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第403話 『ぷちインタビュー』はできなかったけど、また、長所と短所を言語化する機会になった


昨日の記事ならば、

「言いたいことは、山ほどあるで~」

とニヤニヤしながら、ゆかりちゃんが文句を言ってくるハズだった。

実際、記事を読みながら、いちいち文句を言っていた。

しかし、

kesun4 さんのコメントが、僕の『ぷちインタビュー記事』を消滅させた。

kesun4
2021/05/08 19:12
ゆかりちゃんとせりの共通点が、容姿端麗以外、ただの悪口っすね。笑


このコメントの面白さのせいで、
ゆかりちゃんの【文句を言いたい気分】が吹っ飛んだ。

僕が、「記事にするから、文句を聞くよ」というのに、

「いい! kesun4さんのコメントがすべて!」

と、ゆかりちゃんは笑った。


◆ひと言、言いたい

僕は、kesun4さんとゆかりちゃんに、ひと言だけ言いたい。

天真爛漫は悪口ではない。


◆セリとゆかりちゃんの共通点の確認

昨日の記事から、コピペする。

ゆかりちゃんとセリの共通点

⋄容姿端麗
⋄パートナーに、まったくお構いなしに、一方的に話す
⋄そして、話し続ける
⋄天真爛漫
⋄わがまま、ともいう
⋄無言で、いきなり暴力を行使する
(ギリギリ『冗談』というレベルではあるが、どちらも、かなり強く叩く)
⋄口が悪い
⋄短気


ね。

上から4つ目に、『天真爛漫』と、ちゃんと書いてあるではないか!

誰かが、
「そのすぐ下に『わがまま、ともいう』とある」
と、そう指摘するかもしれない。

なので、先に書こう。

長所と短所は、コインの「表」と「裏」のようなモノだ。


◆セリとゆかりちゃんの悪口(短所)を検証

「容姿端麗」と「天真爛漫」以外の、6つの共通点が、まるで悪口のようになっているので、
「その特徴は、長所でもある」という、苦しい説明…ではなく、
ん、んん、
論理的に説明してみよう。

⋄パートナーに、まったくお構いなしに、一方的に話す

これは、「積極的にコミュニケーションをとる」という特徴だ。

ときには迷惑な場合もあるだろうが、ときにはありがたい特徴になる。

それは、『愛の不時着』の中でも描かれていた。

ヒョンビンが演じる、中隊長のジョンヒョクや、僕は、無口な男だ。
ここでは「漢(おとこ)」という感じがふさわしいかもしれないが、ま、普通に「男」と書こう。

そういう無口な男にとっては、実は、ガンガン話しかけてくれるというのは、大変ありがたい行為なのだ。

ごく稀に、なにかに集中したかったりとか、もう眠りたいとか、忙しいとか、Voicyを聴いているとか、文章を書いているとか、文章を読んでいるとか、YouTubeを観ているとか、

ごく稀に、ほんの少しだけ、迷惑な場合があるだけだ。


◆そして、話し続ける

⋄そして、話し続ける

この特徴は、「話題がたくさんある」ということだろう。

もはや、説明不要の長所ではないか。

ま、ドラマで描かれていたように、なにかやることがある場合は、ほんの少し戸惑うだろう。

そんなことよりも、「話題が豊富」「話題が尽きない」という、長所の面が濃い特徴と言えそうだ。

観たモノ、思ったことを、すぐ口にすると、『歌詞』のフレーズになったり、noteの1記事になったりと、かなりありがたかったりするのだ。

この特徴は、中隊長ジョンヒョクも、僕、じょーじも、ともに、ありがたいと思っている。

あ、中隊長ジョンヒョクと僕に、もう1つ共通点があった。

2人とも「じょ」から始まる名前だ。

言っておくが、僕は、俳優のヒョンビンに似ているとは書いていない。
ヒョンビンのことはわからないからだ。

僕が、観て、少し知っているのは中隊長ジョンヒョクなのだ。

僕がモデル疑惑、が湧きつつある…。
僕の中でのことだ。リトルじょーじがざわついている。

ちなみに僕は、赤名リカが大好きだ。演じた鈴木保奈美ではない。(東京ラブストーリーのこと)

緑は、緑も水原希子も、どっちもスキだ。緑は大好きだ。
直子は、あまり好きにはなれないが、菊地凛子は好きだ。
(映画『ノルウェイの森』のこと)

