ていますが今回からは自らが現在の社内状況を調査理解し担当者同士で調査結果を話し合い、より良い情報を社内へ発信する為の勉強会となった訳です。

その勉強会は次なるステップとなる為5時間という信じられない程の時間が用意され担当者たちの議論が始まる。はずだった...

最初はいつもの様に江夏さんが復習を兼ねて話しを進めその都度質問などを受け回答していたが課題となる自らのステップに入ると「無言」が続いたのです。

江夏さんもそれを想定していたかの様にジッと待つ体制でいるようでした。

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暫く重たい空気が流れ耐えきれなくなったw 1人の担当者がこんな事を発言しました。

「初めて勉強会を聞いた時、身体が震え鳥肌が立ったのを今でも覚えている。その時の事は今でも忘れられない。」と。

ではその事を伝え継承していくにはどのような事をして行くのかこれまでの学びを生かして話して行くように背中を押すように助言をすると少しの間話し合いが進み意見が出て良い調子で行くのかと思いきや、また沈黙が始まってしまったのです。

私はハッ!となりました。

そうなんです。自分自身は分かっているんです。(完璧では無いです、完璧もあり得ない)

それをどの様にして伝え、いかに大切な事なのかを気付かせるのか。がとても難しい事なんだと初めてココで気づかされる事に気が付いた訳です。

それともう一つ。

我々は大人(社会人)である。こと

これが一番厄介なのではないだろうか。

私自身が言われた事だが、カメラマン仲間から言われた
「どうしちゃったの?」
「今更なんで避難訓練の見直し応援なんてしてんの?」
「変な宗教にでも入ったのか?」etc.....

              (その事はいつか記事にするとして)

多分同じ様な事があるのかもしれない

と感じ取れたのです。

会社で打ち上げ、部署を設け実行しているにも関わらす。

今度は江夏さんが方向を変え悩みを聞く様に話題を広げて行くと伸び悩みの苦労が出て来ました。

これは「生みの苦しみ」であり、どれだけ難しい事をしているのかを再認識して何度も同じ事を繰り返し学び。

そして責任を持って伝えられるようになりましょう。
それは人の命に係わる事なのだから。

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その言葉で救われた様な顔をしている担当者をみて心から頑張って欲しいを願ってやみませんでした。

これは個人的意見ですが
社員の多くはこの活動、勉強会を支持し講座に参加もしているのです。
が未だにごく少数の人が冷ややかであるのも事実。それも分かります。大人(社会人)であるからには数字を求めなければならないのですから。ですが早く気が付いて欲しいと思っています。

そしてだからこそ子供の内からこの勉強会で学びと経験をして欲しいと改めて感じました。

次回は「取材撮影の裏側で」を記事にして行きます。


皆さんにもこの勉強会を受けて欲しいと思っています。
実績はあるの?  あります!(下のプロフィールをご覧ください。)
行政・企業に勉強会は行われていますしその後専門部署を立ち上げている企業もあります。
非常に残念だと思う事はコロナ渦で人数制限が掛かってしまう事。1人でも多くの人に聞いてほしい。
興味があれば私に連絡でも構いませんし、直接問合せして頂いても全く問題ないです。
NPO法人減災教育普及協会
https://gensai.or.jp/hinankunren2/
#減災 #地震 #減災教育

企業・個人を問わず賛助会員を募集してます。
併せてお問い合わせください。
私は参加させて頂きました。


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