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【Zoom】迷惑をかけちゃイケないのか、かまわないのか、親が考えるのはソコじゃない!
池原充子さんと、このnoteでご縁をいただきまして、
無料のエンディングノートセミナーを受講しました。
🍀池原さんのnote ↓
この『終活サポートサイト』の
このセミナーです。無料でした。
Zoomでの個別面談です。
しかも無料です。
エンディングノートが、Zoom面談前に届きます。
そのノートの代金と送料も、全て無料でした。
◆エンディングノートとは
そもそもエンディングノートとは何でしょうか?
エンディングノートとは、高齢者が人生の終末期に迎える死に備えて自身の希望を書き留めておくノート。
「自分の死後の希望を書く…。遺言書?」と思った方も、いるかもしれませんが、遺言書とイコールではありません。
例えば、(正しく書いた)遺言書には法的効力がありますが、エンディングノートに法的効力はありません。
今回の池原さんのセミナーでは、このようなエンディングノートの、基本の基から教えてくれました。
◆僕たちは、夫婦一緒に受講しました
Zoomセミナーは気楽でイイですよね。
自宅で受けられるので、めっちゃ楽チンです。
予定時間ピッタリに、池原さんのセミナーが始まりまして、冒頭で、
「特に聞きたいこととかありますか?」と聞かれましたので、
「基本の内容を知りたいので、イチからお願いします」と答えました。
僕だけではなく、妻のゆかりちゃんも一緒に受講しました。
「仲が良いですね~」と、僕たちがラブラブなのがバレてしまいましたね。
こういうのって理想は、夫婦の情報格差がない、ですよね。
でも、それがなかなか難しいハズです。
どっちかが興味を示すと、どっちかは引いたりしませんか?
ここは頑張って、夫婦同時をオススメします。
まあこれは、あくまでも『理想』です。
わが家のようにラブラブ夫婦ばかりではありませんからね。こういう面倒なことに時間を使う夫って、そうはいないでしょうし。
はたまた、夫が「一緒に聞こうよ」と言っても、多くの奥さんは、ゆかりちゃんのように素直に「うん」とは言わないでしょうからね~。
◆大きな気づき
今回のセミナーで、大きな気づきを得ました。
それは、子供の意見をちゃんと聞いておこう、です。
僕は、残されたパートナーのことを考えて、「エンディングノートを書かなければ」と思っていたのです。
無意識に、そう思っていました。
「僕が先に亡くなったなら、こんなときやあんなときに、ゆかりちゃんが困るだろうなぁ。
逆に、ゆかりちゃんが先に亡くなったなら、こういう場合やああいう場合、僕が困っちゃうなぁ。
やっぱり、エンディングノートを書いておかないとなぁ」
こういう無意識でした。
ですからお墓のことも、
「山への散骨がイイ」「僕は海がイイな」「やっぱり樹木葬がイイかしら」と、僕たちだけで考えていたのです。
そこには決めつけがありました。
「子供たちは、お墓参りなんて面倒だろう」という決め付けです。
99%、この予想はあっているのかもしれません。
でも、子供に聞けばイイだけなのです。
ただそれだけで、予想ではなく、子供たちの意思を確認できます。
まさか子供の方から、「お墓、どうするつもりなの?」と質問してくることはありません。
こっちから、ちゃんと聞けば良いのです。
「お墓、要る? 欲しい? 僕(私)は、お墓ナシの『散骨』などを考えているんだけど」と。
これを、ただ言うだけです。
◆医療同意
多くの人は『医療同意』という言葉に、なじみがないと思います。
免許証のウラに、臓器移植についての希望記入欄がありますが、
あれでは足りません。
あれは、亡くなった場合です。
亡くなっていなくても、意思疎通ができないケースがあるのです。
意識不明の状態や、認知症などです。
僕は、チューブだらけは絶対にイヤです。
胃ろうも御免こうむります。
ちなみに胃ろうは、日本以外では非倫理的行為という認識なのです。
虐待、と解釈する国も多いほどと聞きます。
問題は、
本人が「イヤだ」と意思表示できないときです。
