まいおうぎのみち
今日は過去のブログから、舞扇の道のお話しを引用します。
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体って、
頭があって、
それを支える首があって、
両肩があって胸があって、
腹があって腰があって、
両脚があって、両足というパーツがありますが、
これら全部、様々な動きができますね。
上げる、下げる。
回す、振る。
曲げる、伸ばす。
手はとっても器用なので、どんどん仕事をしてくれます。
それこそ、「あまり意識をしなくても。」
でも、本当は手も体の一部であり、全体の内の1つなのですよね。
1つの体なのに、負荷が偏っているような…
「手のお仕事」の意識を、体の他のパーツに分散できたら、全体のバランスが変わるというイメージをしてみてください。
これはね、足で字を書きましょうって話ではないのです。
高い所にあるものを取ろうとした時、手だけ上に伸ばしても届かない時、どうなりますか?
重いものを持ち上げる時、腕の力だけでは上がらない時、どうしますか?
私たちは、身体の全体を一として使うことで、大変だと思われる事を簡単にやってのける方法を忘れてしまっているみたい。
そのおかげで、腰を痛めてしまったり肩や首を痛めてしまったり_| ̄|○
例えば私はベリーダンスを踊りますが、手だけ、足だけで振り付けを曲に合わせて踊るのと、
別々に動く身体のパーツを途切れることなく繋がった動きで曲に乗って踊るのと、
どちらが美しいでしょう。
武術家が、やみくもに拳や蹴り技を繰り出すのと、
足の先まで気が通っているのを感じられるくらい、全身の力を込めた一撃と、
どちらが攻撃力が高いでしょう?
そして、どっちが美しいと思う?
って事なんです。
舞扇を持ってのボディワークは、ただ手で振るわけではございません。
身体のパーツを分離して、1つに纏める。
という作業をしていきます。
そうすることで、知らず知らずのうちに散らばっていた意識を、身体の中心に集めることができ、
身体だけでなく精神とのバランスも整って来るのですおねがいキラキラ
まだまだ、ここに書ききれない舞扇道の魅力があるのですが、今日はこの辺で(*^^*)