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象って硬い? 柔らかい? 前提が長く、最後に「あっ!」って思ってもらえる話

じょーじの昼礼です。
今日は『知ってますよね』というテーマです。

3分以内に終わるスピーチです。

西野さんのVoicyのタイトル、『西野さんの朝礼』を真似しています。
朝礼的に発信するスタイルを真似していますが、内容は真似していません。

◆一見、反論できそうにない主張

≪スピーチ開始≫

「人を殴ってはいけません」
「ましてや、殺人は許されません」

これは、反論できない意見です。


「手伝ってあげたのに『ありがとう』のひと言もなく、残念な気持ちになった」

これも「そうですよね」と、同意しかありません。


◆寓話『盲人と象』

知っている方も多いと思います。『盲人と象』という寓話があります。

生まれながらに目の見えない6人の僧侶が、象を触ります。
生きているインド象です。
僧侶たちは「象とはこのようなものだ」と語りますが、それぞれの言うことがまるで違うのです。
例えば、
を触った盲人は「石のように硬い」と言い、
を触った盲人は「うちわのように柔らかい」と言うのです。
僧侶は皆、自分が正しく、相手は間違っていると思いました。

この寓話は、「私は絶対に正しい」という思いは、決して正しいとは限らない。
また、「あの人は絶対に間違ってる」という『あの人』にも、『あの人の正しさ』があると、そう私たちに教えてくれています。


◆もう一度、一見、反論できそうにない主張

「人を殴ってはいけません」
正当防衛が該当する場合なら、いかがでしょうか。

「殺人は許されません」
戦争は?
もの心ついたときには、銃を分解してメンテナンスをしていた、そんな紛争地域の子どもはどうでしょうか。
私たちのような常識は、持っていないと考えられます。

「手伝ってあげたのに『ありがとう』のひと言もなかった」
手伝ってもらった人は、本当はすべてを自力で成し遂げたかったのかもしれません。


◆まったく違う意見に対して

まったく違う意見に対して、
「そんな考えはオカシイ」
「間違っている」
「低レベルな考えだ」

などと、『批評』することはやめましょう。批評グセを捨てましょう。

批評するのではなく、
「あなたはそう思うんだね」
「あなたはそう考えるのかぁ」
「私とは違う考えなんだね」

『理解』するのです。理解に努めるのです。


◆核心

さて、ここからが今日の話の核心です。

ここまで私が話した内容は「知っている」という方が、多いことでしょう。
しかし、
「実行できている」という方は、まだまだ”少数派”ではないでしょうか。

私は日々、実行しようと心がけます。
実行していなかったなら、ぜひ、ご指摘をお願いします。



スピーチ終了



◆この記事の目的

読んでいただいた方に、朝礼などのスピーチに使っていただくことを目的としています。

どうぞ、ご利用くださいませ。
アレンジもご自由にどうぞ。


◆朝礼での話し方

見出しを飛ばして読むとスピーチになる。そのように心がけて書きました。

見出しの所では、少し間を置くと良いと思います。


◆〆

カーリングが始まりました!
大好きなんです。

カーリングが、です。
カーリングというゲームが面白いのです。

しかし、時間が! ゲーム時間が長い!


ゆかりちゃんはカーリングに見向きもしません。

漬物石とデッキブラシではない。
そこから語りたいところですが、やめておきます。


僕は、ゆかりちゃんが大好きなのです。




おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第679話です

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