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カタカナビジネス用語、1度では覚えられず、記事を書くためにまた調べました

ニューズピックスが勉強になります。


ニュースピックスだと思っていました。
ニューズなんですね。『ズ』と濁点が付くみたいですねぇ。

ニューズピックスさんのYouTubeが面白いんです。ただ時々、いや、しょっちゅうかな。「続きはメンバー登録を」みたいになるんです。月額課金が必要になるワケです。

僕は、サラリーマンを辞めて定期収入がなく、節約せざるを得ない状況です。続きがどうしても気になる動画がありましたので、お試し期間を利用しました。

結論を先に申しますと、カタカナビジネス用語が多すぎて、すぐにメンバー登録を解除しました。解除忘れがイヤだったので即、辞めました。


◆動画視聴中に調べたカタカナビジネス用語

動画を一時停止して、知らなかったり理解の曖昧あいまいカタカナビジネス用語を、ネット検索しました。

・ペイウォール
「ここからは有料です」という仕組や境界線のことらしいです。
ペイ:支払いの、ウォール:壁、って感じなのでしょうか? ウォールが壁と思うのは、進撃の巨人の影響です。

・オウンドメディア
自社が所有するメディア、という意味だそうです。
「自社メディア」で良くないですか?

・タフアサインメント
困難な課題を割り当てられること、という意味らしいです。
ビジネススキルやリーダーシップを開発する場合、実務において困難な課題を割り当てること(タフ・アサインメント)が、最も効果が高いとされている、という考え方が流行っているようです。
「困難に挑戦させる」で良くないですか?

・レーベル
レコードの中央部に貼る、曲名・演奏者名などを記した円形の紙。そこから転じて、レコードやCDを制作する会社やその商標、という意味らしいです。
この単語は、長年知らないまま聞き流していました。

・メタファー
隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、比喩の一種でありながら、比喩であることを明示する形式ではないものを指す。
白い肌を「雪の肌」と言うなど、ということらしいです。
これは、知らなかったことを文筆家なら恥じるべきなのかもしれません。

・パブリッシャー
出版社、版元、発行者、発行人、発行元、販売元などの意味を持つ英単語、ということらしいです。コンテンツの発行者、って感じのようです。
出版社、版元、発行者、発行人、発行元、販売元などの、日本語で良くないですか?

・サスティナビリティ
日本語に訳すと「持続可能性」を意味し、一般的には「人間活動や自然環境が多様性と生産性を失うことなく、長期的に継続できる能力」の全般に対する概念のことを指します、ということです。

・D to C(D2Cともいいます)
Direct to Consumerの略で、メーカーが、商品を仲介業者や店頭に商品を出すことなく、ECサイトを構築し、直接ユーザーに販売するビジネスモデルのことを指します、ということらしいです。
BtoB(企業対企業のビジネスモデル、ダスキンさんが企業やお店と契約するパターン)とか、
BtoC(企業対一般消費者のビジネスモデル、ダスキンさんが一般家庭と契約するパターン)とか、
CtoC(一般消費者対一般消費者のビジネスモデル、メルカリとか)などがあるから、このDtoCの理解がややこしいのです。「Dって誰?」って思いましたから。

・DX
デジタルトランスフォーメーションの略で、意味は「進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革する」というもの、ということらしいです。デジタル化とは非なるものらしいです。
「Xって何?」と思う僕は、アカンのでしょうか?

この流れで「DLって何?」となりまして、調べたらダウンロードでした。


◆じょーじのたわ言

・意味が分かりやすいならまだいい
ほぼ日本語になりつつあるカタカナ語の組み合わせとかです。
「ビジネス」と「モデル」で、ビジネスモデル とかは許容できます。想像がつくからです。

・短くなるならまだいい
カタカナビジネス用語の方が圧倒的に短くなるのであれば許容します。頑張って覚えます。
例えば「Win-Win」は、「双方のメリットを…」と説明するより短くてすみます。こういうのは便利なので、僕も使っちゃっています。

・こんな場合はカタカナにするな!
日本語の方が短く、かつ、分かりやすい場合には、わざわざカタカナにする必要ないでしょ。

上記で言えば、
オウンドメディア、(自社メディア)
タフアサインメント、(困難への挑戦)
パブリッシャー、(発行者)
サスティナビリティ、(持続可能性)などです。

ほかにも、
エビデンスは、根拠
リソースは、人員
アジェンダは、議題
リスケジュールは、予定変更
プライオリティは、優先順位
ファクトは、事実
ナレッジは、情報
ベストプラクティスは、最適な方法
などなど……。

日本語を使おうよ~。短くて、かつ、分かりやすい日本語を、わざわざカタカナ英語にしないでくれよ~。

ちなみに、
上記カタカナビジネス用語の意味が、間違っていたならゴメンなさい。
先に謝ったので、苦情は華麗にスルーさせていただきます。


◆じょーじの偏見

あまりメジャーとはいえないカタカナビジネス用語を、ことさらに使う人って、「僕(私)、仕事のできる人間なので」という自慢を、さりげなく行なっていませんか? 人によっては露骨ろこつに行なっていませんか?

本当に仕事ができる方なのであれば、聞き手にやさしい単語を選ぶと思うのですが。
いかがでしょうか?


◆じょーじの思考

こういう記事を書くって、僕も年老いた証拠ですね。
いくら見た目が38歳くらいでも、実際は54歳ですからねぇ。ボヤキはじめた爺さんです。

最近は、見た目年齢も上がって、43歳くらいかなぁ。
そんな気がします。

もう少し見た目が老けたなら、故野村克也さんのポジションを狙います。


◆カタカナビジネス用語:追記

日本語より長いカタカナビジネス用語なのに、よく使う言葉がありました。

「ブラッシュアップ」です。

「磨き上げる」という日本語よりも、「より良くする」というニュアンスを上手く伝えてくれると思います。

より正確にニュアンスが伝わるのであれば、カタカナビジネス用語もありですね。


◆〆

「ブラッシュアップ」は、ゆかりちゃんも好んでよく使います。
最近は”頑張って使っている感”も、ほぼほぼなくなっています。

でもカタカナビジネス用語は、基本、ゆかりちゃんには似合いません。
せいぜい似合うのは、「ナショナル」くらいです。


僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのです。



おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第650話です


PS.僕の処女作『いいかい、タケルくん』です!


ご一読いただけたら幸いです。

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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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