雑ではなく「大らか!」を、ふと調べてしまうのは僕の職業病
「ったく~、雑だなぁ」
ずいぶん前に僕は、妻のゆかりちゃんに、こう言ってしまいました。
これを、ゆかりちゃんは、いまだに根に持っています。
「雑じゃないからね!」
「私は『大らか』なの~」
「会社でも『細かいですね』って言われるし~」
「だから『雑』とか、言うんじゃねぇ~!」
「わかった⁈」
と、半分冗談に見せかけて、実はゆかりちゃんは、かなり怒っています。
ふと気になって、インターネットで調べてみました。
まずは『雑』。
次に『大らか』。
歯みがき粉のキャップに、歯みがき粉が付着して、「カチッ」と音が出なくなる。
この使用方法を形容した場合、果たして『大らか』でしょうか?
電気ケトルのフタをちゃんと閉めていないから、少し開いたナナメの状態。この状態で何度も湯を沸かす。
この使用方法は、心がゆったりしているさま、の『大らか』ですか?
雑です。
辞書によれば『雑』です。僕も『雑』だと思います。
にもかかわらず「大らか」と言い張って、少し暴言まじりの発言を繰り返します。
僕はそれを、ニコニコ笑って受け流します。
これが、「大らか」ですよね。
こうしてnoteに書いてしまうのは、日本や世界へのサービスです。
僕はサービス精神旺盛なのです。
面白いことはシェアしないとね。
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。
おしまい
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