第319話 若い男というものの、ひとつの真実
昨日の記事を読んで、ゆかりちゃんは僕に、
「へぇ~『独身ですか?』って、聞かれたんだぁ~(ニヤニヤ)」
と、変な笑顔で聞いてきた。
冷やかしてますよ、茶化してますよ、という顔なのだが、なんか変だ。
・・・。
きっと、ちょっと心配も混ざって、複雑な顔になったのだろう。
◆テレビCMを観て
どの業界かも思い出せないが、テレビを観て、「ササさ~」って、思考がめぐった。
観たのは、こんなCMだ。
ーーーーー CMの説明 ーーーーー
若い女性は、部屋のベランダから手を振っている。アパートかマンションだと思う。賃貸物件かな。
下には、彼氏がいて、彼氏も彼女に手を振る。
彼女を見上げる彼氏の顔は、実に爽やかな笑顔だ。
仕事から帰宅した、って感じかな? ならば、この若者たちは夫婦かもしれない。
新婚か、はたまた同棲という可能性もゼロではない。
彼は、彼女を好きだろう。幸せそうだ。
彼女を好きで、間違いない。そういう表情だ。
ーーーー CMの説明 おわり ーーーー
僕は思った。
20代前半かな? 後半ではないだろう。2人とも若い。25歳くらいかな。
彼は彼女がスキだ。彼女も彼がスキだ。
そうと、その表情でわかる。
では、若い彼は、彼女を愛しているか?
彼女が想像する、「彼は私を想ってくれている」という想いと、若い男の「彼女を想う」想いとは、もの凄いギャップがある。きっと。
そのことを、この、幸せな彼女は知る由もない。
『愛』を語るには、『愛』という定義を明確にする必要がある。(愛の定義についての記事は、いつか、別な記事で書く)
※僕の思考は、まだ続く(ここまで、思考時間0.5秒)
◆若い男の『スキ』とは
もちろん、全ての若者がそうだと言うつもりはない。これは、僕が若い時の深層心理だ。
しかし、僕だけでもないハズだ。多くの若い男性は、同じ深層心理を持っていると思う。
その、自覚はないだろう。
そんな深層心理があるなんで、全力で否定するだろう。若い僕も否定する。
当人が気づいていない深層心理だ。当人は、その心理には、決して目を向けようとはしない、そういう深層心理だ。
若い男の『スキ』とは、
第一に、性欲を満たすための対象として、とても大事。だからスキ。
第二に、自分の株を上げるための『イイ女』『隣にいる彼女』として(ブランド品と同じように)、とても大事。だからスキ。
第三に、自分の承認欲求を満たしてくれる『支持者』として、とても大事。だからスキ。
などが上げられる。
要は、所有欲だ。支配欲もあったりする。
大事だから、大切に扱うし、磨くし、保管するし、カギもかけるのだ。
「君がスキだ」「僕は君なしではいられないんだ」「僕と別れるなんて言わないでくれ」というのは、「僕のために、僕と別れないでくれ」と、そう言っているのと、いったい、なにが違うと言えるだろうか?
愛しているのは、自分じゃないか。
と、このように、若い男の『愛』や『スキ』なんて、この程度が大半なのだ。
◆似てるっていうと、似てる
厄介なのは、愛に似ているところだ。
いなくなったら困る。
淋しい。
不便。
悲しい。
そうならないように、頑張ってギブした。与えた。
失いたくない。
別れたくない。
別れるのは辛くて泣けてくる。涙が止まらない。
似ているというか、愛を、そんな風に、ドラマや映画が描いているなあ。
◆女性は違うのでは
その点、女性は、スッと、愛へ入る若者がいるような気がする。
僕は、前世の記憶はないし、今世では女性になったことがないので、ちゃんとはわからない。
わからないけれども、スッと、愛する、そんな若い女性がいたような気がする。
若い女性にも、若い男性と同じように、所有欲の恋に落ちる人もいる。ただ、男が大半なのに対し、女性は大半ではないと感じる。
また、所有の恋は、それに落ちた少数派の女性の場合でも、それは早い段階で卒業する気がする。中学生や高校生とかで。
女性には、母性が備わっているからかな?
