第205話 ゆかりちゃんが起きて、すぐに語ったこと
僕は、今日は会社が休みだ。『公休日』というやつだ。
これまで、このnoteでは説明を省いていたが、簡単にいうと
出勤(24時間拘束(仮眠アリ))
非番(朝、家に帰る 平日なら、ゆかりちゃんとはすれ違いになる)(午前中に、2時間くらい追眠する)※追眠という言葉があるかは不明 なければ僕の造語
出勤(24時間拘束(仮眠アリ))
非番(朝、家に帰る 土日なら、帰るとゆかりちゃんがいる(寝ててベッドから「おかえり~」の声or睡眠中))(やはり、午前中に2時間くらい追眠する)
公休(ちゃんとした休日)
と、こういう5日サイクルの勤務なのだ。
※ 1日は8時間労働、という基準からすると、「非番は2日間必要だ」という意見があり、もしそうなったなら、たいへんありがたい。
◆今朝はモーニングページを選択
さて、今朝のことだ。
僕は、昨夜「ゆかりちゃんが出る、30分まえに起こしてちょうだい」と、ゆかりちゃんにお願いして寝室へいき、眠りについた。22時頃だった。
その前日、会社でトラブルがあって、ほとんど仮眠が取れず、睡魔がもの凄かったのだ。公休日の前日は、ゆかりちゃんと夜更かしできる貴重な日なのだが、睡魔ってヤツは、めちゃめちゃ強く、かつ執拗で、ぜんぜん勝てやしなかった。
熟睡して、目が覚めたのが5:30。
ゆかりちゃんは、6:00に目覚ましをセットしているハズだ。
(今なら、モーニングページが書ける)、そう思った。
目覚めてすぐに、外は雨と、音でわかっていた。なんなら眠りながら(ああ、雨だぁ)と思っていた。車の走り去る音が、雨の日のそれなので、外を見なくても間違いはない。
雨でも、小雨ならばソロウォーキングはできる。でも、今日はけっこうな雨のようだし、また、モーニングページを書きたい気分でもあった。
このモーニングページは、会社で書くのが1番楽しい。ペンがめっちゃ走るのだ。なのに昨日は、そのトラブルの影響で、ほんの少ししか書けなかった。それもあって、僕はモーニングページを選択した。
※注 モーニングページを知らない方は、【いくつ に なっ ても、「 ずっと やり たかっ た こと」 を やり なさい】ジュリア・キャメロン、エマ・ライブリー著を読んでいただきたい。8%読むだけで分かる。5%でも可。
◆ゆかりちゃんが起床
6:00にアラームが鳴り、6:05にまた鳴った。
寝室(もと娘の部屋)から、ゆかりちゃんが起きてきた。
「おはよう」
「おはよう~」
寝起きの超悪い娘。その娘の部屋で寝ているからか、ゆかりちゃんの第一声は、爽やかではなかった。
いつものように、ケツを掻きながら歩く。
※ 正確には、お尻の上の腰や背中なのだが、ワンピース(パジャマ)の下から手を入れるので、それはそれは、あられもない仕草となる。このまえ帰省した娘が驚いて「なにしてんの?」と言ったが、当人は、まったく改める気はないようだ。引用:じょーじの記憶と予想
尊重の達人を目指す僕は、そのような行為もスルーした。そしてモーニングページを終了し、ゆかりちゃんに笑顔を向ける。
以下は、ゆかりちゃんとの会話だ。
「あたし、オリンピックに出ることになったんやて~」
「ん?」(たぶん、夢のことだな)
「ぜんぜん走ってないんだよ~。練習してないんだよ~」
「ほう」(陸上競技ってことか?)
「なのに、走ったら、わたし。。。2時間切ったんやて~~」
「ふふ」(なぜ、ここで振り向く! そのドヤ顔! んで、マラソンなのね。2時間って、男子でも切れんタイムやん!)
「まいったわ~、わたし、才能あったみたい」
「ふふふ」(あるか! 夢や! その前にケツ掻くな!)
◆大事なまとめと〆
僕のこの記事は、『事実を書く』という縛りを課している。僕が僕に課している。
つまり、盛ってない。
創作でもない。今朝の事実だ。
注目してほしいのは、夢の内容ではない。(ケツ、でもない)
わたし。。。2時間切ったんやて~ の、3つ目の『。』で振り向くという、その【 タイミング 】が、超絶おもしろかったのだ。
今思うと、なんとなくだが「35億」の振り返り方に似ている気がする。
「どやっ!」という、ゆかりちゃんの気持ちが伝わる。
いや、どやって言われても(言ってはないが)、夢やん!
もう1つ。こっちが重要。
僕が、突っ込みすら入れてないことだ!
ま、おもしろくて、それどころではなかったし、忘れないようにメモするのに忙しくもあった。
が、呼吸するように尊重するのが、ちょっとづつ、ほんの少し、できてるのかもしれない。ふふふ。
ゆかりちゃんの感想は、「なんで腰掻くのを書くのよ~」だろうなぁ。
ちょっと怒られるかもしれない。
でも僕は、そんなゆかりちゃんが、大好きなのだ。
※ 注:ここでの「そんな」は、ケツを掻くではない。ちょっと怒るでだろう、の方だ。「ちょっと怒るであろう、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ」という意味になる。ケツを掻くのは、おもしろくはある。ならスキか?