おかしな読書タイム
読書大好き まいぱんだ です。
さてさて食欲の秋と読書の秋を同時に満喫できる ちあきさんオススメの『デザート図書』。
2皿目、3皿目も美味しく楽しくいただきました(*´ω`*)
甘いものが好きな人にぜひぜひオススメです♪
↓ 1皿目の『スイートホーム』は こちらをどうぞ。
では、さっそく2皿目をご紹介。
藤野恵美さんの『ショコラティエ』です。
ボンボンショコラが食べたくなる本です(*´ω`*)
対称的な男の子2人の小学生時代から大人になるまでが描かれていました。
個人的には、70年代生まれの人が読むと、よりリアリティを持って小説の世界を楽しめるのではないかなぁと感じました。(主人公たちがその世代だったので)
登場人物たちと一緒に夢に向かって進んでいくキラキラやもどかしさや迷いを感じて、楽しい時間を過ごせました。
特に終わり方が私はすごく好きで、お話の続きはきっと明るい未来なんだろうなぁと想像しました。
読み終わってからお気に入りの洋菓子店で、美味しいショコラをゲットしました。
もともと美味しいのですが、濃厚で口の中で溶けていくショコラがいつも以上に美味しく感じられました。
続いて、3皿目は太田忠司さんの『和菓子迷宮をぐるぐると』です。
理系な主人公が、和菓子の世界に足を踏み入れていくお話です。
超理系な主人公で、時々出てくる理系な台詞は難解すぎて逆に面白いです。
こちらも和菓子が食べたくなること間違いなしです。
特にあんこが食べたくなると思われます(*´Д`)
読んでいると、ハッとさせられる言葉が多かったです。
例えば、100点満点のお菓子は作れない...90点のお菓子を安定して作れるように努力しているというような内容の台詞がありました。
完璧主義になりがちな私は、「完璧」は求めなくていいし、「完璧」なんていうものはないんだと改めて心に刻みました。
あと、すぐに謝る登場人物がいるのですが、その人に対してやってしまったことと釣り合うくらいの謝罪をしたらいいという内容のことを言っていて、なるほどと思いました。
ちょっとした過失には大げさに謝る必要はないんですよね。
それと同じで、何かしてもらった時のお礼も、してもらったことに対して丁度いいくらいのお礼をしたらいいよね、とも思いました。
個人的に色々と学ばせてもらいましたが、とにかく和菓子を食べたくなる本でした。
と、いう訳で和菓子屋さんのおはぎをモグモグ。
あ、この本にもおはぎが出てくるのですが、最後の方に予想外の事実があって「あー、こういうことあるよね」と。
写真を撮り忘れましたが、別の日に季節の和菓子も食べました。
見た目も季節の物(私が食べたのは紅葉と柿)をかたどっているので素敵でした。
最近、冬の気配も感じつつありますが、まだまだ読書の秋、食欲の秋を楽しみたいですね✨