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僕なら説明し、軽く謝るよ。普通に。

我が家の愛車は、2024年5月現在、最も美しい日本車である。
MAZDA  CX-3  だ。

これはMAZDAの宣材画像
我が家の愛車「シーくん」
たった今、名付けた!

この色(セラミックメタリック)も、超~お気に入り。

フランス車のようなたたずまいで、フランス車以上に美しい。
キャプチャールーテシアより美しくて、MAZDAさんには感謝しかない。


シーくんの、前の愛車はNISSAN  LEAFリーフだった。

以下は、そのLEAFリーフに乗っていた頃の実話である。


🍀🦖🍀🦖🍀🦖

妻のゆかりちゃんは、当時、NISSAN  LEAFリーフのテレビCMがお気に入りだった。

理由は単純。木村拓哉さんキムタクが、NISSAN  LEAFリーフのCMに出演ていたから。


ゆかりちゃんのミーハーは筋金入りなのだ。

* * *

ある日曜日。

ご存じかと思うが、LEAFリーフは電気自動車だ。ガソリンを入れる必要はないが、その代わりに充電が必要になる。
しかし我が家には、充電設備がない。マンション住まいなのだ。

ゆえに、買い物を兼ねてイオンに行き充電するとか、日産のディーラーに立ち寄って充電を行なうというのが、僕たちの日常だった。


その日、LEAFリーフのハンドルを握っていたのは、ゆかりちゃん。
旧国道19号線を走行していた。

右手前方に、日産プリンスの看板が見えた。

「あっ! 充電機、空いてる!」と、ゆかりちゃんは右ウインカーを出した。

対向車が途切れるのを待って、日産プリンスに乗り入れる。
そして、即言った。

「あっ! 充電、満タンだった!」と。

接客しようとお店の中から出てきた営業マンに、「やあっ!」という雰囲気で、ゆかりちゃんは右手を上げた。

しかし、窓を開けることも無く、営業マンに説明することも無く、Uターンをした。

脳内に「?」を浮かべている営業マンを放置した。


しかも、だ。

営業マンに、「やあっ!」という雰囲気で右手を上げたゆかりちゃんの横顔は、「ニヤリ」と笑みを浮かべ、少し気取っていたのだ。


木村拓哉さんキムタクを意識したな…。


あの顔は、絶対にそうだ。
ミーハーにも程があるぜ。

僕は、ゆかりちゃんが大好きだ。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1491話です
※この記事は、過去記事の書き直しです

PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。

人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。(僕の主観です)

そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。(僕の感想です)
「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。

女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。

ご一読いただけたら幸いです。


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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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