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‪⿻‬この曲記念日‪⿻1884.5.12

今日はチェコの作曲家ベドルジハ・スメタナが亡くなった日です。
(ちなみにフォーレ先生の誕生日でもあります🎂)

ベドルジハ・スメタナ(1824-1884)
チェコ舞曲 第1集 4つのポルカより 第2番イ短調

5/1にご紹介したドヴォルザークと同郷で、スメタナの方が少し(20歳ほど)年上。
チェコの作曲家は皆、祖国を大切にしているのが感じられる作風でとても良いですね…( ‾᷄ ⁻̫ ‾᷅ )

今年はスメタナの生誕200年没年140年という特別な年です。
スメタナは愛国心が深く、チェコ音楽の先駆者とも言われるほどにチェコをテーマにした作品を多く生んでいます。
その代表作が、中学の音楽の授業で聴いた方も多いでしょう、あの有名な「モルダウ」も収められている交響詩《我が祖国》
オーケストラやオペラの有名な曲が多いですね。

でもスメタナ自身はピアニストとしての力もあり、若い頃から活躍していました。だからこそ、日本ではなかなか演奏されないピアノ曲がたくさんあります。

彼は幼少期から堅実に音楽の研鑽を積んでいき、多くの作品を残しましたが、作曲家としては遅咲きでした。交響詩《我が祖国》などの世間から絶賛された作品は、ほとんどが50代からの晩年約10年間のもの
しかもなんとその10年間は、健康状態の悪化に伴って耳が聞こえなくなってしまっていたにも関わらず。

今回は完全に失聴してしまっていた55歳頃に作曲されたピアノ局の中から1曲を選んでみました。
チェコ舞曲はその名の通り、チェコに伝わる民族的な踊りの曲のこと。
特に第1集はポルカという種類の踊りのみで構成されています。
ポルカとは、19世紀後半に流行した2分の4拍子の活発な舞曲で、各小節の第3番目の8分音符が強調されるのが特徴です。ポーランド娘(Polska)という言葉が由来と言われています。


stand.fm、Podcastにてピアノ演奏を収録、配信しております。合わせてぜひご視聴ください。↓

参考文献
『1冊でわかるポケット教養シリーズ 1日1曲 365日のクラシック』2019/11/20発行,近藤憲一/著

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