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クラウドファンディングとは、『信用』を『お金』に交換する【両替所】であって、打ち出の小槌ではない!

僕は、
西野亮廣さんが運営する、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。

他のオンラインサロンのことは分かりませんが、西野さんのサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

という内容です。
月額980円のメルマガ、という感じですね。
西野さんの活動をいち早く知れて、かつ、活動の裏側や背景も知れます。


僕は、西野さんの記事に対して、

コメントを書いています。毎日です。
感想をTwitterでツブヤキます。毎日です。
③西野さんの記事をコピペし保存しています。毎日です。

オンラインサロンのルールに
【サロン記事、公開NG】
があります。

でも、もう1つのルールがあります。
【サロンの記事は、1年後なら公開OK】
です。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)
②その記事への、当時の僕のコメント
③その記事への、当時の僕の感想ツイート
④時々ですが、今の僕からの解説(じょーじのいらん解説)

これらを、毎週土曜日に投稿させていただいているのです。

西野さんのサロンの記事は、1年前のものでも、世間的には最先端です。
5~10年先を走っている方ですから。

つまり、西野さんの過去記事を読むだけでも、高い価値があります
では、let'sサロン!


◆2022年4月28日(木)

・記事のコピペ

おはようございます。
金太郎の服装を見て「隠す場所を絶対に間違ってるよなぁ」と思ったキングコング西野です。

さて。
今日は「今一度、クラウドファンディングを考える」というテーマでお話ししたいと思います。
結論は無いのですが「サービスは、いつも、こんな感じで設計してます」の共有です。

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▼ ほとんどの人がクラウドファンディングの使い方を間違える問題
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僕が確実に支援しないクラウドファンディングの企画の特徴として「企画説明文が長い」というのがあります。

「私は鹿児島県で生まれて、…」みたいな、プロジェクトオーナーの誕生(自分語り)から始まる巻物のような説明文です。

皆さんも過去1000回は見たことがあるでしょう?
「はやく本題に入れよ(結論から話せよ)という。

僕は、この巻物問題を時々取り上げては、「自分の信用度と、自分に許されているプレゼン時間をキチンと見極めろ」と言うのですが、これには皆さんから共感いただきます。

ところが、
そこで「そうだそうだ!どこ馬の骨とも分からないオッサンの長文を誰が読むんだよ」と言っていた人が、自分でクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げることになった時に、「私の生まれは大分県で…」と巻物芸を炸裂されることが少なくありません。

「いやいや、だから素人の長文なんて誰も読まないってば!」と指摘すると、「あぁ、やってしまった…。分かってたハズなのに…」と膝から崩れ落ちる始末。

「見られる仕事」に就いていない人からすると、自分を客観視することは、どうやら難しいみたいです。
「頭が悪すぎる」と斬り捨ててしまうこともできるのですが、もう少しだけ寄り添って考えると、
クラウドファンディングをやるほとんどの人が「生まれて初めてクラウドファンディングをやる」ということも要因になっているのかもしれません。

つまり、蓄積された知識や技が無い。

文章の構成も、リターンの設計も、「こんな感じでいいのかなぁ」と“当てずっぽ”です。
とくに多く見受けられるのが、目標金額を達成することが目的になってしまい、「目標金額に届かせる為に原価の高い(時間がかかる)リターンを次々と追加してしまって、利益(活動に充てる予算)が残らない」という失敗です。

『リターン貧乏』とでも謂いましょう、「それだったら、マクドナルドでアルバイトした方がよっぽどコスパが良いよ」というリターンを用意してしまうプロジェクトオーナーがいます。
#知床遊覧船もこの失敗をしていた

経営者であれば、このあたりの原価計算は当たり前のようにしますが、皆が皆、経営者ではありません。

こんな話は10年前に40万回ぐらいしたのですが、どっこい、大学を出たらトコトン勉強しない(アンテナを立てない)のが日本人です。
今僕が受け入れないきゃいけないのは、少し悔しいですが「どれだけ説明しても伝えきれない」ということかもしれません。

