【天然】素です。悪気など0％です。彼氏や夫が秘かに喜ぶ仕草と、秘かに凹む現象です。
※この記事は、3年2ヶ月前の記事の書き直しです。
朝、妻のゆかりちゃんは、わざわざ僕を見送ってくれます。
僕たちはマンション住まいで、その玄関ドアまで出て来てくれるのです。
ゆかりちゃんの見送りのポーズは、かなり可愛い。
アゴを引いて。
上目遣いして。
両手でバイバイ。
このバイバイの手の位置は、鎖骨の辺り。
少しだけ、ぶりっ子してるなぁ、と思わないでもないのですが、まあ、聖子ちゃん世代ですから、しょうがないかな、と思います。
ある日、僕はふと思いついて、クルっと振り返って
【Good！】を返しました。
ビシッ！っと、ポーズを決めたのです。
と同時に、玄関ドアが「バタン」と閉まりました。
僕の、
クルッ！、Good！、ニコッ！
を、ゆかりちゃんは見ていないのです。
引っ込むの速っ！
玄関ドアは、正確には「バタンガチャ」でした。
ドアが閉まると同時にカギをかけた音もしたのです。
どうなのでしょうか……。
逆も、あるのです。
僕が、ゆかりちゃんを玄関で見送ること、もあるのです。
そのとき僕は、カギをかける音を立てたくありません。
出かけて行くゆかりちゃんには聞こえないように、数秒間待ちます。
それから、ソ～ッと「カ、チ…」と、カギをかけます。
・・・。
まあ、人それぞれです。
話を戻します。
ゆかりちゃんは、僕のGood！を見ていません。
幸いなのは、同じ階の住人にも見られなかったことです。
誰も見ていませんでした。
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
PS．女性の皆々様。
ぜひ、ゆかりちゃんの見送りポーズを真似してみてください。
アゴを引いて。
上目遣いして。
両手でバイバイ。
このバイバイの手の位置は、鎖骨の辺り。
これです。これをマネてみて。今スグです。
鏡で見てください。
カワイイあなたが、そこにいるはずです。
男性というものは、苦笑いしながらも、こういうのが好きなのです。
あなたの恋人や配偶者が喜びます。
恋人や配偶者にイジられたとしても、それは嬉しさの誤魔化しです。
愛情表現です。
「やってみま～す！」というコメントをお待ちしています。
「やってみたら、こうなった！」というアンサー記事もお待ちしています。
おしまい
※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1179話です
※この記事は、過去記事の書き直しです
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