1度チューブや機器で延命したなら、そのチューブを外す行為は殺人行為に該当しかねないのです。
意思表示できていたときに「延命治療は望まない」と言っていて、配偶者がその通りの決断を下しても、親、兄弟、子供から「見殺しするなんて!」と非難される可能性があります。
「そう言っていた」ということを証明する何かが必要です。
それが医療同意です。
エンディングノートには、医療同意を記入するのが普通です。
◆映画『回眸(フェイモウ)』
『回眸(フェイモウ)』という映画があると、教えていただきました。
ドキュメンタリー映画です。
ここでは、あえて詳細に触れません。
記事が長くなりますから。
僕は、ぜひ観てみたいと思いました。
集客力が僕にあるのなら、愛知県で主催したいところです。
この貴重な情報をいただいたのも、今回のセミナーの収穫の1つです。
◆迷惑をかけてもいい
エンディングノートを書く理由は、迷惑をかけたくないから、でした。
でも、池原さんは「迷惑をかけてもいいのです」と言います。
セミナーが中盤になり、終盤となって、僕は(なるほど…)と思うように変わりました。
「迷惑ばかりかけて!」と、文句を言われるのかもしれません。
でも、
同じ状況なのに、
「全然、構わないんだよ」とか、
「役に立てて嬉しいんだ」などと言ってくれるのかもしれません。
エンディングノートに記入する項目を見て行くと、生や死を、具体的に考えます。
縁起が悪いとか、そういうことはズレています。
死は、100%やって来ることです。
迷惑を掛けないように、という親の思いが、子供には不満かもしれないのです。
「オレはそんなに頼りないのか?」とか、
「私は、損得勘定だけで生きてなんかいない」とか、
それは誤解なのですが、例えばそんな哀しさを与えてしまうかもしれない。
迷惑を掛けないようにと頑張っても、それでも迷惑を掛けることもある。
きっと迷惑を掛けてしまう、と思った方が、
だから今、ちゃんと言葉を交わそうとか、なるべく会うようにしようとか、優しくしようとか、
やるべきことから目を背けない、かもしれない。
僕の父は60代の若さで他界しました。
僕は、45歳くらいになると、父と話したくなりました。
父の考えが聞きたかった。
父が75歳とちょっとまで生きていれば実現したのです。
僕の子供も、中年や初老に近づいたときに、もしかしたなら僕と「話したい」と思うのかもしれない。
何が言いたいかといいますと、
子供の考えや選択は、子供に任せればいい
僕は、セミナーの途中で、そんなことを考えたのです。
オチは、「じょーじジーちゃん、メッチャ迷惑!」と嫌われ放っとかれるのかもしれません。
そのとき僕が、「この親不孝者が!」とほざくダサイ人間になっていなければイイだけのこと。
エンディングノートの書き方は、迷惑を掛けないように、がメインテーマではない。
メインテーマは、
自分は、最晩年をどう生きたいのか
自分は、どう死にたいのか
自分は、どう葬られたいのか
という、自分の希望です。
自分の選択です。
僕は、そんな境地になりました。
池原さんのセミナーなしでは、たどり着けなかった境地です。
◆僕たちのラジオ
僕たちのラジオでも語りました。
◆池原さんのNEWマガジン
池原さん、noteに新しいマガジンを作りましたね~。
コレです。
丁寧に解説する!という、スゴイ気迫を感じる記事たちです。
◆もう1度、無料セミナーのご紹介
これが無料って、どうかしています。
いつ有料に変わっても文句言えない内容です。
リンクをもう1度貼ります。
サイト
無料セミナー申込フォーム
講師が数名いらっしゃる様子ですので、ご希望であればフリー記入欄に、「池原先生希望」とか「池原さんのnoteで知りました」などと記入すると良いかもです。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1174話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
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