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第230話 映画『えんとつ町のプペル』を、僕なりに全力(超微力)応援する記事-その④【タモリさん】
◆笑っていいとも!
西野さんは、22~23歳のときに『笑っていいとも!』のレギュラーになります。
そして、西野さんはこのように、当時を語ってます。
「全く歯が立たない」「実力、人気が足らない」「お客さんもスタッフも、みんなスマップの中居さんを求めてる」「おまえが話すと中居くんの時間が減る~、という無言の圧が凄い」引用:Voicy(2020.8.26から)
そこで西野さんは考えた。
「戦う場所を絞ろう」「本番では分が悪すぎる」「本番前のメイク室」「あそこなら、10分、タモリさんと話せる」引用:Voicy(2020.8.26から)
そして、徹底的に準備します。
「タモリさんの1週間の発言を全てチェック」「タモリ俱楽部で扱った題材を、さらに深く調べる」「前日にはシミュレーションする」「何を話すか」「はまらなかったら、次はどの手を打つか」引用:Voicy(2020.8.26から)
西野さんにとっての【本番】は、【メイク室での10分】と、そう定めたのです。戦略家西野さんの、めっちゃ凄いところです。普通、23歳で、こんなこと思いつきません。
おそらくは、この努力が実って、西野さんはタモリさんに、メチャクチャ好かれたのだろうと思います。
◆25歳 TVに軸足を置くことをやめると決意
第225話 その③で書きましたが、西野さんは25歳にして、「TVに軸足を置くことをやめる」と決意しました。
レギュラー番組を何個も抱えた『売れっ子』のときに、そう考えたのです。
だからといって、すぐに、次の打ち手が見つかったわけではなく、だらだらと、2~3週間、ただただ悶々と飲み歩いていたそうです。
唯一、決めたことは、「次は世界戦」です。【エンタメで、お客さんを喜ばす】という、子どものころからの【目的】はブレることなく、しかし、戦う場所は、日本から世界に変更すると、それだけは決めていたそうです。
そんなときに、タモリさんから、飲みのお誘いがありました。といっても、毎週1度くらいは飲む関係です。ただ、このときはなんか、呼び出しの【トーン】が違っていたそうです。
「タモリさんが『絵を描け』と、真面目に言った」「だから僕は『はい』って答えた」「僕は、この日の帰り道に、絵本作家になった」引用:Voicy(2020.8.26から)
◇ Voicyのリンク ↓
◆タモリさんの教え
このとき、タモリさんが助言をくれたそうです。
「いいか西野。絶対に時代を追うな」
「みんなが追うものを、お前は、決して追うな」
「その他大勢に、埋もれる」
「時計の針は1周して、必ず回ってくるから、その場で、徹底的に磨いておけ」
引用は、じょーじの記憶です。どこかで聞いたか読んだか、忘れましたが、ほぼほぼ合っているハズです。
◆カウント・ベイシー・オーケストラ
絵本を、ただひたすら描き続けた西野さん。楽屋でも描いて、仕事の隙間時間でも描き続けたそうです。
そんな西野さんも、一度、くじけそうになったそうです。
西野さんの絵本は、0.03ミリの黒のボールペン1本で描かれます。1枚に1ヶ月もかかったそうです。アトリエに籠って、1日19時間描いてもです。
あるとき、タモリさんと飲んでいて、ついタモリさんに、「弱音を吐いた」そうです。
タモリさんは、「そうだ、厚揚げの上手い店があるんだ」と言って、2件目の店へ連れて行きます。
タモリさんがマスターに言って、テレビから、カウント・ベイシー・オーケストラが流れます。はじめて聴く西野さんにも、「その凄さがわかった」そうです。
ここのマスターは、カウント・ベイシー・オーケストラの大ファンで、田舎に、ココとは別の店を作って、店のなまえを【ベイシー】とした。そう、タモリさんが説明しました。
さらに、タモリさんの話は続きます。
「20年後、なんとベイシーが店に来たんだ」と、「自分の名前をつけた店があるって、回りまわって本人の耳にも届いたんだな」と、そう、タモリさんが教えてくれたそうです。
【続けることは大変だけど、その先には何かがある】
