何もアップデート(進化)されていない避難訓練 #07
前回のお話しで避難訓練の目的を理解出来ていないと書きました。
「自分がやって来たよりも回数・時間が多いから」
凄くやって来たしやってるよ。何がいけないの?
に繫がってくると思います。
これって結構怖い事だと思うんです。
何が怖いのかと言うと
「起こる事に対してどの位のものなのか想定出来ていない」って事ですよね。
想定出来ていないと自分に合った(地域制)訓練が出来ていないって事です。
色んな事沢山やってけど自分の地域には全く適合していない事をやっていた
なんて事もあり得ますよね。
それこそ無駄な時間だし経費も掛かってくるかもしれません。
なので皆さんも是非、ご自分がお住まいの地域の被害想定を調べてみて下さいね。
そこでタイトルの「何もアップデート(進化)されていない避難訓練」
の話しになるのですが私は今50歳なのですが減災教育に関わって気が付いた事があります。それは
自分の子どもの頃と全く同じじゃん!
正確には全くでは無いのですが変わった事と言えば
楽しそうになった。くらいですかね。
勿論子供たちに興味を持ってもらう事は大事ですし実際にホースを使って火を消す作業も大切です。それを否定するつもりは全くありません。経験に勝る物は無いはずなのでとても良いと思っています。
なのですが一番大事な事を学べて無いと思いませんか?
みんな五体満足なんですよ。
嫌な言い方をすると地震も火事も何事も無かったかのように訓練をしているんですよね。
一番大事な事は「まずは助かる事。」
そこが抜けているんです。
ハッ!!っと気が付く方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
どうしたらそこから抜け出せるのか、もしくはそこに留まった方が良いか。
何が危険なのかも分からずに訓練をしていても半分も役になったいないのでは無いかと私は思っています。
それが私が子供の事から何十年も変わって無いって。
アレ?って思いません?
しかもその間に幾つも甚大な被害が出た地震は発生しているのにです。
何も変わっていない。
アップデートされていない事に疑問を持って欲しいんです。
疑問を持った時に初めてどうしたら良いだろうと考えるはず。
勉強会でも実際に疑問を持ちながら避難訓練をしていたという先生方もいて
減災教育の話しを聞き、やっぱりコレって変だよね。と確信を持った先生もいらっしゃいました。
何か変だと思いつつも何が変なのか分からずにただこなしていた。
に気が付くんです。
私はその場面に出くわした事が無いですが中には自分は勘違いした事を子供たちに教えていた。と顔が真っ青になってしまった方もいたと聞きました。
一度、NPO法人減災教育普及協会のアップデートされた勉強会に来てみて下さい。
次回は勉強会の中で勇気ある行動を取った先生について書いて行こうと思います。
皆さんにもこの勉強会を受けて欲しいと思っています。
実績はあるの? あります!(下のプロフィールをご覧ください。)
行政・企業に勉強会は行われていますしその後専門部署を立ち上げている企業もあります。
非常に残念だと思う事はコロナ渦で人数制限が掛かってしまう事。1人でも多くの人に聞いてほしい。
興味があれば私に連絡でも構いませんし、直接問合せして頂いても全く問題ないです。
NPO法人減災教育普及協会
https://gensai.or.jp/hinankunren2/
#減災 #地震 #減災教育
企業・個人を問わず賛助会員を募集してます。
併せてお問い合わせください。
私は参加させて頂きました。