第491話 ワンフレーズシンガーの脳内の「声」が「アハン♡」な気がする

※ この記事は2020年5月の記事の書き直しです


◆作詞家、なせ じょーじ

僕は作詞家です。

完成した歌詞は、まだ1曲です。

が、
ボツになった歌詞は、山のようにあります。

「しまった~! すべて残しておくべきだった~」と、今、後悔しています。
将来僕が、売れっ子作詞家になった日には、ボツの歌詞にも価値が生まれるハズですから…。失敗しました。

話を戻します。

僕は、作詞家です。
死ぬまでに『100曲の歌詞を書く』という目標を掲げています。


◆ボツの山に消えた歌詞

ボツとなった歌詞は、作曲者のOKが出なかったからです。

曲は友人が作るのですが、彼にとっての良い歌詞とは『日本語の意味』ではありません。

メロディーにベストマッチしているか、
リズムにベストマッチしているか、

なのです。

曲、重視なのです。

「ここで、『が』は、おかしいんです」と、作曲者が言った時の『が』は、意味的にということではなく、音的(orリズム的)に、なのです。


では、僕の書いた唯一の『歌詞』とは?
作曲者が「OK」を出したのか?

そうなのです!

作曲者は友人ではなく、僕なのです!
僕が、作曲しました。

大好きなゆかりちゃんの、天然っぷりを歌にしました。


◆ワンフレーズシンガー、奈星ゆかり

ゆかりちゃんは、歌詞に、まったくもって拘りがありません。
歌詞の間違いなどに、頓着(とんちゃく)しません。

♪北風~~~♪

♪小僧~の♪

♪三太郎~~~♪

と、楽しげに歌います。

正しくは「寒太郎」です。
ゆかりちゃんは、auのテレビCMに、かなり引っ張られていると思われます。

僕が、「寒太郎だよ~」と言っても、聞く耳さえ持ってくれません。

作曲してくれる友人とは別のベクトルですが、ゆかりちゃんも、歌詞の意味などはどうでも良いのです。

些末なことなのです。

友人は意味より、音やリズム。
ゆかりちゃんは意味より、そのときのノリや雰囲気。

2人には、「言葉の意味」より大事なものが、それぞれあるワケです。


◆今日もワンフレーズシンガーは健在

今日も、ゆかりちゃんはワンフレーズシンガーをしていました。

♪静かな湖畔の森の影から~♪

と、リズムよく、楽し気に歌っています。


ちなみに…。
皆さんは、この続きを歌えますか?

歌詞を、憶えていますか?

♪静かな湖畔の森の影から~♪

この続きです。

憶えていた方も、記憶があいまいだった方も、どちらもいらっしゃっることでしょう。

正しくは、こうなります。

♪静かな湖畔の森の影から~♪

♪もう起きちゃいかが?と カッコウが鳴く~~~♪

♪カッコウ~♪ 
♪カッコウ~♪
カッコウ♪ カッコウ♪ カッコウ~~~♪


僕は、「もう起きちゃいかが」、ここの記憶が、あいまいでした。


ゆかりちゃんは、そんな些末なことは気にしません。

今日の、ワンフレーズシンガー 奈星ゆかり は、次のように歌いました。

♪静かな湖畔の森の影から~♪

♪男と女の声がする~~~♪

♪ンン~♪ 
♪ンン~♪
♪ンン
♪ ンン♪ ンン~~~♪


とても楽しげです。

大きな声です。滑舌も明瞭です。

「男と女の声」から「カッコウ」と鳴いたのでは、さすがにオカシイと思ったのか、
ゆかりちゃんは、サビをハミングにしていました。


でも、どんな男と女の声がしたのでしょうか。
ゆかりちゃんの脳内では、どんな「声」だったのでしょうか。

気になります。


◆〆

僕が作詞作曲した『wife』

自画自賛が過ぎますが、この曲は、名曲です。

この『wife』の歌詞を、今、ココで、書きたくなったのですが、ガマンしました。

音声と同時にお届けしよう!
その方が、きっとイイ!

今は、グッとガマンです。


有給休暇に入る
 ↓
毎日を、商売と文筆業に注力する
 ↓
商売が上手く軌道に乗る
 ↓
時間が生まれる
 ↓
ギターの練習を、毎日30分行なう
 ↓
『wife』を弾き語りする動画投稿と同時に、歌詞も発表する

こんな順番で、しばらく先になりますが、
必ずや、このnoteに動画と歌詞を投稿しますので、
首を長くして、生暖かい目で、見守っていただけたら幸いです。

2022年以内に、発表することを目標に頑張ります。


僕は、ゆかりちゃんが大好きなのです。





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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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