第486話 結論ありきで人の話を聞くのは失礼で、イライラがモヤモヤします
例によって備忘録です。
僕のために書きますので、説明が足らず分かりにくいと思います。
すべての方に分かるように書くとなると、大量の前提共有が必要となるので、スパッと諦めました。(むしろ清々しい!)(でた!自画自賛!)
ご容赦くださいませ。
なお、時系列で、かつ、一筆書きします。
でないと、「どんだけ~」ってくらいに時間がかかりそうですので 汗
時間かかるのですが、中身は、大したことじゃないんです。
でも、忘れないように、残しておきたいのです。なんかスミマセン。
◆ゆかりちゃんの疑問 その1
「キンコン西野さんが、失言したんだねぇ~」
「え?」
「なんか、謝罪しているよね」
「ん? 切り抜きされた報道じゃない?」
で、ゆかりちゃんが転送したのが、
という、ヤフーニュースでした。
「よくある、切り抜き&貼り付け報道だよ」と説明して、僕は、この説明で充分だと思いました。
◆ゆかりちゃんの疑問 その2
しかし、ゆかりちゃんは納得しませんでした。
記事の中に(原文ママ)とあったからでしょうか。
さらには、僕がリツイートしたTwitterも見ていたようです。
こちら ↓
これを、僕がリツイートしていたから、
「いや、謝っているよね?」
「つまり、、、」
「さっきのヤフーニュース、事実を書いているよね」
という理解だったのです。
◆僕は、少しイライラした
今、そのとき「なぜイライラしたのか?」を、分析してみます。
① 僕の大好きな西野さんを、「理解しない側」に、ゆかりちゃんがいることが気に入らなかった
② 僕の、過不足のない分かりやすいはずの説明を聞いて、それでも「分からない」と言われて、僕の説明能力を否定された気分になった
③ ややこしい説明をしないと、ゆかりちゃんの誤解は解けそうにないし、でも、そこまでゆかりちゃんが興味があるとも思えない
④ でも、このままウヤムヤのままでは2人ともスッキリしない
⑤ ということは、時間がかかると予想できる
(まだ、standエフエムも投稿していないのに!? これから説明?)
⑥ なのに時間がかかったことは、きっと【僕のせい】になる
これらが、1~2秒で、僕の心に浮かんだからです。
話の長いヤツという汚名を覚悟して、説明に挑むしかなかったという感じでした。
そして、長い時間を使っても、「ちゃんと伝えられた」という結果は、難しいのではないかという予感を感じていました。
さらに(繰り返しになりますが)、その長い説明も、正しい理解も、決してゆかりちゃんは求めていないと思ったのです。
ゆかりちゃんの主張は、
「このネットニュースを見た私の感想は、間違ってなんかいない」
「間違いだというのなら、分かるように言って」
ということだったと思います。
◆巧妙な、切り貼り
よく見ると、ヤフーニュースの中の、「スポニチ」のニュースなのですね。ややこしい。
まったく同じ内容が、「日刊スポーツ」としても、ヤフーニュースに上がっていました。
この辺が、よく分からないし、僕は興味も持てません。
僕は、ネットニュースをほとんど見ませんので、僕のPCもスマホも、平和そのものなのです。
良く、「ネットは誹謗中傷やバッシングだらけだ」と聞きますが、僕のPCやスマホには、そのような情報が届きません。
僕の検索結果などから、なにやら、AI様なのでしょうか? 最適化をしてくださっているのでしょうか?