西野さんが、その本質に気づいた瞬間に、タモリさんはマスターに、
「厚揚げ、ちょうだい」と言ったそうです。
あくまでも、ここに来た目的は、旨い厚揚げを食べるためという、そんな優しさも受け取ったと、そう西野さんは語っています。
引用は、じょーじの記憶です。どこかで聞いたか読んだか、忘れましたが、ほぼほぼ合っているハズです。
◆会心の絡み
タモリさんの、赤塚不二夫氏への弔辞は、メチャクチャ有名です。
すごく、胸を打たれます。ステキな弔辞です。
この弔辞について、ウィキペディアに以下の記述がありました。
2008年8月6日の赤塚の通夜、及び8月7日の葬儀・告別式に参列。告別式では「私もあなたの数多くの作品の一つです」との弔辞を読み上げた。この弔辞は7分56秒にも及ぶものであり、手にしていた紙を何度も見ながら時折涙声で読んでいたが、実際にはその紙は全くの「白紙」で、勧進帳のごとく、何も書いていなかった 引用:Wikipedia
ここからは、西野さんが語った内容です。
「この日の、このあとの番組収録」「白紙って情報がネットニュースになってて」「でも、はしゃいで良いのか」「誰も、ここに触れられない」「ADが、番組の趣旨説明のカンペを出す」「タモリさんが、めっちゃ、寄って見る」「僕は『こっちは憶えてへんのかい!』ってツッコミを入れた」「周りには、まったくウケない」「タモリさんだけは、めっちゃ『にや~』ってしてもらえた」引用:YouTube キンコン西野が語る「タモさんとの会心の絡み」 よしログ
こちら ↓ を引用しました。たった2分26秒なので、ぜひ観てほしい。
◆絵本『オルゴールワールド』
西野さんは、いつものようにタモリさんと飲んでいました。ふいに、タモリさんが質問したそうです。
「戦争が終わらない理由、わかるか?」と。
「わかんないっす。なんでですか?」と、西野さん。
タモリさんは、「愛があるから」と言ったそうです。
「愛があるから、恋人をレイプされたら、相手を憎むだろう? 恨むだろう?」「ラブ&ピースって、矛盾してるんだよなぁ」と、そうタモリさんは言ったそうです。
「植物は戦争しない」「でもなぁ、われわれには感情がある。愛がある」「さあ、どうする?」
こう、問われたそうです。
西野さんは考えました。
そして(おそらくは後日)出した答えが、
「戦争はなくならない。でも、止めることはできる」
「笑いながら、引き金を引かない」「笑っているときは引き金を引かない」
「それが、エンターテインメントの役割かもしれない」
です。
このような会話があり、タモリさんの問いに対するアンサーとして、西野さんがストーリーを考えました。
引用は、じょーじの記憶です。どこかで聞いたか読んだか、忘れましたが、ほぼほぼ合っているハズです。
こうして、絵本『オルゴールワールド』が生まれました。『オルゴールワールド』は、西野さんの3作目の絵本です。
完成し、発売されたのは、2012年11月9日、幻冬舎からです。
~~~ 応援記事、その④終了 ~~~
◆僕の応援の概要
僕は、西野さんの応援がしたい。
今、西野さんは、この映画の公開に全力投球している。
そして、西野さんのファンや、絵本『えんとつ町のプペル』のファンには、僕は、なにもする必要はない。だって、絶対に映画を観に行くから。
西野さんのファン以外。絵本『えんとつ町のプペル』を知らない人。ほっといたら、映画『えんとつ町のプペル』を観に、映画館へ行かない人。
僕は、ここへアプローチする。
知らない方へ向けて、この記事を書く。1人でもイイから、映画館に行く人を増やす。僕のnoteの記事で。
◆記事を書く上でのルール
①週2記事:火曜日、木曜日に投稿する。
②全15記事:映画公開日12月25日の、前日24日が最終記事となる。
③無料マガジンとしてまとめる。
④長文記事NG
⑤正確な情報提供という意識を捨てて、僕の記憶と感情を書く。
⑥リンクを解禁:正確な情報は、リンク先で得ていただく。
⑦西野さんの記事、言葉は、最小限にする。
⑧1記事完結
⑨いつもの〆を封印
⑩このルールを絶対とはしない
◆映画公式サイトのリンク
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