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▼ 前提を変えなきゃいけない
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今、「クラウドファンディングのプラットフォームを作りませんか?」というお話しをいただいているのですが、上記の理由で踏みとどまっています。
巻物病や、リターン貧乏を量産している今のクラウドファンディングの形を、もう少し改善できないものか?と。

クラウドファンディングの設計に関しては「ちょっとは頭を使えよ」と言うことが、そもそもの間違いで、「プロジェクトオーナー1年生は、とにかく頭を使わない」という前提で再設計することが重要なのかなぁと思っています。

たとえば、「プロジェクトの説明文を140文字以内にする」とか、
たとえば「目標金額の設定上限を1万円にする」とか、
たとえば「リターンは御礼メッセージのみにする(=リターンは設計できない)」とか。

そういった“縛り”を付けてみる

そうすることで、大口のクラウドファンディングは、ここではやらないだろうし、もっと、カジュアルな「カンパ」みたいなノリになる。
いっそのこと、サービス名を「カンパ」にしてもいいかも。

この時の問題として、“縛り”をつけたことによって、内容チェックの運営コストに関してはグッと下げられるけれど、有象無象のプロジェクト申請がきて、その中には、権利を侵害するような企画が混じっていたりするので、そっちのチェックが大変になる。
サービスとして「カンパ(仮)」を走らせるには、このあたりがネックになってくるなぁとボンヤリ思っています。

とにもかくにも、リターンが無い(リターンは御礼メッセージだけ)のクラウドファンディングが作れると、もっと生きやすい世の中にできるなぁと思っています。

このへんは引き続き探っていきたいと思います。
また進展があれば、共有します。

現場からは以上でーす。

・僕の、サロン内でのコメント

うぐぐ…。実は僕は、クラウドファンディングを行なう勇気がありません。なので、失敗した人や長文を書いちゃった人でも凄いと思います。僕より勇気があるから。行動力があるから。
僕も、ウダウダ考えているくらいなら、行動して失敗した方が勉強になるのでしょうが怖くて踏み出せません。うぐぐ。

・僕の、Twitterでの公開ツイート

今日の記事を読んで、
今までソ~っと流して誤魔化してきた。僕には勇気がない。失敗が怖い。僕の中の小さな僕が、「自分でやれ」「支援を頼るな」「なぜ貴様の夢を他人が応援せなアカンのや?」「結果出してからにしろ」と言う。失敗を怖れる僕には、何も言えない。

・じょーじの要らん解説

クラウドファンディングを行なう(支援を募る)ことはできなくても、
素敵な企画を応援することはできます。
僕も、これまでに何度か寄付をしてきました。

支援する側でも、いや、支援する側だからこそ、「支援したくなる企画」「支援心したくならない企画」の違いに触れることになります。

その経験は、将来、自分が大勝負を仕掛けるときに、きっと、役立つことでしょう。

西野さんの言葉をご紹介します。

クラウドファンディングは『打ち出の小槌』ではない。
クラウドファンディングは、『信用の両替所』なのだ。

クラウドファンディングのプラットフォームはたくさんあります。
僕が勝負を仕掛けるときは、以下の2つのプラットフォームを利用すると思います。

🍀PICTURE BOOK|ピクチャーブック
https://www.picture-book.jp/


🍀カモファンディング
https://www.kamofunding.com/


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿されるのは、西野さんの活動を、現在進行形で報告
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


具体的には、以下の通りです。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、活動報告『作品制作』(都度都度、途中経過を報告)
・現在の、活動報告『マーケティング』(事前に解説 ときに答合わせ)
・現在の、活動報告『チームビルディング』(経験談の共有)
・現在の、感情や心象の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDの、メイキング映像です。あれです。
西野さんの作品や活動のメイキングです。

後出しではなく、先出しのメイキング。進行形のメイキング。
生中継的メイキング発信です。


作品の制作過程。
ヒットさせるための広告やマーケティング。(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知る
これって、
メッチャ面白いんです。
メッチャ勉強になります


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

だいたい朝の7時ごろです。
二日酔いで、ちょいちょい配信が遅れたりしますが 笑。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1252話です
※僕は、ゆかりちゃんが大好きです


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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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