このように僕は、登場人物と俳優を、分けて考えるクセがある。
登場人物に、もっと言うと、物語に『入ってしまう』タイプなのだ。

そして、脚本家目線で、つい観てしまう。まだ、1つも脚本を書いていないというのにだ。


話しを戻そう。


◆わがまま、ともいう

⋄わがまま、ともいう

これはもう、説明不要だろう。

裏を返せば、『天真爛漫』という長所なのだ。

『愛の不時着』を観ていて、セリが中隊長ジョンヒョクに魅かれるのは良くわかる。
でも、逆に、中隊長のジョンヒョクがセリに魅かれるのに、僕は疑問を抱いた。

ただの、わがままな不法入国者だ。
容姿端麗なわがままな女だ。

中隊長ジョンヒョクが、容姿だけに魅かれたとは、それは考えにくい。

北の中隊長は知る由もないのだから、誰かをモデルにしたのだろうが、その発言や立ち居振舞いから、人格者なのが見て取れる。

人格者が、「美しい」というだけで心を奪われてしまうのか?

それならば「三文芝居」と呼ぶしかない。

人気ドラマが「三文芝居」なハズはないと、少し、ちゃんとドラマを観たら、どうやら中隊長ジョンヒョクは、セリの

天真爛漫

に、魅かれていく。そう描かれているのだ。

今、リトルじょーじが、
「天真爛漫は、天然とも言えるゾ~」と、そうつぶやいた。

わかっていただけると思う。

僕も、中隊長ジョンヒョクも、天然さや天真爛漫さに魅かれたのだ。


◆無言で、いきなり暴力を行使する

⋄無言で、いきなり暴力を行使する

ま、これは、ここだけを切り取ると、短所ではなく『犯罪』となる。

(ギリギリ『冗談』というレベルではあるが、どちらも、かなり強く叩く)

このように僕は、ちゃんと注釈を付けている。

この特徴は、「ハードなコミュニケーションをとる」と、言い換えることができる。

そう、スキンシップなのだ。少しハードな。

これは、それを受ける男性が『冗談と受け取ってくれる包容力のある人』、という前提でのスキンシップだ。

わかりやすくするために、あえて極端に言う。

か弱い子どもに対して、「無言で、いきなり暴力」というコミュニケーションは、
さすがに、セリも、ゆかりちゃんも、行なうハズがない。

つまり、相手を選んで、そうしているだけなのだ。

相手がともに、たまたま、包容力を感じさせる男性だったのだ。


◆口が悪い

⋄口が悪い

これは、「本音を隠さない」「本音を言う」、という特徴だ。

イヤだと思ったから、「チッ」と舌打ちをするとか、ヘン顔をするとか、売り言葉に買い言葉で不要な思いまで言っちゃう、とかだ。

裏表のない人なのだ。

ちゃんと長所でもあるのだ。


◆短気

⋄短気

さあ、最後の特徴だ。

短気とは、すぐにカッとなる性格を言うが、これは、
「正直」✕「反応の良さ」
という特徴だ。

反応の良さは、
反応が良いから「良い結果」になったりもするし、
反応が良いから「悪い結果」になったりもするだろう。

どっちもあり得るのだ。

そして、正直も同じだ。
ことわざにも「正直者がバカを見る」と「正直は一生の宝」と、両方ある。

短気だから損をすることもあるだろうが、短気だから得をすることもあるのだ。

思うに、『ビジネスの成功者には短気な人が多い』、のではないだろうか。


◆〆

今日の記事をまとめると、
昨日の、一見、悪口に思えた「セリとゆかりちゃんの共通点」は、実は、

① 共通の特徴であって、それは長所でもあった

② その特徴は、それぞれのパートナーが似ているから、似た可能性もある

と、このようになる。

考えてみれば、当たり前なのかもしれない。
セリとゆかりちゃんが似ているのならば、同じような男性に魅かれるというのは、ごく普通のことじゃないか。

だから、ゆかりちゃんは、

「ヒョンビン、カッコええ~」
「萌え萌え~」
「たまらんわ~」

って言うのか~。合点がいきました。

もう一言だけ、ゆかりちゃんに言いたい。

「ゆかりちゃんが観ているのは、ヒョンビンが演じている
【中隊長のジョンヒョク】だよ」


僕は、なかなか良い記事が書けたと思っている。

ゆかりちゃんの感想が楽しみだ。
その反応を、リアルタイムで見れないのが、すごく残念だ。


僕は、ゆかりちゃんが大好きなのだ。




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奈星 丞持(なせ じょーじ)|文筆家
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