金沢のお土産 究極の？？卵かけご飯
金沢のお土産で「いしる」を買ってきました．
卵かけご飯に，醤油の代わりに「いしる」を入れたら，和の香りが際立って美味しくなり，究極の？？卵かけご飯が完成しました．
もう，醤油に戻れない．．．．
娘「わー，寝過ごした．．．朝ごはん何？？」
奥さん「えー，今日は休日だけど，学校あるの？？ 朝ごはん作ってないけど」
課長「（心の中で）そういえば，この前，金沢のお土産で買ってきたいしるで卵かけご飯を作ったら美味しいのでは？？」
課長「卵かけご飯，作ってあげようか？」
娘「急いでるから何でも良い．．．それ作って．．．」
課長「できたよー」
娘「ん？？ 何これ．．．香りが高くてすごく美味しい．．．」
課長「でしょう．．．🤗」
「いしる」とは
日本三大魚醤（秋田のしょっつる，香川のいかなご醤油，そして，能登のいしる）のひとつだそうです．
魚醤とは，魚を塩漬け発酵させて作る調味料です．能登のいしるは，イワシやイカを使って１年以上じっくりと発酵させて作るそうです．それによって，旨味の成分のアミノ酸が豊富に含まれるようになります．
醤油は大豆を使うのに対して，魚醤は魚やイカなどの魚介類を使用するところが違います．醤油に対して魚醤は，魚介類を使うため，動物性タンパク質がもつコクや甘味が感じられます．大豆や小麦アレルギーを持っている人は，醤油の代わりに魚醤を使っているみたいです．
金沢おでんは，いしるを使っているから，深いコクと香りがあって美味しい訳ねと思いました．
いしるを使った料理
卵との相性が抜群なので，卵チャーハンに醤油の代わりに使います．コクと旨味，そして香りでお店のチャーハンの味になります．同じやり方で，焼きうどんや野菜炒めの隠し味に使っても美味しかったです．
ペペロンチーノに，隠し味で入れると美味しいです．オリーブオイルと合わせると，コクと旨味が強くなります．
もちろん，お鍋，うどん，そば，に入れてもすごく美味しかったです．
カレーの隠し味にすると美味しいです．シーフードカレーはもちろん，お肉のカレーにも合いました．
変わったところでは，パエリアに少し入れると美味しくなりました．魚介の味が引き立ちます．
いしるの種類
「いしるだし」「いしる（イワシ）」「いしり（イカ）」が売られていました．「いしるだし」は，いしるを隠し味にした特製だしです．和洋中の料理に合います．「いしる（イワシ）」は，煮干しの出汁のようなコクと香りが楽しめます．「いしり（イカ）」は，海鮮炒め，中華炒めなどに用いるとオイスターソースとは異なるさっぱりとしたコクが感じられます．個人的には，「いしるだし」が美味しいなと思いました．
東南アジアの魚醤との違い
東南アジアの魚醤としては，タイのナンプラーが有名です．カタクチイワシなどの魚介類を塩に漬け込んで発酵させて作ります．タイ料理には欠かせないエスニックな味の代表的な調味料です．タイでは，原料として使われる魚介類に決まりはなく，色々な種類の魚が利用されているようで，使った原料の魚介類によって風味が異なるナンプラーができるようです．
ナンプラーは魚の干物のようなクセのある香りがしますが，「いしる」は和食の良い香りがする点が異なります．
料理に，塩味，旨味，そして香りを加えるという点では同じですね．
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