僕の、FacebookもTwitterも、ものすごく平和なのです。
そのせいか、ネットニュース(スポーツ新聞社?)がアクセスを得るために、ここまでしているとは僕の想像を超えていました。
◆単語ではなく文章を読むと・・・
「東京五輪の開会式で世界に向けて発表したドローンは、『これ、美味しいので、一度食べてみてください』とアメリカ人にマクドナルドを出しているようなもので……その恥ずかしさに気づいていないのは日本人ぐらいだよ」と言ったら、死ぬほど怒られた。
マジでごめんなさい。
この、西野さんのツイートですが、おそらく、ゆかりちゃんは「単語」しか拾っていないと思います。
死ぬほど怒られた
と、
マジでごめんなさい
です。
では、文章全体を、きちんと読んでみましょう。
①東京オリンピックでのドローンは、
②マクドナルドのハンバーガーに例えて言うとね、
③その発祥地で本場のアメリカ人に「これ美味しいですよ」と自慢げに差し出したような行為でね、
④しかも、その恥ずかしさに気づいてないんです
⑤日本人だけ(世界の大半は「あらあら」って思った)
で、
⑥死ぬほど怒られた
⑦マジでごめんなさい
⑥⑦は、後回しにしますね。あとで説明します。
インテルのドローン、つまり、アメリカの会社です。
アメリカ人も、中国人も、世界中の多くの人が、ドローンをあのように使う演出はガンガン観ていて、もはや見慣れた光景なのです。
それを、まさか⁈
世界に向けて「どうだ!」と表現するはずの、オリンピック開会式で行なうの?
しかも、台数とかクオリティが、少ししょぼいし・・・。
世界は、こう思っただろう、という意見です。
ちなみに、だからビートたけしさんも、
「世界に恥ずかしくて行けないじゃないか」と、TV放送でガンガン酷評したそうです。
さて、
この西野さんの文章では、「誰に」怒られたかが書かれていません。
「なぜ」怒られたかも書いていません。
誰だと思いますか?
なぜだと思いますか?
あの演出を実行した方? 制作指揮した方?
本当ですか? 怒りますか?
僕のnoteの文章を酷評されたなら、もちろん僕は傷つきますが、でも、僕が「こら!」と怒るのは、お門違いではないでしょうか?
評価は、「見た人がするもの」ですから、受け入れるしかないはずです。
第三者でしょうか?
「そんなヒドイことを言うんじゃない!」「制作した関係者が可哀そうじゃないか!」というお叱り?
ヒドイことを言うなと、ヒドく叱る?
まともな人なら、「まともな意見だ」とか、「私はそうは思はないが、そういう考えの人もいるのだなぁ」などと、1つの意見と捉えませんか?
西野さんのアンチの方は叩いたかもしれませんね。
◆前提となる情報量が違いすぎる
僕は、この1年半、ウソ偽りなく、西野さんのVoicyを全て聴きました。
聴き始めたときから半年間は、毎日の配信と、未聴の過去回を聴きました。
オンラインサロンに入会してからは、毎日の投稿記事を必ず読んできました。
僕とゆかりちゃんとでは、【西野さん情報量】が違いすぎるのです。
自慢したいのではありません。説明したいのです。
僕にとっては、西野さんの発言は全部つながっています。
絵本えんとつ町のプペルにしても、
映画えんとつ町のプペルにつながっていて、
そして、絵本『みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~』に、つながっています。
もっと言うと、
Dr.インクの星空キネマも、
ジップ&キャンディ ~ロボットたちのクリスマス~も、
オルゴールワールドも、
これらの絵本も、全部、つながっているのです。
そして、
どうやら西野さんが過去に、さんざんバッシングを受けたことも、
炎上芸人と揶揄されたことも、
それでも、作品を届けるために、
クラウドファンディングを活用して、「ネット乞食」や「宗教」「詐欺」と叩かれたことも、
絵本の全ページ無料公開をして、「クリエイターが食えなくなるだろ!」「ダンピングだ!」と、無数の石を投げられたことも、
いまだに西野さんのアンチが、どうやらいるようで、何かにつけて叩くらしいことも、
アンチが叩くと、かえって作品の認知が広がるので、西野さんは「火消し」に労力を割かないことも、
