第409話 ゆかりちゃんの【ホンの少し正確さを欠くセリフ】を、3つ紹介
ゆかりちゃんが言った、ホンの少し正確さを欠くセリフ を紹介する。
さすがに、たった1つでは、記事には物足りないだろう。
でも、3つほどたまったので、1記事に、ちょうどイイ感じになった。
◆5月11日
5月11日のことだ。
ゆかりちゃんはソファーで横になり、すやすやと眠っていた。
僕は、そのソファーのまえの床に、ペタンと座り、開脚ストレッチを行なった。
約5分後くらいしたときに、ゆかりちゃんがツブヤいた。
「寝ようかなぁ」
と。
・・・。
いや、寝ていたやん。
眠ってたやん。
正確な日本語じゃないなぁ。
「ちゃんとベットで寝ようかなぁ」とかが、正確な日本語なのだ。
僕はそう思う。
「寝ようかなぁ」は、寝ていない人のセリフだ。
この手の発言を、実は、ゆかりちゃんは良くするのだ。
眠っていたのを誤魔化せる状況ではないのに、
寝ぼけたゆかりちゃんは、眠っていないフリが通用すると、そう思って、
つい、ポロっと言っちゃう・・・。
そんな感じなのだ。
◆ほぼ同じようなセリフ
まえにも、ほぼ同じようなセリフがあった。
やはりソファーで、ゆかりちゃんはうたた寝をしていた。
ガッツリ、2時間近く眠っていた。
そして、少し動きながら言ったゆかりちゃんのセリフは、
「んん、、ねむた・・・」
だ。
僕は思った。
なに? 「眠たい」とな?、と。
そのセリフは、眠っていない人が言うセリフやで~、と思った。
この時の、ゆかりちゃんにふさわしいセリフは、
「んん、、良く寝た・・・」
か、
「んん、、まだ眠い」
とかだ。
2時間も眠っていて、寝てないふりしちゃアカンって。
言わんけど。(書いているけど)
◆5月13日
僕は、ダイニングテーブルで、noteの記事を書いていた。
そこに、勤務を終えたゆかりちゃんが帰宅した。
そして僕たちは、次のような会話をした。(太字がゆかりちゃん)
「ただいま~~」
「あっ!、、お、おかえり~」
「ん? なに、あせったん?」
「う、うん、お風呂掃除、終わっていなかったから、『殺される!』と思って、あせったわ~ 笑、すぐ洗うねぇ~」
「殺したこと、、ないよねぇ、、、」
「失礼や」
「失礼なこと言わんといて~」
※ ゆかりちゃんのドヤ顔には、(イイ返しをしたやら~)と書いてあった
「ハハハ、そやねぇ~ 笑」
僕は笑って、そして指摘なんてしていない。
でも、心の中で思った。
(正確な日本語では、ないんだよなぁ)と。
そして、忘れないようにと、スマホにメモをした。
「殺したことないよねぇ」だと、
「殺したつもりだったけど、たまたまトドメが甘くて、じょーじは生き返ったし~」
「結果、殺してなかったし~」
とかも含まれちゃうし、
「そもそも、アンタは生命力がハンパなく、何度、殺そうとしてもゴキブリみたいに死なへんやん」
という意味も、含まれる余地がある。
そういう意味が入る、【余地】があるのだ。
あと、
生きている人間に、「殺したことないよねぇ」は、そもそもおかしいのだ。
だって、生きていて、だから今、会話をしているのだから。
仮に、ゆかりちゃんには、生きている人間も、死んだあとの霊となった人間も、どっちも同じように見えていて、
かつ、
ゆかりちゃんは、これまで多くの人を殺していて、
「あれ? じょーじは、まだ殺してなかったハズだけどなぁ」
「おかしいなぁ?」
という状況なら、
「殺したこと、、ないよねぇ、、、」
というセリフが、ちょうど良いセリフになる。
だから、このときのセリフは、やはりホンの少し、正確さを欠いている。
なので、このときの正確なツッコミは、例えば、
「殺そうとしたことなんて、ないよねぇ」
となるハズだ。
僕は、そう思う。言わないけど、そう思う。(書いているけど)
◆〆
この記事を読んで、どんなに少なくても【2人】が、ツッコミを入れているだろう。
もちろん、その1人は、ゆかりちゃんだ。
「ふっ、『エバンゲリオン』なんて書いていて、『正確な日本語じゃない』なんて、良く言えたなぁ」
「どのクチが言う~~?」
「【ヴァ】やで!」
「正確には、『エヴァンゲリオン』やで~」
「人のことを指摘するまえに、自分の日本語はどうなんや~」
きっと、ゆかりちゃんと、最低でもあと1名と、もしかしたなら、もっと多くの人が、
そんなツッコミを入れていることだろう。
僕は、そんなnoteの読者さんと、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。
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![奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/76807197/profile_1b131e63b956beac74502f9366356404.jpg?width=600&crop=1:1,smart)