◆無条件での信頼
『無条件で信頼する』
これが、1つのリトマス試験紙かもしれない。
本当の愛と、勘違いの愛の、その相違点だ。
若い男の大半は、無条件では、女性を受け入れられない。
彼女なのにエッチを拒まれたら、「付き合っている意味がない」と、そう考える若い男が、めっちゃ多いハズだ。
男は、条件を吟味し、「信用できるor信用できない」を判断する。←これが、思想とか心の、ほぼド真ん中にある。
一方女性は、例えば、生まれた子どもを無条件で愛し、肯定し、信頼し、受け入れる。
女性は、愛するときに『吟味』など、ド真ん中なんかには置かない。っていうか、そんなの無いのかもしれない。
ちなみに、父親だって、わが子を愛する。
でも、女性が、心や魂で、全身で愛するのに対し、僕の場合は、余計な脳も使用して愛そうとした。
「僕の子だ」「愛さなければ」「僕に似て、ブサイクにならなければイイが」「女の子がブサイクだと、思春期が辛いぞ~」「妻に似てくれ~」などと、純粋な『愛』ではなかった。
無条件の愛ではなかった。(ここは、僕だけの『変』かもしれない)
結婚詐欺師に、お金をだまし取られるのも、圧倒的に女性が多い気がする。
人は、それを、「愚か」というのかもしれないが、でも、それはもしかしたなら、「愛したから」なのかもしれない。
◆結論
30秒のTVCMで、ここまでを「ササさ~」っと、僕は思ってしまった。
こんなんだから、僕はゆかりちゃんに「めんどくさいヤツやなぁ」って言われるのだろう。
僕自身は、なかなかに、鋭い考察をする、イイ男と、自分では思うのだが。
そして僕は、この数日後に、『幸せになる勇気--自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ』岸見 一郎, 古賀 史健著 を読んだ。
そこには、まったくもって想像もできなかった『愛の定義』があった。
著者は、「平易な言葉」「誰にでもわかるように」と努力したようだが、真の理解は超難解で、浅い理解でも、なかなかに難解だ。
ましてや、その【実践】とは、きっと「愛するとは、これほどに厳しいものなのか」と、安直な世界に逃げ出したくなるだろう。
いつか、僕の言葉で、僕の実践の実例も踏まえて、記事にしたいと思う。
◆D・カーネギー著『人を動かす』
◆草薙龍瞬著『反応しない練習』
◆スティーブン・R・コヴィー 著『7つの習慣』
◆岸見 一郎, 古賀 史健著『嫌われる勇気』
◆岸見 一郎, 古賀 史健著『幸せになる勇気』
◆相田みつをさんの著書や作品
上記の教えは、共通点が多い。
一度、各教えをバラバラに分解し、そのすべてを再構築し、僕とゆかりちゃんとの体験に落とし込み、日常を例えにして、おもしろく、超絶にわかりやすい、そう、13歳にもわかるような、そんな記事にしてみたい。
壮大すぎる構想だし、僕の書きたいことの最上位ではない。(だって、なんなら、このままでもイイんだもの)(マンガ化もされるだろうし、されているし)
だから、構想止まりになるかもしれない。
でも、それでも僕は良いのだ。
染谷和巳氏は、『組織の行動学』の中で、青春の条件を10個上げている。その1つ目が「まだ叶えられてない大きい夢を持っているか」だ。
近々、10個すべてを紹介するが、僕は青春の条件を満たしている。
僕には、まだ叶えられてない夢が、いっぱいあるのだ。
僕は今、青春のド真ん中だ。
◆〆
これを読んで、ゆかりちゃんは、
「CMで浮かべる妄想が、長っ!!」
「じょーじは、無条件で、わたしを信頼しているか?」
「そこに愛はあるんか?」
って言うだろう。
僕は、愛の階段の、1段目に、足をかけたのではないか? と、そう思う。
(これも、幸せになる勇気からの引用した表現)
そう自覚している。
ここからが愛なのだ。
愛とは、なかなかに厳しいものなのだ。
今、僕が自信をもって言えるのは、「僕は、ゆかりちゃんが大好きだ」だ。
◆コゆ喜(こゆき)
「コメントでゆかりちゃんを喜ばそう」を、略して「コゆ喜」。「こゆき」と読みます。
とにかく、「コメントで、ゆかりちゃんを、喜ばしていただきたい」という企画です。
ルールは、記事の内容をからめたコメント、という1つのみです。
皆さんにも、ボケていただきたい。
ツッコミを入れていただきたい。
イジっていただきたい。(愛のあるイジりで)
ゆかりちゃんのかわりに、じょーじを、叱っていただきたい。(愛のあるお叱りで)
とにかく、ゆかりちゃんを『笑わしたり』『腹筋をつらせたり』『うならせたり』『感動で泣かしたり』『感心させたり』、なんでもかまいませんので、ゆかりちゃんを喜ばしていただきたいのです。
楽しませていただきたいのです。
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