逆に、アンチ活動する人に憑依し思考して、そっち側の人間にも寄り添ったり、
アンチ活動する人の、アクションが遅くなるから、
例えば、クラウドファンディングを否定した人は、クラウドファンディングを行ないにくくなる、とか、
YouTubeを否定した芸人は、YouTubeを行ないにくくなる、など
なるべく、そうならないように、発信に工夫を加えたりとか、
論破することを昔はしてたけど、それは誰も幸せにならないと気づいて、
「やめて~~~」という芸風をあみ出したのかなぁ、とか、
怒られてないのに「ごめん」っていうボケをするとか、
全部、つながっているのです。
◆じょーじの見解
西野さんに聞いたわけではないので、100%の正解とは言えません。
僕の「見解」です。
このツイートは、
サロンメンバーに向けてのツイートだと思います。
今日のこの記事で説明したような解説が、西野さんのサロンの記事に少しあって、
僕は、
「へ~、そうなんだ~」
「僕は、実のところ・・・」
「開会式で、地球が空に浮かんでいて、『スゲー』って思ったんだよなぁ」
「僕も、遅れてんだぁ~」
「その、開会式の2倍以上の数のドローンの映像や…」
「最近ギネスを更新したという映像とか、今度、検索して観てみようかな」
と、思っていたのです。
そんなタイミングでの、西野さんの、このツイートでした。
ちょうど良くって、「ありがたい、観てみよう」と思って、
観たら凄かったので、「知らない僕みたいな人のために」と、
僕はリツイートしたのです。
リンク前の、西野さんの文章は、
サロンの記事やVoicyで、西野さんが軽くかます、毎度毎度のお馴染みの、
「冒頭ボケ」です。
なので、僕は、軽く読み飛ばしていました。
「はいはい」という感じでした。(内容も憶えていなかった)
◆この説明は、ムズイ
ただ、このようなことを理屈だけ説明したのでは、「苦しい言い逃れ」と、聞こえかねません。
文化を共有して初めて理解できる、そういうことだと思うのです。
なので、
サロンの記事の冒頭の、ボケの文章を、2個か3個、僕は、ゆかりちゃんに読んで聞かせました。
Voicyの冒頭のボケも、いくつか聞いてもらいました。
なんだかんだで、1時間以上、説明にかかりました。
僕たちの収録したstandエフエムの投稿も、まだ終わっていません。その作業の途中でしたから。
ゆかりちゃんは、
「わかった!」
と言いましたが、僕には、
「長いから、もういい」
と、聞こえました。
◆今度は、モヤモヤ
モヤモヤが残りました。
(このモヤモヤは、なんなのだろうか?)と、僕は自己分析を始めました。
この時は、
超絶に分かりやすい『比喩』が浮かばなかったことで、自分を責めました。
絶好の『たとえ話』が浮かばなかったことに、悔しさを感じていたのは事実です。
リトルじょーじが「お前、それでも文筆家なの?」と、僕をいじるのです。
でも、それだけでもない「何か」を感じてもいました。
◆一夜明けて
僕の『ヒアリング』が悪かったんだ! と気づきました。
まず、ゆかりちゃんが、
『なに』を、
『どう』、理解しているのかを、正確に把握すべきだったのです。
それも、僕の、脳や、耳や、目ではなく、
ゆかりちゃんの、脳や、耳や、目になって、考えて、聞いて、見て、と、
きちんと、理解することに努めるべきでした。
この、丁寧な確認を省くのは、僕が、
言いたいことありき
の姿勢です。
聞いているようで、僕の言うセリフは決まっていて、ゆかりちゃんの疑問に寄り添っていません。
◆良い例え
「死ぬほど怒られた」
「マジでごめんなさい」
を説明する、分かりやすいたとえ話が、まだ見つかっていません。
U字工事が、「ごめんねごめんね~」って言っても、あれは謝っているわけじゃないから。ネタだから
それと、ほぼ同じだよ
なんか、ちょっと違います。
近くはあるけど、メッチャ的を射てはいない。
4のつく方が、ズバッ!と、例えてくださることを期待しています。
(昨日のコメントには爆笑してしまった)
◆〆
コメントを気にして、ゆかりちゃんが俳句に手直しをしました。
いざ食べる
育てたスイカは
哀しいな
これを僕が、要らん、手なおしをします。
食べる段
育てたスイカは
ちと切な
いかがでしょうか?
とにかく僕は、
ゆかりちゃんが大好きなのです。